山行報告 2008年度 (20084月〜20093月)



1604回報告 比叡山(848m)と峰床山(970m)


    実施日 45日(土)〜7日(月)      係 飯島 和子  記録 御園 倍博

    報 告  
     5日) 初日は新幹線とバスを乗り継いでの旅であったが、京都市中は桜満開
       と土曜日が重なったため、人と車で大渋滞であった。その分、鴨川
       沿いを走る際は、ゆっくりと桜見物ができ、なかなかの風情でありま
       した。バスは大原を抜けるあたりからようやく山間部へと進み、京都
       府から途中(正式な地名)のトンネルを越えると滋賀県にはいり、さ
       らに北上を続ける。この道路が京都から小浜(NHKの朝ドラ、ちり
       とてちんの舞台)にいたる有名な鯖街道で、ほぼ中間点に今夜の宿し
       ゃくなげ荘があった。

  (6日) 宿の好意で伊賀谷沿いの林道を中程まで車で送って頂いた。深い谷間
       の林道は雪も残っていた。沢沿いの道を渡渉と木橋の渡りをそれぞ
       れ34回繰り返し、左の派生尾根を登りきると中村乗っ越しで、
       10分ほど下るとこの地方では珍しいとされる高層湿原の八丁平につ
       く。峰床山へは雪が多い左回りは避け、右回りのオグロ坂峠径由で登
       った。山頂から峠まで戻り、鎌倉山に向かう。標高はさることながら
       小さなコブの連続で、鎌倉山までの間、10個まで数えたが後は不明。
       鎌倉山から下り坂となりブナ平を経てバス停坊村までひたすら下り、
       予約のタクシーで民宿大原の里へ、民宿といっても、さすが京都、
       門構えも立派なたたずまいの温泉宿であった。

  7日)通常は8時からの朝食を山屋のため、1時間早く用意してくれた、お陰
      で以後の時間調整に大いに助かった。宿から30分で登山口につく。
      ここから仰木峠、水井山、横高山を経て比叡山までは東海自然歩道と
      認定された道を歩くことになる。只、残念なことに水井山の手前で雨
      とともに風も左下琵琶湖方面から吹上げてきたため、雨具を着用、
      以後、山中の記録的なものは割愛させていただく。最終の比叡山山頂
      も避け、天台宗総本山延暦寺の根本中堂に行く。ところが入り口で雨
      具を脱がなければ山内できないとのことで、門外でお参りを済ました。
      下山は山頂からケーブル〜電車〜バスを乗り継いで京都駅に帰る予定
      であったが、延暦寺バスターミナルから京都駅直通バスが1時間30
      後に出るとのことで、レストハウス内で着替えと昼食をゆっくり済
      ませて駅へと戻った。

  コース&タイム   
     5日)新横浜10:16==京都駅13:40=バス=出町柳駅14:55=バス=梅の木16:23
         ・・・しゃくなげ荘(泊)
   6日)宿舎=送迎車=林道終点7:10・・・中村乗越9:15八丁平9:25…オグロ坂峠
     10:00…峰床山10:30・・・オグロ坂峠11:25…昼食12:30倉山13:00
     …坊村バス停15:10(タクシー)==民宿大原の里(泊)
   7日)宿舎7:55…登山口8:25…仰木峠9:32・・・雨衣着用(10:30)…水井山10:50
        …槙高山11:10…釈迦堂12:05・・・根本申堂12:55山頂レストハウス
     14:34(バス)==京都駅15:50(解散)

    参加者     14




1605回報告   秩父御岳山1,081m)


    実施日 412日(土)                 係 和智 邦久 

    天 候 晴れ                     記録 青柳 征勝

    報 告 車窓から見える秩父の里は、桜の花盛りだった。三峰口から先は険しい山
       の中、奥に奥秩父の山が冬の佇まいを見せている。登山口の普寛神社に参
       拝し登りだす。沢沿いの道は岩石多く歩きにくい。白濁した澤水の流れは
       小滝の連続の感だ。足元には二輪草やスミレが咲き、上を見ればアブラチ
       ャンやキブシの黄色の初春の花が、急登の苦しさを癒してくれる。
           御嶽山の山頂から雪を纏った甲武信から雲取の奥秩父の山々、両神から御
       荷鉾の西上州の山が我々を迎えてくれた。昼食後来た道を引き返し、大滝
       温泉で汗を流し帰路に着いた。


      
              普寛神社

                    
                               御岳山頂上

  コース 横浜駅6:29==8:08熊谷駅8:14==9:46秩父三峰口駅=タクシー=落合10:15――
  タイム 12:20秩父御嶽山13:00――14:50落合――大滝温泉16:23=バス=秩父三峰口駅
          16:46==17:53熊谷駅17:56==19:33横浜駅

   参加者  10






1606回報告  秩父ミューズパーク(本部集中)

    実施日 413日(日)  天候:曇りのち小雨        係・記録 芹沢 

    報 告  今日は年に一度の新ハイのお祭り、生憎の空模様の中、湘南新宿ライン
       と秩父鉄道を乗り継いで秩父で下車、コースは駅からまっすぐ伸びて、
       長大な秩父公園橋を渡り、左の小道に入るとやっと農村らしい景色にな
       り、少し登ると江戸巡礼古道に出る。足元には白いイカリソウの群落や
       青いタチスボスミレが眼を楽しませてくれる。花時にはさぞや美しい梅
       林の道を登りきるとそこはもうミューズパークの一角、我々と同じ年恰
       好のグループが幾つも現れ、急に賑やかになる。会場の中央広場まで満
       開の桜並木が続く。会場には丁度12時に着く。
            1時からいよいよ催しが始まる、支部紹介ではHさんの用意してきた風船
       が大いに盛り上げてくれる。続いて無名山塾主宰の岩崎元郎さんのスピー
       チ、毎年のことだがハンドマイクの性能が今一で突然聞こえなくなったり
       するのだが、あわてずそれを笑いに変えるあたりは流石だなと思った。
       要旨はステッキにあまり頼りなさんなというお話しだった。最後は恒例の
       福引抽選会、支部は例年になく当りが出ず、やっと最後のほうで当りが出
       始める。
            帰りは小雨が降り始めたので、往路を戻り、行きに寄らなかった23番音
           楽寺を見学して帰路に着いた。ここも花の寺であった。

    コース 横浜7:05==8:46熊谷9:09==10:18秩父10:25…10:40秩父公園橋11:00
           江戸巡礼古道12:00秩父ミューズパーク14:30…15:25…23
       音楽寺15:35…16:25秩父16:45==熊谷17:56==19:33横浜

    加者  15




160回報告     1103m

    実施日 420日(日) 晴れ/曇           係・記録 竹尾亮三 

    報 告 人気と見頃の花の為、増便・超満員のバスに乗り、予定より30分遅れで、
       ニリンソウの群生が咲き、桜満開の登山口を出発した。急登の尾根をしば
       らく行くと見頃の薄ピンクのイワウチワの群生が迎えてくれる。急登が続
       き、満開の薄黄色のヒカゲツツジの大群生の連続が現れると感動、急登の
       喘ぎを忘れさせてくれる。ところどころロープが助けてくれる。ヒカゲツ
       ツジに混じり、ミツバツツジも見頃で、コントラストがすばらしい。山頂
       からの展望は三頭山など近くの山々のみで、遠くの山々は雲隠れ。満員の
       山頂で昼食を済ませ、皆、満足の笑顔を記念撮影する。下山もヒカゲツツ
       ジ、ミツバツツジが見られる尾根コースを、5つのピークを上下し急坂も
       ロープを補助に慎重に下り、バス停近くの「びりゅう館」に予定より早く
       到着する。見頃の花の群生に出会えた満足感と大パーティの無事下山に感
       謝し乾杯する。

    コース 上野原駅8:50==八ッ田(登山口)9:40--10:05坪山11:55--12:45
    タイム びりゅう館14:40--15:40中学校前バス停15:45==15:51上野原駅
           16:40==16:51八王子

    参加者 16




1608回報告   土湯温泉沼めぐりと花見山


    実施日 418日(土)〜19日(日) 両日とも雨     係・記録 澤野正明 

    報 告 18日 東北地方南部で大雨洪水注意予報が出ていたため、温泉に直行
          秘湯を満喫した。

       19日 小雨になったので花見山へ向かう、福島駅から花見山号という
          臨時バスが出ていて雨にもかかわらずバスは満員で発車。
          現地では大勢の観光客と共に60分コースで花々を楽しんだ。
          咲いていた花は、レンギョウ、サンシュユ、ハナモモ、ボケ、
          ヒガンザクラ、ヒウガミズキ等で、その他、出猩々(楓)の
          真っ赤な新芽が美しかった。

    コースタイム 
     
    参加者 4




1609回報告   さきたま古墳群


    実施日 420日(日)             係 祖父川精治  記録 小池廣治

    報 告  行田市さきたま(県名の発祥地)の国指定古墳群を探訪。その規模の大きさに
         感心。国宝「金錯銘鉄剣」が出土した稲荷山古墳など11ヶ所の史跡が点在し、
         そのうち二子山古墳は15mの高さがあり、我々は早速登高して赤城、榛名、
         妙義などの山座同定を楽しんだ。なお秀吉の小田原攻めのとき石田三成の水
         攻めにも屈しなかった。
          名城忍城はこの近くにあった。石高に由来する銘菓「十万石」は有名。
         帰りに寄った西浦和駅から徒歩20分の自生地ではサクラソウ祭りが開催中で、
         広い草原の中に点々と群生している様子を観察出来ました。説明板によると河
         川敷工事のため浮間が原などの自生地は全滅し、荒川流域ではここ田島が原
         が唯一のものになったそうです。

    コースタイム 略  

    参加者   5




1610回報告   三ツ峠山から母ノ白滝


   実施日 426日(日)            係 竹尾亮三  記録 谷 眞理子

   報 告 当日は、曇り空でもやのかかる三ツ峠登山口より、6名のメンバーがジョーク
      と笑い声をにぎやかに響かせながら、ぬか床同様の登山道を登りつめ三ツ峠
      山荘へ出る。頂上は7度、小雨も降り出し、楽しみのランチも皆、早食いとなる。
      下山も早めにとりかかる事になり、足早に天上山、母ノ白滝コースへ入る。
      春の名残りの雪がまだ残っており、天上山ルートを左に見送り、分岐は右へ入る。
      足元はすばらしい程ぬかっており、歩行に手間取ったが、やがて落ち葉のルート
      へ変化し回りがもやの為、まるで幽玄の世界へ踏み入ったようでした。
       林相がヒノキの雑木林になるころ川の流れの音がし、頭上には豆桜、キブシ、
      ダンコウバイ、足元にはエイザンスミレ、タチツボスミレ等が咲き競っていた。
      母ノ白滝は水量が豊富な為、皆大喜びでした。川の流れに沿って歩き、廃屋の
      前を抜けると、アスファルトの歩行を余儀なく始まるが、すぐ目の前にある、河
      口湖浅間神社内の大木を仰いだ後は、天水温泉へ疲れた足を引きずり、黙々
      と歩く。やっとたどりつき一浴後、タクシー使用にて河口湖駅へ行き、解散しまし
      た。

    コース  河口湖駅9:35=バス=10:30三つ峠登山口…三つ峠山荘11:50頂上12:00
    タイム  (昼食)…三つ峠山荘12:40天上山、母ノ白滝分岐12:55林道黄ゲート13:40
          …林道鉄塔下入口13:55上段の滝14:25下段の滝14:30河口湖浅間神社
          15:00天水温泉15:35河口湖駅17:00
 
    参加者   6

         
                    ヒトリシズカ                   母ノ白滝
                                   




1611回報告   大野山723m)〜丹沢湖


    実施日 429日(火・祝)        係 齋藤郁夫  記録 今井麗子

    天 候 晴れ

    報 告 ゴールデンウイークとあって谷峨駅は混雑していた。皆、私達と同様、
       大野山の山開きに参加する人たちか? 総勢16名の大所帯なので、A班、
       B班に分けて出発する。
       橋を渡り、良く整備された遊歩道を登る。足元の小さな花々を眺めながら、
       緑の牧草地を登り、山頂をめざす。山頂近く、植林のボランテアの人たち
       がクヌギの苗を植えていた。ご苦労さま、山頂は大勢の人たちが、牛乳の
       配布に長い行列をつくり、とてもゆっくりとできる雰囲気ではない。
       山開きの行事をあきらめて、少し先の静かな場所でゆっくりと昼食をとり、
       丹沢湖に向かう。もう登りはあまりないかと思いきや、なかなかの急登の
       アップダウンの繰り返しに、これって「やや健?」て思うほど。でも何と
       か涼しい風に助けられ無事下山。さわやかで楽しい一日でした。ありがと
       うございました。

    コース 谷峨駅8:40山頂10:50…山頂下11:0512:00…秦野峠分岐
    タイム 13:15丹沢湖14:45

    参加者 16





1612回報告   鍾乳洞と滝のみち


    実施日 日(日)           係り 春日井孝行 記録 服部八重子

    天 候 晴れ

    報 告  前日が雨で順延の山行です。五日市よりバスで30分。まずは大岳鍾乳洞
       を探検する。腰をかがめて水のしたたる洞穴に進むと突然パラダイスが現れ
       宮殿のようでした。大滝は、前日の雨で水量が多く30mの落差より落ちる滝は
       いさぎよい音と共に、水しぶきは、吹雪のようでした。綾滝、天狗滝と、新緑
       をバックに、それぞれのスタイルで、楽しませて下さいました。
       
  コースタイム
       鍾乳洞入口8:50・・・鍾乳洞9:30・・・10:10・・・大滝10:55・・・富士見台12:40
           (昼食)13:25・・・綾瀬の滝14:40・・・天狗の滝15:0015:25・・・千足バス停
           15:5016:10=五日市駅17:00

    参加者  4




1614回報告  丹沢主稜 檜洞丸1600m〜蛭ケ岳(1672m)
       〜塔ノ岳(1491m〜大倉

    実施日 17日(土)〜18日(日)   係り 齋藤郁夫  記録 小澤勝太郎

    報 告 
    517日(土) 天候:晴れのち雨 山頂ミゾレ
      谷峨からのバスは30分で935分に西丹沢自然教室に到着、30人以上は
     いる。若い人のグループが多い。みんな「ツツジ」がお目当てれ天気は晴
     れで期待ができるぞと思う。登山届けを出して、東沢沿いに対岸の新緑を
     楽しみ、平坦な木漏れ陽のなかを快適に歩く。ゴーラ沢出会いから急登に
     とりつき、ゆっくり登る。
         お目当ての「シロヤシオ」「トウゴクミツバツツジ」はちらほら。
        満開を期待していたが3分咲き程度、12週間は早いか。それでも新緑の
     中に可憐に咲くつつじを皆で愛でながら登る。山頂近くで激しい雨が落ち
     てきた。幸いコバイケイ草保護の木道近くだったのでスリップの心配もなく、
     豆桜の満開を楽しみながら、桧洞丸山頂の青ケ岳山荘に1415分到着した。
        夜には小屋が縁での結婚披露宴に遭遇、我々も拍手とお酒でお祝いに参加し、
      楽しい時間を過ごして就寝。

      518日(日)天候:曇り 霧時々薄陽
      昨夜の小屋は寒くなく、皆十分眠ることができたようでした。
     今日は神奈川県最高峰の蛭ケ岳を経由して大倉まで歩程約8時間のロング
     コースです。6時10分に出発。前日の雨でスリップが心配されたがまだ歩
     かれていないためか意外と問題はない。遠くガスの中に見え隠れする峰は
     深山の趣を漂わし、周囲の緑はまだ芽吹いたばかりの遅い春である。反対
     コースからの登山者も多い。花博士である柿沢さんより、コイワザクラ、
     イワカガミ、マイズルソク、イチゲ、アセビ、豆桜等々教えてもらう。なか
     でもコイワザクラの群生、豆桜の古木の見事な枝ぶりには嬉しくなる。
         蛭ケ岳から丹沢山における熊笹の変化に富んだコースは、いつも表丹沢の
     雑木林ばかり歩いている私には新鮮な感じで、齋藤さんの言う「今さら丹沢、
     されど丹沢」の山深さが実感できたコースでした。最後の塔ノ岳の登りでは
     ヘロへロになり、大倉着は17時で合計所要11時間、久々によく歩いたなと思
     う、充実感のある楽しい山行でした。
       
  コースタイム
     (17日)
       谷峨9:10=酉丹沢自然教室9:50−ゴーロ沢出会10:50−尾根直下
       ベンチ13:20−桧洞丸・青ケ岳山荘(14:15
        18日)
        青ケ岳山荘6:10−金山谷乗越7:50−臼ケ岳8:20−蛭ケ岳10:20
             −棚沢の頭11:35−丹沢山12:45−塔ノ岳14:20−大倉17:00

    参加者  



1615回報告   十国峠(771m)〜岩戸山(734m

    実施日 16日(金)           係り 谷 眞理子 記録・熊谷松治

    天 候 晴れ

    報 告  
       熱海駅前からのバスを熱海峠で降り、車道を横切って山道を十国峠へ。
      気温が高く、富士は雲の中だが、四囲の新緑や箱根、天城の山々を眺めな
      がら大休止。昼食は、眼下に熱海の街や、洋上に浮かぶ初島などの見える
      笹平でとる。
       岩戸山を過ぎてから、随所に朱色のヤマツツジを見ながら、千歳橋に下る。
      個人山行のような、のんびりした山歩きが楽しめた。

   
  コースタイム
      熱海駅9:15==熱海峠9:50十国峠10:3511:20笹平11:45
         12:40七尾峠(車道)14:00・‥千歳橋15:30…湯河原駅15:50

    参加者  4




1616回報告   八風山1345m)〜物見山1375m)
             ・荒船山1423m)


  実施日 517日(土)〜518日(日)    係 澤野正明・記録 竹尾亮三

    17日 曇/晴  18日 

  報 告 
   [17] 登山口より、鮮やかな新緑を観賞しながら、ほぼ直線の山道を登って
      行くと八風山頂である。引続き快適な山道を物見山に向けて歩き出す。
      特徴ある妙義山が見えてきて、最後の急登を終えると山頂である。
      昼食をゆっくり済ませ、潅木のトンネルを下り、登り返す。無線中継所
      展望台を経て、物見岩に到着、眼下の新緑と牧場の展望をゆっくりと楽
      しむ。濃い紫のスミレが可愛い。直下に今夜の山荘と荒船湖が見える。
      部屋に荷物を置き、湖畔を通り展望台に登る。明日予定の荒船山の艫
          (とも/船尾の事)岩から舳先(へさき/行塚山)までの全貌が航空母艦の
      ような迫力ですばらしい。

     [18] 山荘の車が内山峠まで送ってくれる。朝霧が深い中を出発、3つ目の
      ピークの手前で急斜面が崩れている。山道をはずれ、ロープの助けを借
      りながら慎重に通過する。ミツバツツジが時折見頃であるが、全体的に
      まだ蕾の群生である。時より薄日が射すが続かず、霧の中での高い樹木
      が幻想的である。残念ながら艫岩の絶壁からの展望はなし。甲板の平坦
      な道を過ぎ荒船山の山頂(行塚山)への急登を終えたが展望はガスの中。
      内山峠まで戻る予定であったが、荒船不動からの登山者の話を聞き、
      最初のコースをとる。ゆっくりと歩き、危険箇所は慎重に行動する。
      荒船不動では紅白のしだれ桃やサクラソウ等が見頃で嬉しい。佐久平駅
      で、変化に富んだコースと山荘での意外なお楽しみ会を思い出し、乾杯。

    コースタイム
   [17] 
      軽井沢駅9:14taxi=八風肩9:4550--八風山10:1020--矢川峠
      10:50--物見山12:1513:10--物見岩13:4514:00--山荘あらふね
      14:15 ()
   [18日]
      山荘8:00=内山峠8:0515--一杯水9:25--艫岩10:0012--荒船山
      (行塚山)10:5011:15--荒船不動分岐11:2512:00--星尾峠12:20
      --荒船不動13:0520--初谷温泉入口14:25--taxi=中込駅15:30
        4914=佐久平駅

   参加者  10





1619回報告      不老山928m)

  実施日   61日(日)  快晴          係・記録  春日井 孝行

  報 告    
     朝、電車から富士山がきれいに見えた。タクシー利用で1時間楽をする。
    滝見最適条件の前日雨、2つ共、水量豊富で迫力満点。
     サンショウバラ人気で大にぎわい、世附峠で春日井の友人夫妻に会う。
    また、樹下の二人では、千代田支部の本部合同山行20名とすれ違う。
    そのサンショウバラは樹下の二人で満開(ここ樹下の二人は天上の楽園/
    不老、湯船の間に箱根連山、愛鷹、富士山の大展望・とは言え実はこの時、
    富士はもう雲に包まれていた)。
    不老山のサンショウバラは未だ咲いてなかった。

  コース   駿河小山駅=(タクシー)=山口橋9:00不老橋…不老ノ滝9:30
  タイム …不老清…世附峠…樹下の二人11:0011:50不老山12:50
      番ヶ平13:40ボウズクリの滝…棚沢キャンプ場前バス停16:00

    参加者   5



1621回報告  越後湯沢大峰老山から清津峡と
    南魚沼上野原高原山野草トレッキングと山菜狩り)

  実施日 68()9日(月) 8日 曇り/晴れ 9日 晴れ
                        係 澤野正明  記録 坂間昌子

   報 告(8日)コースを変えて八木沢口より清津峡に入る。好天に恵まれ遊歩道を
        渓谷沿いにゆっくり下り、山野草を見ながらのハイキング。ラショウモ
        ンカズラがいたる所に咲き、渓谷沿いにピンクのタニウツギが初夏の陽
        に美しく映えていた。栄太郎峠付近は清流が白い波しぶきをたてコバル
        トブルーに輝いていて涼感を誘う。途中のブナ林の広場で休憩、大自然
        につつまれ気を沢山いただいて幸せな気分でした。
           大峰展望台は道が荒れていて行き止まりとのハイカーのお話で、途中
        から引き返してバスに乗り今宵の温泉宿に着いた。ツバメの通う軒下、
        カエルの大合唱に迎えられ懐かしい田園風景の宿でした。
     (9日)温泉宿の女将の案内で、山菜採りに連れていっていただきました。
        ワラビ・フキ・ミズナを沢山とって満足。ワラビ3本が連れ添って親子
        みたいで可愛かった! 昼食は別館でお蕎麦と天ぷらをいただきました。

   参加者  5







1622回報告  平標山1984m)三国山1634m)
       〜法師温泉

  実施日 614()15日(日)               係・記録 竹尾亮三

   天 候 14日 曇のち晴  15日 快晴

   報 告
   (14日) 登山口より、赤一色のウツギやヤマツツジを見ながら急登を登って
        行く。ウラジロヨウラク、チゴユリ、マイズルソウなどが次々に現れ、
        オオカメノキの花、シャクナゲの蕾が現れると青空が広がり松手山山頂
        である。平標山に近づくにつれ、シラネアオイ、シャクナゲ、ムラサキ
        ヤシオが次々に現れ、イワカガミが山道沿いに咲き、ハクサンイチゲ群
        が咲くお花畑を過ぎると山頂である。仙ノ倉山方向に下った鞍部のお花畑
        まで行こうと5分ほど下ったところで、ハクサンイチゲとハクサンコザク
        ラなどを楽しんでいると、耳を痛くするほどの冷たいガスが流れてきた為
        に引き返す。建替えられた平標山の家を見下ろしながら木道の階段を下る。
        水洗トイレ、検定書が張ってある湧水のある小屋に予定時刻に到着。
        二階に1部屋ある寝部屋は我々専用であった。

   15日) 満天の星を見、残雪の平標山と仙ノ倉山が美しく輝くのを見て、三角山を
        経由し、三国山に向う。残雪の苗場山の美しい姿が続く。三国山までの山
        道沿いにはムラサキヤシオ、シャクナゲとオオカメノキの彩。イワカガミ
        の連続、美しいツバメオモト、ミツバオーレン、シラネアオイなどが楽し
        ませてくれる。三国山でヤマビル対策をし、ヤマツツジ、ウツギの花が迎
        えてくれた三国峠で休憩を取る。ここから20分で国道17号の上越橋に着く
        予定であった。しかし、国道まで残り約300mのところで転倒者が出て大怪
        我をしてしまいました。係として申し訳なく思います。早期の回復を願う
        ばかりです。

   コース [14] 越後湯沢駅8:20=バス=平標山登山口8:549:05--松手山11:3512:20
  タイム    --平標山14:1535--お花畑--平標山14:5515:10--平標山ノ家15:55 ()

      [15日]山ノ家6:25--三角山7:4050--三国山9:25940--三国峠10:1510:25
         上越橋11:1511:50=taxi=法師温泉12:1014:00taxi=上毛高原駅14:45
         15:1916:40taxi=上毛高原駅17:00

   参加者  10

1623回報告       苗場山2145m)

  実施日 614()15日(日)     係 金本 勲  報告 服部八重子

   報 告 
   14日)  昨年雨で中止の再トライです。幸い天候の心配もなく気分も上昇。
        中ノ芝から上ノ芝は、雪渓が多く、ザクザクと歩く音が心地よい。雪庇を
        踏まないように慎重に進む。神楽ケ峰付近のお花畑は、すばらしい。
        シラネアオイ、ピンクの小イワカガミ、アズマシャクナゲ、山に歓声が、
        こだまする。雷清水で100万ドルの冷たい水の恵みを戴き、感謝。
          ヒュッテの裏に夕日を見に行く。ワオー!小屋のご主人もめったに見た事
        がないと、言う、大パノラマが、展開されていた。雪を抱いた妙高、白馬、
        立山、谷川連峰が、一幅の絵のようでした。

     15日)  415分神秘的に雲を茜色に染めて上越の山から太陽が昇る。ヒュッテの
        前は道標が、30cmほどしか頭を出していない大雪原。池塘が青い。
        雲尾坂の急下降を無事に通過して、ゆっくり花とコーヒを楽しむ。駅近く
        の温泉も最高でした。

   コース14日)越後湯沢駅8:12=和田小屋9:10・・6合目9:50・・下ノ芝10:3010:50・・
   タイム    中ノ芝11:30・・神楽ケ峰12:3013:10(昼食)・・雷清水13:20・・雲尾坂14:20・・
         苗場山頂15:00

        15日)苗場山7:10・・雷清水8:50・・神楽ケ峰9:20・・下ノ芝11:00・・和田小屋1215

   参加者  4

1624回報告   氷川神社とJR鉄道博物館

  実施日 620()天候 曇り     係 祖父川 精治  記録 井上 忠秋

  報 告  大宮駅から徒歩20分弱で博物館へ着く。駅からの歩道には昔懐かしい
      「D51蒸気機関車」が展示され行き交う人々に郷愁を与えている。昨年10
      にオープンした博物館は旧国鉄大宮工場の跡地を活用したもの。広大な館内
      に鉄道第1号機関車をはじめ弁慶号、皇室御料車、つばめ号、富士号、アプト
      式の仕組み、豆相鉄道の今で言う「人力車」もある。C57蒸気機関車の動輪
      の大きさが175cmでびっくり。国鉄時代のボンネットバス、海峡連絡船(模型)
      もあり、老若男女取分け黄色の学童帽を被った子供達には興味が尽きないよう
      である。近代日本の推進力であった鉄道のあれこれは記録者も飽きることがな
      かった。館内にはレストラン、駅弁売り場も楽しく、ミニ列車に乗ることもで
      きるので、好評のようである。
           次いで武蔵一ノ宮の氷川神社へ向かう。埼玉県立大宮公園内の本社は広大な
      神域を持っている。2千年を超える歴史があるといわれる社を一同参拝し表参
      道を三の鳥居まで二十丁の道をゆっくり歩く。市民の散策路としてケヤキやク
      スノキ、ヒノキの古木に覆われた道が霊気に包まれ心身ともに洗われる。この
      ような自然林を残した先達の思いが嬉しい。古い歴史と近代発展の好対象を見
      て帰路に着く。幅の広い支部活動に感謝する。

  コースタイム略  解散14:30

   参加者  7

 1626回報告         荒島岳1,524m)

  実施日 726()27日(日)     係 金本 勲  記録 服部八重子

  報 告 7/26(土) 快晴
       民宿の裏手に、九頭竜渓谷があり、地元の子供達の憩いの場所だった。緑豊かな渓谷で、
          岩から川に飛び込んだり、魚を捕ったり本物の遊びを見たような気がします。川に足を浸して
          みると、ツメタ〜イ! I さんが泳ぎだした。たまらず、好奇心のかたまりのYさんと私が、水着
          なしで渓谷に、ドボ〜ン・・・。Tさんが此処までなら大丈夫とリードして下さり、ラッコになった
          気分で、水と戯れました。

          /27(日)曇り後雨
           登山口にロッジが有りスキー場を、ひたすら登る。シャクナゲ平まで花もなく足元は赤土で
          階段が多い。頂上は、クガイソウ、ピンクのシモツケ草と、花盛りでした。樹齢200年〜300年の
          ブナ林を、下る頃、積乱雲が、発達し、空が暗くなってきた。珍しいガストフロント現象に逢い、
          冷たい風が、地上に下り、温かい空気に向かってものすごい風が吹いてきた。雨と雷、川のよう
          なスキー場を必死 に下山する。Kさんの99番目の山は、神の洗礼を、しっかり受けました。
          100名山を完登するには、強い意志と体力が必要です。
          宿の車の迎で予定どうり、帰省でき、メンバーの結束もみごとでした。

   コースタイム
      /26 東京7:33=名古屋=福井=(越美北線)勝原 (九頭竜渓谷で水遊び)
    7/27 民宿5:30−−スキー場6:00−−シャクナゲ平9:25−−荒島岳10:50−−11:20佐開分岐
            12:00−−リフト終点13:30−−勝原スキー場14:10
   参加者    5



1627回報告     真鶴の貴船祭り

  実施日 727日(日) 晴れ        係・祖父川精治  記録・熊谷松治

  報 告  駅前には貴船神社の大きな幟や、祭り提灯が飾られて、華やいだ祭りの雰囲気
      が満ちていた。街の中の緩い坂道を下り、20分程で漁港に着く。港にはこれか
      ら小早船の進水で始まる祭りを見ようと、アマ・カメラマンや家族連れなどが、
      続々と集まっていた。係の指示に従い、12:30に貴船神社の階段下に集まるまで
      自由行動となる。 
           貴船神社の祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)で、889(寛平元)の創建と伝えられ、
         貴船祭りは、日本三大船祭りの一つとして、国の重要無形文化財に指定されている。私達は神
         輿が神社から降りてくるのを見てから、真鶴岬の遊歩道を三ツ石方面に歩いて、ケープ真鶴から
         帰りのバスに乗った。

   コースタイム  
         真鶴9:25−−漁港9:45〜〜祭り見物−−神社12:30−−14:15三ツ石分岐14:50−−15:55
         ケープ真鶴15:20−−15:55=真鶴駅1620

   参加者   12名


  1628回報告  会津駒ケ岳・帝釈山〜田代山

 
   実施日 728()30()  23日           係り 和智 邦久 記録 渡部 道明
   天 候 28日 曇り、 29日 曇り、 30日 曇り後時々晴れ    
   報 告 
    28日 
        会津高原尾瀬口発沼山峠行きバスにて檜枝岐役場下車。重要無形文化財である「檜枝岐歌舞伎」
      の舞台見学。さすがに歴史を感じさせられた。後「竜の門瀧」へと足慣らしをする。望見する2段瀧は水量も
      多く見事。途中出迎えの草花佳し。
                  

       
              竜の門滝                      「檜枝岐歌舞伎」の舞台
 
    29日 
        4時起床。宿の好意の車で登山口へ。木製階段から急な山道が続く。早朝の故か誰にも会わず唯もく
      もくと足を運ぶ。見事な「ブナ、ミズナラ」などは傾斜が緩んだ水場でやっと目に入った始末。
        水場での朝食は「ブヨかアブ」の大群に襲われ被害多く早々に出発。更に急坂が続くなか「ギンリョウソウ」
      が目に多く入る。1800m付近からか「イワカガミ、マイカツラソウ、ミツバオーレン、ツマトリソウ更にショウジョウ
      バカマ、ハクサコザクラ等の群落が昨夜來の雨で濡れながら優しく迎えてくれる。
      木道をしばらく登ると会津駒山の家、濃霧は多少薄くなるも周辺の見通しきかぬまま9時丁度に会津駒山頂。
      展望は360°全くなく残念。山頂に設けられたパノラマガイド版で周囲をイメージし標柱をカメラに納め中門岳へ
      と向かう。途中多少の残雪在るものゝ、木道が完備しており高山植物の宝庫の中をしばし歩く。池の端に中門岳
      の標柱が在り「この一帯を云う」と記されてあった。天候を懸念し食事も早々に退去する。駒の小屋へ直接向かい
      下山する。 水場より下、ブナの大木に刻まれた多くの落書きには残念な思いをした。 1452分登山口に全員
      無事帰着。登りと同じ山道であるのに拘わらずこんなに急だったのか!との感を強くした。
       
                               
       
                               ハクサンコザクラ

               
                中門岳                     会津駒ケ岳
           

    30日 
       7時20分、帝釈山登山口である馬坂峠にジャンボタクシーで到着。関東方向の眺望はあるものゝ、北の方は一面
     の雲。狭い道で折り返しが続くが良く整備されており「シラビソ、コメツガ」が目に付く尾根筋の急坂少々登ると山頂の
     標柱が目の前、頂きは狭く曇りなので直ちに田代山へ向かう。直下の岩場、登り返しが終わると降り続いた雨の為か
     ぬかるみが多く大きな登降差が無いにもかかわらず予想外に時間が掛かって田代避難小屋に到着した。小屋前の
    「ツガ林」を抜けると田代湿原が太陽の光に輝き飛び込んできた。田代沼木道を一周する、「キンコウバナ、イワショウブ、
    サワラン等など」可憐な姿を見せ「ニッコウキスゲ」が一面に咲き乱れ「ワタスゲ」が白さを残し風にそよいでる樣など、名
    残惜しく立ち去り難い田代山を猿口へと下る。 途中水場で心身リフレシュし、登山口で迎えのタクシーを待つ。

   コース 28日 檜枝岐13:3014:15龍の門瀧観瀧台14:2515:10宿
   タイム 29日 会津駒ヶ岳登山口4:406:35水場6458:25会津駒山の家8:409:00会津駒ヶ岳
            9:1010:00中門岳10:3014:50登山口15:0015:30宿
       30日 帝釈山登山口7:258:25帝釈8:3510:15田代山避難小屋102510:27田代山
            11:3512:50水場13:0013:15猿倉登山口

    
        
                   帝釈山                    キンコウカ

   参加者    7

             

1629回報告  江の島と藤澤皇大神宮の夏祭り

   期 日 817日(日) 曇りのち小雨                    係 祖父川精治  記録 中村純平

   報 告  
         1030分、小田急江ノ島駅を出発し、ピチピチのビキニ女性の間隙を縫いながら江ノ島全島を一周し、
       最南端の岩屋に30年振りに入り、夏疲れの頭を冷やした。
       歴史を彩る原寸体1.5倍の武者人形(徳川家康、源義経、浦島太郎、楠木正成等)9体と各町内(宮の前町、
       大東町、原町他)が保有する山車が皇大神宮に集結し、山車同士が対面して、太鼓、笛、人等の激しい競演
       を奏(かな)で、戦国の絵巻を再現。

   参加者    4

1630回報告  入笠山と2つの湿原

  期 日 823日(土) 曇時々雨・霧                     係・記録 竹尾亮三

 報 告  
       雨具を着てスタート。入笠湿原に入ると霧の中、第一目標のサワギキョウが現れる。
      湿原を半周して、入笠山に向かう山道沿いにはツリフネソウやアザミなどの花が楽しませてくれ、
      登山口近くで霧の中からコウニユリの群生が現れる。
      入笠山の山頂はお天気が悪いのに大勢の人がいる。ガスの為展望はなし。我々も順番を待って
     記念撮影をし、次の湿原に向かう。車道に出ると、ヤナギラン、マルバダケブキ、シシウドなどが
     大阿原まで楽しませてくれる。 湿原に入ると花らしきものが全く無く驚く。帰路は入笠山を巻いて、
     入笠湿原に戻り、残りの半周を歩く。第二目標のかわいいクサレダマに、ようやく巡り合える
         
    
      
             サワギキョウ                        サワギキョウ、クサレダマ
    
      
              コオニユリ                           クサレダマ

   コース 富士見駅9:15taxi=ゴンドラ山麓駅9:259:50=山頂駅10:00--入笠湿原入口10:10
   タイム  --御所平峠10:35--入笠山11:1511:30--首切り清水11:55--大阿原湿原入口12:05
        --テイ沢分岐12:30--大阿原湿原入口12:5013:35--仏平峠13:50--入笠湿原入口14:32
        --山頂駅14:45=山麓駅15:30=富士見駅15:40

   参加者      6



  1633回報告     棒ノ折山(969m)

   実施日 96日(土) 曇のち晴れ    係  春日井孝行      記録 竹尾亮三

  報 告  
      登山道を登り始めると、ミズヒキの赤の小花が山道沿いを彩る。沢が次第に
   渓谷の様相に変り、階段状の急流も現れる。水が流れる石の上に慎重に足を運び、
   何度も沢を横切り、鎖場の急登を終えると白孔雀滝である。林道を経て再び山道
   に入り、急登の階段を上り切り、快適な山道も歩き、岩茸岩に到着。ヤマジノホ
   トトギスの花が目立ち始め、ゴンジリ峠を過ぎると直ぐに棒ノ折山である。展望
   は無かったが、ゆっくりと昼食をとる。
      杉林の急坂を安全に下り終わると、美しいワサビ田が山道沿いに続く。迎のバス
   が我々に配慮して冷房を早めに入れてくれる。事前に心配した、お天気には恵まれ、
   変化に富み、渓谷の流れを味わった山行でした。

  コース 飯能駅8:29=バス=名栗湖9:109:20--白孔雀ノ滝10:45--林道11:10--
  タイム 岩茸石11:25--権次入峠12:15--棒ノ折山12:301320--奥茶屋キャン
      プ場14:5515:05--清東橋15:1515:45=バス=川井駅16:0016:16
 
   参加者 15

1634回報告     大岳山(1267m)

    実施日 913日(土) 曇                 係・記録 竹尾亮三

   報 告 山道に入ると、ツリフネソウ、キバナアキギリなどが迎えてくれる。落差30m
       水量多い天狗ノ滝で休息し、急登を、綾滝を経由し再び急登。頭上に岩壁が見え
       てきて、馬頭刈尾根に出る。
          上り下りを繰り返し、やっと富士見台に到着。富士山は見えない。昼食後、SHC
       の鮫島社長にご挨拶を頂き出発する。ヤマジノホトトギスが目立ち始める。
       大岳神社の休憩場所に荷物を置き、岩場の急登を登り大岳山山頂へ。記念撮影。
       大岳神社に戻り、岩場の鎖場を数箇所過ぎると、緩斜面の幅広い山道である。
       ほぼ予定通りに御岳駅に到着する。7班を、休憩毎に、歩く順位を変えて、交流をし、
       孤立を作らない、安全、本部山行を目指しました。やや健脚コースを、38名が無事
       に下山できたのはサブリーダーやご協力を頂いた方のおかげです。

    コース   武蔵五日市駅9:10=千足9:30---9:40天狗ノ滝10:15---10:25綾滝10:45---10:55
    タイム   ツヅラ岩下12:00---富士見12:30---13:20大岳神14:15---14:25大岳14:40---14:50
           大岳神社15:05---15:15綾広ノ滝16:05---16:15長尾平分岐16:35---16:40御岳山駅
           17:05---17:10滝本駅17:16---ケーブル下バス停=17:20---17:43御嶽駅17:50

    参加者     横浜支部17名、本部21名 計38

 1635回報告 越百山(2613)〜空木岳(2864) (健脚向き)

    実施日 9月12()15()         係 金本 勲   記録 足立忠彦

   報 告 
      /13 曇り
       夜行快速ムーンライト信州81号を乗り継ぎ須原駅よりタクシーにて登山口に着く。
       寝不足、天候を気にしながら今日の宿,越百小屋を目指す。小屋からは明日登る越
       百山、南駒ケ岳が眺められた。
      9/14 晴れ
       雨の予報がはずれ良い天気。小一時間で越百山に登頂。見晴らしは最高。西に御嶽
         山その北に乗鞍岳、東に薄っすらと南アルプスの山々。仙涯嶺、クサリ場の岩を通
       り南駒ケ岳に到達。振り返ると越百山、越百小屋が見えた。赤梛岳を越え空木岳に
       到達。写真を撮り暫し景色を楽しみ木曽殿山荘にくだる。
      /15 曇り
       宝剣岳、木曽駒ケ岳グループと別れ倉本,須原方面に下りる。途中木曽義仲の力水で
         水を補給し伊那川ダム上流ゲートに。阿寺温泉で一浴して帰路に着く。

    コースタイム 
     /13 須原駅8:00(タクシー)=伊那川ダム上流ゲート8:50.---福栃平9:45---御岳見晴台七合目
         13:10越百小屋14:50
     9/14 宿舎5:45---越百山7:00---仙涯嶺9:00---南駒ケ岳11:10---赤梛岳12:25---空木岳14:20
            ---木曽殿山荘16:30
     9/15 宿舎5:40---八合目6:45---六合目8:15---金沢土場の分岐9:55---伊那川ダム上流ゲート
            11:30=(タクシー)=フォレスパ木曽=(タクシー)=須原駅15:17

   参加者    計7

1636回報告 街道を歩く(中山道 その1)
            日本橋〜蕨宿

   実施日 927日(日) 天候 晴れ         係 芹沢隆久   記録 和智邦久

  報 告 
       日本橋――板橋宿     2里半   (9.8km
       板橋宿――蕨宿      210丁  (8.9km

        いよいよ「中山道」歩きスタートである。
        日本橋を元気に出発。
      
          
                          

        やや肌寒く歩くのには絶好である。神田駅、交通博物館、湯島聖堂
        (寛永九年(1632)林羅山が上野に開いた私塾で、元禄四年(1691)に綱吉が湯島に移し
        寛政二年(1790)から幕府の昌平坂学問所となった)、神田明神へ。ここでこれから京都
        三条大橋まで交通安全を祈願をした。通いなれた???東大の赤門(11代将軍家斉の娘、
        溶姫「やゆひめ」が前田家に嫁いだ時に建てた朱塗りの門)をくぐり校内を見学。

         
                                                追分一里塚

        巣鴨のとげぬき地蔵へ、。前期後期の高齢者の方々が、さすがおとしよりの原宿といわれるだけ
        あってすごい人でびっくり。最初の宿場板橋宿へ、皆なまだまだ元気いっぱい。

                       
                                  板橋      

        志村一里塚から戸田橋へと、荒川の土手で川を見ながら昔の戸田の渡しを思いつつ。戸田
        橋を渡りいよいよ埼玉県へ、蕨宿の木戸跡が見えてきたいよいよ本日のゴール蕨宿の本陣
        跡に到着。全員満足そうな笑みをたたえていました。また次回がんばりましょう。

                     
                           戸田の渡し跡

       
                  蕨宿
                            
   コース 日本橋8:12――8:41湯島聖堂――8:50神田明神-――9:19東大赤門――10:38巣鴨
  タイム とげぬき地蔵――11:20板橋駅12:00――12:16板橋宿――12:30板橋――志村一里塚
      ――14:07荒川土手14:23――戸田の渡し跡――15:33蕨宿本陣跡

     

   参加者   15



街道を歩く(中山道)日本橋〜蕨宿 


    期 日 平成20927日(土)

    行 程    日本橋――板橋宿             2里半     (9.8 km
           板橋宿――蕨宿               2里10丁    (8.9 km
                               1里=3.9m 1丁=108m)

   いよいよ日本橋から「中山道を歩く」に新ハイキング横浜支部のメンバーと出発。
     全員元気に出発。やや肌寒く歩くのには絶好である、天気は良好。
   神田駅、交通博物館、湯島聖堂(寛永九年(1632)林羅山が上野に開いた私塾で、
   元禄四年(1691)に綱吉が湯島に移し、寛政二年(1790)から幕府の昌平坂学問所
   となった)、神田明神へここでこれから京都三条大橋まで交通安全の祈願をした。

    東大の赤門(11代将軍家斉の娘、溶姫「やゆひめ」が前田家に嫁いだ時に建てた
   朱塗りの門)をくぐり校内を見学。右にJR巣鴨駅を見ながら左に江戸の街道を守護
   した。

     「江戸の六地蔵」の1つ真性寺の地蔵前を通過し、とげぬき地蔵でお参りした。
   高齢者の方々が、さすがお年寄りの原宿といわれるだけあってすごい人でびっくり。
   最初の宿場板橋宿へ、皆なまだまだ元気いっぱい。
   板橋区に入り、平尾宿(板橋1丁目)と、その先石神井川に架かる板橋までの仲宿、
   さらに環状7号線を過ぎ清水町との境までの本町を上宿といい、総称して板橋宿とい
   ったようです。
  
    板橋宿本陣跡を過ぎ志村一里塚から戸田橋へと、荒川の土手で川を見ながら昔
   の戸田の渡しを思いつつ。戸田橋を渡りいよいよ埼玉県へ入る。渡ると道路伝い
   に右に曲がるとすぐに、「戸田の渡しの跡」の碑がある。また17号に戻り蕨宿
   へ。蕨宿の木戸跡見えてきた、いよいよ本日のゴールも近い蕨宿の本陣跡に到着
    
      参加者     15

1638回報告      畦ケ丸1293m)

  実施日 1012日(日)             係 春日井孝行 記録 小澤勝太郎

    曇り

  報 告  曇りではあったが雨の中を歩かず、前日の雨で滝見にはこれが幸いした。
      下棚40m、本棚60m(普段は涸れている脇の涸棚100mも落水)さらには下山
      道から俯瞰した大滝沢の大滝、いづれも水量豊富で迫力満点。滝見山行が
      好きなHさんの気持ちが豪快に落ちる飛抹を浴びて理解できる内容でした。
      花はイワシャジン、ホトトギスが、また本棚の滝壺近辺のそこここに大文字
      草が目についた。紅葉には1ヶ月早いが、畦ケ丸山頂前後の落葉道の稜線
      歩きは、秋の静けさが感じられて素晴らしい山行でした。

  コースタイム    
         谷峨駅8:36----西丹沢自然教室9:40----下棚の滝10:40----本棚の滝11:10----
       ----畦ケ丸山頂13:50----大滝峠上14:45----一軒屋避難小屋15:40----
       大滝橋バス停17:00

  参加者    9



1639回報告  秋田駒ケ岳小白森山
              ・烏帽子岳
            
  実施日 1011日(土)13日(月) 係り 金本勲  報告 服部八重子
  
  報 告 
    11日 曇り
       バスにて黄金のトンネルを、くぐりながら駒ケ岳八合目を、目指す。
    紅葉した山々をみながら、ひたすら登るが前線の通過でものすごい突風が、
    時折吹いてくる。全員“あ・うん”の仁王像姿でふんばる。駒ケ岳避難小
    屋の目の前に、男女岳が誘うように、聳えているが安全を考慮し小屋の鐘
    を鳴らして引き返す。秋田藩主の湯治場だった茅葺屋根の鶴の湯は、乳白
    色でした。露天風呂に、紅葉がゆらめき満月が照らす様は、一幅の時代絵
    巻のようでした。

    12日 晴れ
      すばらしい天気に皆、福笑い顔で、気持ちの良いブナ林を進む。小白森の金
    取坂は岩、木の根、段差と思いの外、難儀する。大白森山は広大な湿原で、
    前日雪を被った岩手山や、森吉山が360度見渡せる。帰路ブナの倒木に、真
    っ白な、ブナハリダケが密生していた。皆、猿の様に取りまくり、大きな袋
    に3袋にもなった。きのこの達人Sさんの手つきは、さすが上手。ぬめりの
    ある、みごとなムキダケも収穫する。蟹場温泉は結構熱い湯ですが、カニの
    ように、ゆだっても皆めげずに、わたり湯をしていました。

    13日 晴れ
       烏帽子岳は、木道が整備されて歩きやすい。地図上で荒れていると、表示さ
    れている所も難なく通過する。右にどっしりした駒ケ岳と光る田沢湖をみな
    がら登る。一本松温泉跡は、まだ熱い湯がポコポコ出ていた。左に前日登った
    大白森山が広く茶褐色に見える。
      乳頭山をめざして何故か男性の足が早い。田代平山荘には、団体が大勢いらし
    た。絵筆を散らした様なカラフルな雑木林でコーヒーを楽しみ下山する。

  コースタイム
   11 東京駅6:56==9:57田沢湖駅10:05==11:04駒ケ岳八合目11:35---12:00片倉岳
          ---12:45駒ケ岳非難小屋13:15---14:15八合目避難小屋14:40==15:05
          アルパこまくさバス停=鶴の湯
   12 鶴の湯7:45---10:10小白森10:30---11:20大白森11:30--(昼食)--11:50蟹場分岐
         13:30---乳頭温泉分岐14:45---15:30蟹場温泉
    13日  蟹場温泉7:45---孫六8:00---黒湯8:05---一本松温泉跡8:35---10:30乳頭10:45
         ---田代平分岐10:55---11:20田代平山荘11:40---乳頭山登山入口13:00---大釜入口
         13:20---13:25乳頭温泉15:30---乳頭温泉バス停発=田沢湖駅=17:01=東京駅20:08

 参加者   8


1640回報告      池子ウォーキング

  実施日 1016日(木)              係 谷眞理子  記録 飯島和子

  天 候 晴れ

  報 告 
       街中歩き、里山歩きのむずかしいコースをリーダーは下見して、地図、資料をぬかりな
     く用意してくれたので大助かり? 急登の本格登山、歴史、街中ウォーキングと変化に富
     んだコースで、逗子、鎌倉は奥が深く魅力的な地域と再認識しました。
       印象深かったのは『米軍池子弾薬庫』の石塀が延々と続き、その左右はまるで別世界に足
     を踏み込んだような原生林・・・・・。そして朝比奈切通しの道は高さ長さも超一級で、
     水量が多くナメ沢を下っているようだった。参加者全員が一部は歩いているけど、始めて
     と云う人ばかり。秘境?と云えるかも。山道にはトリカブト、ホトトギス、アザミ、ツリ
     フネ草、ノコン菊、花々にも出会えた。秋晴れのウォーキング、絶好の楽しい一日でした。
     谷さんありがとう。

  コース 逗子駅9:30久木中学校横…十二所緑地展望台12:20熊野神社…朝比奈切通し
  タイム 13:20十二所神社13:50天園登山口…護良親王墓…鎌倉宮14:30鶴岡八幡宮
      …鎌倉駅15:00

  参加者    8

        
           熊野神社    

        
                朝比奈切り通し                       三郎の滝




1641回報告    高座山〜杓子山

  実施日 1019日(日)                   係・記録 和智邦久

    

  報 告  富士吉田駅からタクシーで鳥居地峠まで。高座山の急登を喘ぎながら登っ
      ていくと背後に、すすきを前景に富士山のすばらしい絶景が広がり疲れも
      忘れ、足を止めてしばし眺めてしまった。大権首峠からまたまた急な登り
      がつづく、杓子山の頂上からも富士山の雄姿が。途中の不動の湯で入浴。
      休日にもかかわらず登山している人が少なく、静かな山行ができました。

  コースタイム    
         富士吉田駅9:26=タクシー=9:50鳥居地峠10:00----11:02高座山11:12----12:06大権首峠
       12:40----13:20杓子山13:46----大権首峠14:21----ゲート14:53----15:25不動の湯
       16:50=タクシー=富士吉田駅17:13==18:52八王子駅

  参加者    6


       

                      




1642回報告      茶臼岳〜朝日岳

  実施日 1019日(日)〜1021日(火)        係・記録 竹尾亮三

    1921日 快晴

  報 告
    19日 おおるり山荘より、軽装で、牛ケ首への山道を落葉のカサカサという心地良い音を立て
        ながら登ってゆく。ツリガネニンジンやトリカブトが咲き残っている。スキー場の分岐
        から小さなピークを登降し、ゲレンデ横に出る。弁天吊橋を渡ると対岸の紅葉がすばら
        しい。真っ赤なカエデが混じる雑木林の那須自然研究路を下り那須高原自然の家のある
        駐車場に到着する。タクシーを呼び山荘へ。明日の縦走路の体調調整にちょうど良い歩
        行でした。
    20日 始発のロープウエイに乗り登山口へ。朝日岳の岸壁を見ながら火山礫の斜面を登り巨岩
        帯に入ると茶臼岳山頂である。山々や下界まで眺望がすばらしい。火口一周コースに入
        ると噴煙が下から吹き上げている。峰の茶屋跡避難小屋を見下ろすと剣が峰と朝日岳の
        主稜線が美しい。剣ケ峰を巻き岩場/鎖場を慎重に通過し小広い平坦地に到着。荷物を
        置いて朝日岳の山頂を目指す。展望を楽しみ、清水平を経て北温泉分岐より中の大倉尾
        根に入る。草原のような幅広の尾根を、右に緑の絨毯のような斜面と鬼面山を、左に赤
        面山を見ながら下る。スキー場に近づくと、山道の左右正面は赤、黄、緑、その他の色
        の彩がすばらしい。感動!!
        北温泉に着くと周りの山は紅葉真っ盛りで、一群のカメラマンの姿がある。タクシーで
        山荘に、温泉に入浴後、夕食で乾杯。その後のお楽しみ会も盛り上がる。
    21日 バスが乗換の時間調整の為に那須ガーデンアウトレットでウインドショッピングの時間
        をとる。直営の田吾作でお蕎麦を食べ、地元の農家が販売する野菜などを購入して、
        バスを乗換て横浜へ。色々楽しんだ、激安のおおるり山行でした。

  コース 19日 横浜駅西口800=バス=12:30おおるり山荘13:25---14:25スキー場分岐14:35
   タイム        ---14:55弁天吊橋15:05---15:45那須高原自然の家駐車場15:55=タクシー=16:10山荘
          20日 山荘7:30=タクシー=7:55ロープウエイ山麓駅8:30==8:35山頂駅8:45---9:45臼岳
              10:00---11:30朝日岳11:40---11:45分岐12:30---13:15温泉分岐13:25---
              15:55温泉駐車場1610タクシー16:30山荘
          21日 おおるり山荘9:30==那須ガーデンアウトレット==田吾作乗換==16:00横浜

  参加者   9

        
          北温泉付近の紅葉                             茶臼岳より朝日岳へ避難小屋
     
          
                     朝日岳                     中の大倉尾根を北温泉に向かう




1643回報告    大平温泉と吾妻連峰

  実施日 1022日(水)〜23日(木)              係・記録 澤野正明

    22日 晴れ 23日 曇

  報 告 
   22日) 米沢から送迎車で大平温泉へ、最後の集落を過ぎると建物は一
       軒もなく、スイッチバックもあるスリル満点のかぼそい道をやっ
       と駐車場に着く。客はここから約20分温泉まで歩く。素晴らしい
       紅葉の谷底に旅館の屋根が見えてくる。山の奥の又輿、まさに秘湯
       である。
   23日) 予定としては、大平温泉から天元台まで歩くつもりだったが、旅館
       の話で現在仮払いもしてなく、手入れもされていない薮の道で遭難
       騒ぎもあり勧められないと言うことで、天元台までバスで行くことに
       変更した。ロープウエイ、リフトと乗り継いで登山開始。この日は低
       気圧の通過で山は強風が吹き荒れている中を西吾妻山を往復した。
       幸い雨には降られなかったが、やれやれとおもって帰り着いた第3
       フトは強風の為運休、第2リフトまで歩くはめになった。なおロープ
       ウエイも我々の乗った便が最後で運休となった。ロープウエイから見
       える紅葉はすばらしく、とにかく変化に富んだ山行だった。

  コースタイム
    22省略
    23 温泉==送迎車==八ケ代9:19=バス=9:40白布湯本10:00−ロープウェイ−天元合
             −第一第二第三リフト10:45終点10:50----11:15かもしか展望台11:20----12:20
         梵天岩12:40----13:00西吾妻山13:05----梵天岩13:25----14:25かもしか展望台
         14:30----14:533リフト14:55----15:252リフト----第二第三リフト----天元台
         15:40−ロープウェイ−15:50白布湯本16:40=バス=米沢

   参加者    2




 街道を歩く(中山道)蕨宿〜上尾宿 


    期 日 平成201026日(日)

    行 程    蕨 宿――浦和宿    1里14丁    5.4 km
            浦和宿――大宮宿    1里10丁    (5.0 km
            大宮宿――上尾宿    2里             (7.8 km)
                          (1里=3.9m 1丁=108m)

          9:50     蕨本陣跡発
      10:23     辻の一里塚                2,802
      10:40     焼米坂                  4,903
      10:55     調神社                  6,419
      11:05       発                 
      11:15     浦和本陣跡         8,100
      11:25     常盤公園(昼食)      8,520
      12:05       発        
      12:54     半里塚の大ケヤキ     13,797
      13:50     氷川神社                 19,224
      15:05     加茂神社                 26,593
      16:10     上尾駅                32,004

               実走行歩数         32,004

         費 用     横浜―−蕨       790
                 上尾――横浜     1,110
        

 天候は朝早雨が大分降ったようで道が濡れている。蕨駅から蕨本陣跡まで
    20分かかった。(本陣跡の建物は、岡田真雄氏宅で、慶長11年(1606)蕨
    城主渋川氏の将、岡田佐渡守正信の子正吾が初めて本陣、問屋、名主の三役
    兼ねたと伝え、現真雄氏は14代目という。)
     歴史民族資料館を見学し、今日の中山道を出発する。本陣の角から県道
    を北東へ約350m、中央4丁目に和楽備(ワラビ)神社があるが、この境内の池はそ
    の昔の蕨城を囲む堀跡の1部であり、この南約1町歩(9920u)が蕨城跡といわ
    れている。
     錦町3丁目で17号線にぶつかるがそのまま直進する。東京外環自動車道の
    手前左に「辻の1里塚跡」がある。六辻でまた17号線にぶつかるがそのまま
    直進する。
     焼米坂(焼米はここにあった茶店の名物で、焼き米というのは、籾
    のまま米を焼き、それを搗いて殻をとったもの)を上り南浦和小学校をすぎる
    と、白幡の交差点にぶつかりここを直進する。
     調神社(つき)(「昔、禁中(だいり)へ上る御調物(みつぎもの)を此所
    にあつめたる所ゆゑ宮をたて、つきのみやといふなり」と説明、「みつぎ」を
    「つき」と省略して読ませたことを現している)に着く。日曜日とあって七五
    三のお宮参りで境内は沢山の親子が。浦和本陣跡の石碑が、仲町交差点にあった。
    すぐそばの仲町公園に浦和本陣跡の説明等のあった。

     埼玉新都心駅をすぎ大宮駅前を右に、氷川神社の参道に入る。
    両側にケヤキの参道がつづく。
     氷川神社(第5代考昭天皇3年(473)4月の創建といい、「祭神三座、本社
    の右は素盞雄尊(すさのお)、左に奇稲田媛命(くしいなだひめ)、本宮は大己貴尊
    (おおあなむら)」武蔵国第一宮である。)で参拝し、中山道に戻り加茂神社を過
    ぎ、さいたま市とも別れ、上尾市に入る上尾陸橋を潜り今日のゴール上尾駅に到
    着する。


 参加者     17



  第1646回報告    大蔵高丸〜大谷ケ丸

  実施日 119日(日)曇り時々小雨  係 和智邦久  記録 大川れい子
 
  天 候 曇り時々小雨

  報 告 タクシーで湯ノ沢峠近くまで行く。曇り空の中ひんやりとした空気が
       心地よく山道を登り始める。ガスが立ち込めて視界ゼロとなったが尾
       根道を40分程歩いて頂上の大蔵高丸に到着。ハマイバ丸まで高原と
       穏やかな尾根道を進んで行く昼食後、背丈を超えるクマザサを掻き分
       けアップダウンを繰り返し、米背負峠、曲沢峠と霧雨で濡れている細
       い急坂を慎重に降りて行く。やっと大鹿山辺りからカエデ、モミジの
       赤黄の色鮮やかな紅葉を身近に見ることが出来、大歓声のもと、改め
       て自然の美しさを実感。紅葉を愛でながら壮大な武田勝頼の菩提寺田
       野景徳院に到着。定刻バスに乗り甲斐大和駅へと帰路に着く。久々の
       山行でしたが、リーダーの的確なアドバイス・サポートを頂き、楽し
       い山行でした。 

    コース タイム 
           甲斐大和駅8:45==9:20湯ノ沢峠分岐…9:52湯ノ沢峠…10:34大蔵高丸
       10:4511:10ハマイバ丸…12:15米背負峠12:40大谷ヶ丸13:07
       14:10コンドウ丸…曲り沢峠14:3616:00景徳院16:11==16:17甲斐大和駅

    参加者  8



 第1647回報告    安倍峠大光山

    実施日 118日(土)〜9日(日)         係・記録 竹尾亮三

    天 候 8日 小雨後曇  9日 曇後小雨

    報 告 11/8
       車が真っ赤な紅葉の並木で速度を落としてくれる。小雨の為、安倍峠を
       断念、SHCチェーン湯の島館で昼食。安部の大滝まで身軽で出かける。
       谷間、山間の紅葉に感激。最初の長い鉄製の吊橋を安心して渡り始める
       揺れ始める。2番目の吊橋は前の橋に比べるとワイヤーも足元の板切れ
       も心もとない。長さ40m川底までも20mはありそう。揺れも相当なもの、
       一人ずつ、緊張して慎重に渡る。その後も小さい吊橋、橋が続き、安倍
       の大滝に到着。落差90mの大滝の大きさを感じながら来た道を戻る。
       紅葉に魅せられ、温泉街を通り越して上へ、三段の滝まで散策する。入
       浴後の夕食での鹿と猪の料理も美味しい。
           11/9
           曇り空の中を出発。大滝の分岐から急登、ロープも現れる。やせ尾根に
       出て、さらに急登、ロープがありがたい。途中アップダウンが繰り返さ
       れる。奥大光山分岐までも何度も急登が現れ、なかなか楽にしてくれな
       い。 山道はカエデ、モミジの、まだ色鮮やかな落葉が、厚い赤絨毯、
       黄絨毯、赤黄混紡の絨毯道で素晴しい。霧雨が降り始めるが、山道は笹
       が幅広く刈り取られ、風やぬかるみも無く問題なし。大光山の山頂で今
       日3人目の登山者に会う。昼食を済ませ下山口の草木集落へ向かう。
       途中、急坂を過ぎると檜林である。2時というのに怖いくらいの暗さで
       ある。ジグザクの細路を慎重に下る。迎えの車と同時到着。静岡山岳部
       による山道整備に感謝したやや健コース紅葉山行でした。

    コース 11/8 静岡駅8:15=宿の車=湯の島館9:3513:40--安倍大滝14:30
    タイム    14:35--湯の島館15:25--三段ノ滝15:4516:00--湯の島館16:15
           11/9  湯の島館7:25--安倍大滝分岐8:058:10--奥大光山11:10--大光山
                11:4112:20--東峰乗鞍13:3013:40--草木集落15:10=宿の車=
                静岡駅16:20

    参加者  4名


 第1648回報告    大山三峰山(935m

    実施日 1110日(月)      係 春日井孝行  記録 金本勲 

    天 候 曇り

    報 告 曇天ですが雨の心配なく、新入会員2名を伴って8名で出発。山の麓は
       まだ紅葉は早いが、みんな植林の間の登りを楽しんでいる様で快調に歩
       いていた。山頂付近では鎖やハシゴが随所に現れる。標高935mの割りに
       は登り下りがきつい。尾根が狭くなって土が露出した崩落地もあったが
       新入会員を含めて全員ベテラン揃いで心配なく通過。山頂に近づくと紅
       葉が見頃で、登山口にはヤマビル退治用の瓶が置いてあったが心配した
       ヤマビルもシーズンオフに入ったようだ。
           北峰、中峰、南峰そして小さなピークの連続ですが丹沢の山並みもくっ
       きり見え、また湘南方面の展望も開けて素晴らしい。平日山行の為他に
       登山者もなく、静かな山旅でした。
 
    コース 本厚木駅8:40=バス=9:15煤ヶ谷9:30物見峠分岐10:4510:50合流
    タイム 点11:2011:25山頂手前0,8km地点12:0512:30(昼食)…大山三峰
       山山頂13:1013:30不動尻15:0515:15広沢寺温泉入口16:20
       16:26=バス=本厚木駅

    参加者   8



  第1649回報告    守屋山(1631m

   実施日   1122日(土)〜23日(日)/両日とも晴/マイカー(S号)
                                係 齋藤 郁夫  記録 春日井 孝行
   報 告   アケエ(アカエ)沢/地元・神宮寺森林組合の避難小屋泊
      1日目
        前日の雪が薄っすら残る避難小屋に着くと、横の東屋前の広場で、30人ほ
     どが焚き火を囲み鹿鍋(と言っていた)を突付きながら談笑していた。
     森林組合のボランティア活動で枝下ろしを済ませての、昼食の宴だった。
     代表者に小屋使用の挨拶をし、暖かい許可の言葉を頂き、我々は荷を置き
     サブザック1つで守屋山を目指した。
        今年初めての雪道歩きを楽しみ、超快晴の山頂に立つ。360度の大展望に一
     同狂喜す。(全身白の薄絹を纏った編笠山から蓼科山に連なる八ヶ岳連峰が
     目の前、南アルプス、北アルプス、浅間山、中央アルプスがはっきりくっき
     り。ゆっくり休んで、目に焼き付けた)小屋での夕食は、豪華料理を作り、
     豊富なアルコールを存分味わう。
      2日目
        入笠山に車移動するも、完全な雪道となり4駆だがノーマルタイヤなので安
     全第一と考え、入笠山はまたの機会にとあきらめて引き返す。途中の千代田
     湖で、残りの食材で「力うどん」を作って食べる。静かな湖畔の雰囲気を楽
     しみつつ、寒い時にはこれが一番である。

           
                
                  
     
                           八ヶ岳(守屋山山頂より)

           
       
               南アルプス                        北アルプス

                     
                           守屋山の登山口付近


   コースタイム   避難小屋13:00守屋山東峰13:4514:20避難小屋15:00

    参加者   5

1650回報告  ヤビツ峠〜大山〜広沢寺温泉

   実施日   1129日(土) 晴れ    係 谷眞理子   記録 柿沢泰子

   報 告  
         今年の秋山はどこへ行ってもすばらしい紅葉に恵まれたが、丹沢大山も例外では
        なかった。雨で1日延期となった山行だが、秦野のバス停は長蛇の列、臨時便を見
        送って定期便に座って行く。ごったがえしていたヤビツ峠では、それぞれの目的地
        に向って散って行った。我々の行く大山方面も何組も先行し、後続組に道をゆずり
        ゆっくり、ゆっくり登る。
         山頂に着くと今まで晴れていた空に、急に厚い雲がたれこめ頭上を覆い、冷えて
        きたので少し下がった所で昼食をとる。すべりやすい段差のきつい急坂を慎重に下り
        て行くと、対岸の山肌の紅葉がすばらしかった。名残りのカラマツが陽に映えて、黄
        金色に輝いていた。落葉の輪舞やモミジやイチョウのジュウタンを踏みしめ、去りゆ
        く秋を惜しみながらのぜいたくな山行になった。
         仕事の合い間をぬって下見や本番をこなして下さる谷リーダー、本当にありがとう
        ございました。

   コース 秦野駅8:18=バス=8:55ヤビツ峠9:051043大山山頂11:30日向薬師分岐
   タイム 11:50唐沢峠13:0014:06登山口…16:05広沢寺温泉入口16:16=バス=17:00
        本厚木駅
   
   参加者   3

 街道を歩く(中山道)上尾宿〜鴻巣宿 


  期 日 平成201129日(土)

  行 程 上尾宿――桶川宿       34丁      (3.7 km
      桶川宿――鴻巣宿             1里34丁    (7.2 km
                        (1里=3.9m 1丁=108m)

       9:05     上尾駅発
       9:15     遍照院 
       9:36     上尾宿 
      10:17     南の木戸跡              3,767
      10:40     中山道宿場館             5,762
      11:20         発
      11:23     桶川宿  
      11:25     大雲寺           6,212
      11:45     稲荷神社(昼食)       6,917
      12:20         発
      13:20     北本宿                  12,866
      13:30     多聞寺                  13,558
      14:07     馬室原一里塚跡          15,967
      14:39     八幡神社         18,961
      15:20     鴻巣宿              21,785
      15:30     鴻巣駅

               実走行歩数         21,785

                  交通費   ホリディパス  2,300

    上尾駅からスタートする。天候晴れ歩くには申し分ない天気。
    最初に遍照院(遊女お玉の墓がある)による。
    上尾宿からいよいよ今日の出発。桶川宿の入口に木戸跡(下)の石碑がる。
    少し歩くと昔の旅籠武村旅館(国登録有形文化財)が、今も昔の面影を残し
    ている。
    桶川駅を過ぎると、島村家住宅土蔵(国登録有形文化財)を表から見学。
      この付近は昔の建物がずいぶん残っている。
    中山道宿場館を見学。桶川宿の史跡が詳しく展示されている
    おまけにビデオまで見せて頂く。
    稲荷神社、大雲寺により、桶川宿の木戸跡(上)を過ぎると桶川宿をぬける。
      多聞寺(境内に樹齢270年のムクロジの大木がある)による。
    中山道より少し離れたところ(北本駅の先の踏切を渡ってすぐのところを
    線路伝いに右にまがる)にある馬室原(マムロハラ)一里塚跡による。
    また中山道に戻り鴻巣宿を通過、いよいよ今回のゴール鴻巣駅に全員元気で到着。
    今回は歩く距離が短いので、お寺神社への立ち寄りが多かったが、楽しい街道
    歩きだった。
1652回報告  瀬谷市民の森〜獅子ケ谷

   実施日   125日(金) 曇    係 渡部 道明  記録 春日井 孝行

   報 告   天気予報が午後の雨、それも風強く雷雨もと伝えていたので、歩きを
      速め、休憩時間を短くした。これが功を奏し下山後の雷雨で済んだ。
           里山の沢沿い道の安らぎ、紅葉も見頃の瀬上池、ひょうたん池はどち
      らも森の中の瞳と言いたい可愛さ美しさ、そんな味わいを楽しみつつ天
      園へ。大平山の肩の広場で強風下、昼食を摂る。
       獅子ヶ谷のモミジの紅葉は実にきれいで大感激。イチョウの黄葉はほ
      とんど落ちて地面に絨毯を敷いており、これまたきれいだった。

   コースタイム  港南台駅9:00尾根道10:05関谷奥見晴台11:00
           天園・大平山12:0012:30鎌倉駅14:00

   参加者   13





1653回報告  仏果山・宮ケ瀬湖ツリー

   実施日   127日(日) 晴れ    係 服部八重子  記録 小笠原利満

   報 告   土山峠より、いきなりの急登となる。登り切ってしばらくは降り積も
      った落ち葉の感触を楽しんでいるうちに分岐に出た。分岐からは登りの
      連続となり、登るにつれて左手遠くに光る海、眼下には、まっ青な宮ヶ
      瀬湖、前方に堂々たる丹沢の峰々が逆光にくっきりと浮かびあがり、さ
      ながらグラビア写真のようであった。また今回M氏とご一緒できて、
      その力強い登りに敬服。
            「冬晴れの陽を背に登る先達の あとに続かん人生の登山道」
           この後、宮ヶ瀬湖におりて一足早いクリスマス気分を味わう。年々華
      やかさが増しているようである。その後、帰りのバスの車窓から、ひと
      きわ輝く金星を見やりつつ、静かでゆったりとした山行を振り返った。

  コース 本厚木8:40=バス=土山峠9:40半原越…仏果山13:2013:40
       大棚沢広場15:1515:45…宮ヶ瀬湖16:0017:00ツリー点灯)
    タイム 宮ヶ瀬湖17:50発バス乗車=バス=本厚木19:00解散

    参加者    7

1654回報告   大山参り蓑毛のみち
        (関東ふれあいの道)

   実施日   1210日(水) 晴れ    係 春日井孝行  記録 柿沢泰子

   報 告  雨で一日延期となった山行です。途中から貸切となったバスで蓑毛着。10
         頃の陽気との事でヒルが目を醒ますのではないかと心配なほど暖かく、足元に
         注意しながら歩きました。今日は坂間さんの御主人の誕生日と結婚記念日だそう
         で、御赤飯や酢の物、漬物、御煮〆等を持参して下さいました。前夜、「お弁当を
         持って来なくていいわよ。」と云う電話を頂戴し、ありがたく御馳走になりました。
         4時起きで支度されたとの事、ありがとうございました。とてもおいしかったです。
         そして“おめでとうございます”
          下社から見晴台の間は白いベールにすっぽり包まれ、幻想的な雰囲気の中を優雅
         に歩く。しかし九十九曲の石畳は滑りやすく、緊張の連続で、無事林道に降りた時
         はベットリ冷汗をかいていました。
         大日堂から阿夫利神社下社、日向薬師と梯子して、今年1年の煩悩を払い清め、
         “来年も又無事歩けますよう。
          中腹は黄葉が多かったが下るにつれて紅葉が目立ち、薬師近辺のもみじの大木は
         それは、それは見事でした。

   コース 秦野駅8:35=バス=8:52蓑毛9:00大日堂9:1010:32蓑毛越10:4011:25阿夫
         タイム 利神社下社12:4513:20見晴台13:3015:32日向薬師16:0016:17
         日向薬師バス停16:45=バス=伊勢原駅17:05 

   参加者   5

1654回報告   震生湖〜頭高山

   実施日   1216日(水) 晴れ    係 谷眞理子   記録 小池廣治

   報 告   秦野駅から震生湖まではゆるい上りで、正月の準備も終った白笹稲荷に寄って
          山行の無事を祈って歩きを進める。震生湖は日本で最も新しい天然の湖、関東大
          震災のとき斜面の土砂崩れで出来たもので、その際たまたま下校途中で難に会い、
          生き埋めになった12人の学童を悼む寺田虎彦の句碑(山さけて成しける池や水す
          まし)が湖畔に建っている。尚水すましは亡くなった学童の霊に喩えたもの。
           震生湖から栃窪分岐までは見晴らしの良い渋沢丘陵の尾根道で大山から丹沢の
          山なみが素晴らしい。途中自然薯の栽培地があり、珍しい土産として購入。頭高山
          入口からは登高がつづくがすぐに櫻の並木を通って頂上に着く。
           支部・本部の山行で何回も登ったことを思いだした。帰りは渋沢駅まで快適な下り道。
          途中の無人スタンドで新鮮なみかんやゆずを購入。冬至に最適なゆずは家人に大
          層喜ばれた。何やら買物紀行のようになりましたが、暖かい冬晴れの楽しい歩きでした。

   コース 秦野駅9:3010:10白笹稲荷10:1511:30震生湖12:1513:20栃窪分岐13:25
   タイム 15:00頭高山15:1016:00渋沢駅

   参加者    5

 1655回報告  忘年山(幕山〜城山)

   実施日   1213日(土)14日(日)天候:曇り時々晴れ 係・記 芹沢 

   報 告  13日)私が初めて幕山に登ったのはガイドマップにわざわざ「まつやま」とルビが
            ふってある頃だった。その後何度か訪れているが、登山口に梅林公園が出来て
            からは登っていない。五郎神社のバス終点は変わっていなかったけれど、周囲
            の民家が様変わりしていたのは、当然のことだった。
            道の両側や斜面に黄金色に輝くみかん畑は昔を思い出させた。梅林はもう春の
            準備か何人かの作業員が下草を刈っていた。岩場には既に大勢のクライマーた
            ちが挑んでいた。その中に支部のOさんもいたと聞いて驚いた。登山道は以前と
            変わらぬジグザグの登り一辺倒の急登。視界が開けば、初島、真鶴半島と見えて
            くる。カヤトの頂上で大休止、風も弱く陽だまりハイキングにもってこいの山頂だ。
            忘年山行、日帰りの人も含めて、28名で記念写真。自鑑水分岐を過ぎて、ハコネ
            ザサの茂る大石平までの道は意外と長かった。予定を変更し一の瀬橋分岐で昼食、
            熊谷さんの更に磨かれたマジックに大いに堪能する。しとどの岩屋への道は余り歩
            かれていないのか、かなり荒れていた。
            石橋山の合戦に敗れた頼朝が平家に追われ、隠れたといわれる岩屋には多数の
            石仏が安置されていた。その伝説を物語るように一筋の水滴が命の水のように滴り
            落ちていた。土肥次郎実平の城山は時間に追われ、駆け足になってしまったが、
            今登ってきた幕山は勿論、相模湾一帯を見下ろせる眺望に優れた山である。
            理想郷バス停近くにある宿は部屋もゆったりで、食事も良かった。宿直行の人も
            合流し、今年の一年を反省も含めて振り返り、大いに飲んで歌い語り合った。例会や
            普段の山行では見られない側面も見られ楽しかった。
          14日) 朝食後解散 昨夜からの雨が降り続いていた。

   コース 1日目 湯河原8:25=鍛冶屋8:45…幕山登山口9:20…幕山10:4011:05…大石平
              11:50…一の瀬橋12:0512:45…しとどの岩屋13:5014:05…城山
              14:4045…城山入口15:0515:10=理想郷15:35湯の里杉菜15:40(泊)
         2日目 宿の送迎車で時間を分けて、湯河原駅まで送って貰う。

   参加者    31

 1657回報告  おでん山行(逗子・大崎公園)

   実施日   1220日  晴れ            係・記録 岡野 達 

   報 告  鎌倉駅を910分に出発し、私がガイドをしながら妙本寺、安国論寺、ぼたもち寺、
         長勝寺、光明寺と歩き、1115分に材木座の海岸に到着。海は日の光を反射してキ
         ラキラと輝き、沖にはウインドサーフィンが浮かび、ぼんやりとした富士山、江ノ島が背
         にあるのどかな風景が拡がっていた。
          大崎公園にはお昼に漸く到着した。富士山、丹沢、箱根の山々が見える芝生の上に
         腰を下ろし、早速、おでん、お汁粉パーティーが始まった。気温が高いせいかいつもより
         早くおでんが煮えた。とても冬至の前日とは思えないほど暖かい日だった。
         おでんがなくなりかけた頃、恒例のハーモニカ演奏をバックに合唱が始まった。
          その前座でKさんが安曇節をおもしろおかしく歌ってくれた。Nさんがハーモニカデビュ
         ーをした。逗子駅の近くに住んでいて入会希望のSさんが、急遽奥さんにハーモニカを持
         ってきてもらい演奏に加わってくれた。喜びの歌、きよしこの夜、雪山賛歌、千の風になっ
         て、四季の歌の5曲を皆で熱唱した。
          9月に亡くなったTさんを偲んで四季の歌を歌い、最後にふるさとを歌って御開きとした。
        大いに食べ、歌って楽しい一日を過ごした。

   コースタイム   略

   参加者    26

1658回報告  秦野峠〜日影山〜丹沢湖


   実施日 1223()            係 齋藤 郁夫  記録 三浦 良三

   報 告
        青空比率70%ほどの晴天、気温5〜10、時折風を感じる程度で気持ち良いハイキング
       日和となった。林道ゲートから舗装林道を90分弱、3〜4人ずつ横に広がりワイガヤしな
       がら300mほど上って林道秦野峠(720m)に到着。峠からは尾根越えに富士の白峰を観賞。
        一休み後山道に入る。急登で始まり30分ほどで尾根(870m)にとりつく。旧秦野峠の手
       前で日影山へと進路をとるが、そこからは地図で点線の道。常緑樹の植樹林()とすっかり
       冬枯れした広葉樹林の景色を楽しみながらも、所々の痩せ尾根と急坂に緊張する。途中で
       昼食をとった後、約100mの下り返しの急登を一気に登って日影山頂上に到着。頂上奥の鹿
       柵の金網に山頂の標識札が付いていたが見栄えしないため、記念写真はそれを無視して
        撮影。下りは雪をかぶり始めた丹沢の山々と丹沢湖の景色を右手に見ながら湖畔を目指して
        下りる。最後にきつめの登り返しもあり、全体通して「一般向き」コース以上との評価だった。
        年末のせいなのか道中で他にハイカー見当たらず。新松田駅前でのどをうるおし無事散会し
        た。

      

日影山

三角点を見つけるのに苦労しました。
展望はありませんが、このコースは登山者に歩かれていない趣きのあるいいコースでした。

   

丹沢湖

   コースタイム
        新松田駅7:45=タクシー== (やどろぎ)奥の林道ゲート8:15・・(林道)・・林道秦野峠
         9:45・・・旧秦野峠・・・(途中で昼食11:0011:30)・・・林道交差点・・・12:00日影山
         12:10・・・13:00大野山分岐・・・鉄塔14:30・・14:45丹沢湖=バス==谷峨===松田駅

   参加者   12

1659回報告    横浜・瀬谷八福神


   実施日 110()  晴         係 祖父川精治   記録 熊谷 松治

   報 告 10数年前、白鳳庵の紫陽花を見に瀬谷を訪れた時、北口駅前は人家も疎ら
     で、野菜畑が広がっていたが、今はスーパーや銀行などが立ち並び、昔日の
     面影は無い。でも、駅を少し離れた住宅地は、昔ながらの佇まいで、そこか
     しこに早くも蝋梅、梅、水仙などが咲いていて、早春の息吹を感じられた。
     先ず駅南側の宝蔵寺、西福寺、宗川寺、全通院勢至堂を巡拝し、下瀬谷橋停
     からバスで駅北口に戻って、昼食となる。
         午後は、達磨大師の長天寺、徳善寺を経て、旧道を北上し、瀬谷本郷公園
     でトイレ休憩。横浜市指定の名木古木・欅などを見ながら、善昌寺、妙光寺
     をお参りして結願。春は桜並木で有名な海軍道路へ出て、一直線の道をひた
     すら駅へ急いだ。

   コース・タイム 
    瀬谷9:32世野(せや)の鷹見塚9:3739…宝蔵寺(弁財天)9:4855…西福寺
    (布袋尊)10:0207左馬社10:1215…宗川寺(福禄寿)10:2535…
    全通院勢至堂10:5211:12…下瀬谷橋11:1525=バス=瀬谷駅北口11:45
    (昼食)〜12:45…長天寺(達磨大師)12:53…横穴古墳跡13:05…徳善寺
    (毘沙門天)13:2334…日枝社13:4245…瀬谷本郷公園13:5014:10
    …瀬谷神明社14:2326…善昌寺(恵比寿)14:3947…妙光寺(大黒天)
    14:5215:01…海軍道路15:16…瀬谷駅15:48

   参加者  23


 1661回報告    松田山(568m


   実施日 121()  曇り         係 春日井孝行   記録 今泉美代子

   報 告 天気予報が曇りから雨になっていましたが雨は夜からとの事で催行される。
     田代橋矢戸口橋を経てふれあい動物村を右に見ながら遊歩道入り口へ。
     寒いので動物の姿もなく静かでした。落ち葉を踏みしめながらゆるやかに登
     りはじめると薄日が射してきたので雨の心配は薄れる。両側に青木の群生が
     ひろがり高松分岐を過ぎた頃より急登になるも途中東屋で休憩をとる。
     さらに登りかえし最明寺史跡公園に着く。手入れが行き届いているので気持
     ちよい。早めの昼食とする。リーダーが黒糖入りの甘酒を作ってくださる。
     しょうがも入り体の芯まで温まる、感謝、感謝です。帰りは舗装された林道
     を下り途中、自然館と松田山ハーブ館に立ち寄り、また農家でみかんを分け
     ていただく(格安で)。平日の為か1組の夫婦に会っただけの静かで穏やかな
     山行でした。

   コースタイム 
     新松田7:34=バス=7:50=田代向8:088:15・・・・東屋10:1510:30・・・・
     最明寺史跡公園11:0012:00・・・・松田山ハーブガーデン13:10・・・・
     新松田14:30

   参加者  6

 1662回報告  街道を歩く(鴻巣宿〜熊谷宿)


   実施日 124()  曇り         係 芹沢隆久   記録 和智邦久

   報 告 鴻巣宿――熊谷宿     2里半9丁 (16.1km
                            ※   1里(3.9km) 1丁(108m
        鴻巣駅からスタート。天候曇り。街道歩きで一番の寒さのなか出発。
    鴻神社近くには、土蔵造りの商家がまだ数件残っている。鴻神社をお参りし、
    箕田氷川八幡神へ。ここに「箕田碑」の自然石の碑がある。これはこの地に
    発祥した、箕田源氏の由来を記した碑で、「箕田村の中(うち)に八幡あり。
    是渡辺の綱が社也。綱は祖父より以来(このかた)箕田に在し故、箕田の源
    次と号す」と説明している。箕田追分を過ぎ、吹山神社の境内で昼食。
     権八延命地蔵から荒川堤の土手へ、障害物が何もない寒風の吹く土手の道
    へ、正面に雪をかぶった赤城連山の山々が寒さを吹き飛ばしてくれる。土手
    を降り、権八延命神社でお参りし、権八地蔵堂へ(歌舞伎でお馴染の白井権八
    がここで人を殺し金を奪うが、見ていた地蔵に「このことは他言するなよ」と
    話しかけると、地蔵が「われは言わぬが、おぬしも言うなよ」と言いたことか
    ら「物言い地蔵」とよばれている。)ここでまた荒川堤に登ると、久下渡しの
    跡の碑がある。「みかりや跡」(昔、「みかりや」という茶屋があったのだが
    いまはない。忍城主が鷹狩の折ここに立寄って休んだ。)を過ぎ、次に東竹院
    (荒川の洪水の時に流れてきたという大きな達摩石がある)による。久下一里塚
    跡を過ぎ今回のゴールの熊谷駅が見えてきた。この街道には神社仏閣の多さに
    驚きました。寒さの中皆んな元気でゴールしました。
       
       (日本橋から熊谷駅までの距離66.5km

      詳細はここ

   コースタイム 
     鴻巣駅8:42・・・・土蔵造りの商家9:00・・・・箕田観音堂9:35・・・・箕田氷川
       八幡神社9:55・・・・箕田追分10:20・・・・11:30吹山神社12:00・・・・権八延命神社
     12:20・・・・権八地蔵堂13:30・・・・みかりや跡13:45・・・・東竹院13:53・・・・
     久下一里塚跡14:23・・・・14:30熊谷駅

  参加者   18

 1663回報告  三 浦 ア ル プ ス


   実施日 213()  曇り        係 谷真理子  記録 福田徳郎

   報 告  1月末の計画が天候悪く延期となり、213日、10名の参加で行い
      ました。 折から日本列島は春一番の南風が吹き、雑木林の枝々をにぎ
      やかに鳴らし、尾根道の枯れ葉を谷底に舞い散らせています。標高200b
      足らずの里山歩きとは言いながら小さな頂きがたくさんあって、登ったり、
      下ったりと多彩な変化に退屈しません。
           尾根筋を「どおっっ」と、吹き抜ける疾風のような風の音が懐かしく、
      子供の頃を思い出させてくれます。かつてこの狭い峠道を薪や肥料を採る
      ため里人が盛んに入り、人と馬たちが行き来したのか「馬頭観音」の石像
      には「牛馬往来安全」と彫り込んでありました。
           今回のピーク「乳頭山」は山頂にはオオシマザクラの大木が2株。海抜221bの
      三角点に着いたのは東逗子駅をスタートしてからわずか1時間30分という
      健脚ぶりです。
       山頂からやや下った場所で、吹き抜ける風をよけながら道ばたに座り込
      んでの昼食です。食事中、上空を米軍機が盛んに飛びます。空母を発着す
      る艦載機なのでしょう。
           食後は六把峠から長い距離の中尾根をひたすら下って森戸川の上流にた
      どり着きました。
           と、風の音が消え、せせらぎが耳をくすぐるように訪れます。水辺では
      ウグイスが羽を濡らして発声練習中でした。最初の計画では長柄から桜山
      団地の240段の石段を登って桜山の古墳を拝見する予定でしたが、強まる風
      の勢いは雨をも含みそうだったので、リーダーの決断で長柄から桜山隧道
      を徒歩で抜け、京急の新逗子駅で解散としました。
           低山とはいえ、歩きがいのある魅力あふれるコースでした。

  コース・タイム
         JR東逗子駅09:30登山口10:00馬頭観音10:20乳頭山11:05山頂直下で
      昼食11:50六把峠12:10中尾根12:20森戸川林道12:50ゲート13:30
      長柄13:50桜山トンネル14:20京急新逗子駅14:30(解散)

    参加者    10

  1664回報告  御殿山364m〜大日山333m

   実施日 27()  晴れ                係・記録 竹尾亮三

   報 告  浜金谷の電車に乗遅れ、taxiを呼寄せ、10分遅れで登山口を4班編成で出発する。
          簡易舗装が切れ、さらに山道を登ると大黒様が祀った所に出る。房総のマッターホル
          ン伊予ケ岳が間近にある。一度下り急階段を登るとスタジイ、マテバシイの大木がある
          御殿山に到着。伊予ケ岳、富山の先に東京湾など好展望が広がる。残念ながら富士山
          は見えない。
           山頂から椿のトンネルの丸太の急階段を下り、登返すと鷹取山である。宝篋塔山と海
          軍航空隊の墜落慰霊碑を経て登ると大日山の山頂に着く。スイセンが見ごろで迎えてく
          れる。陽だまりの中、ゆっくりと昼食をとり、taxiが待つ駐車場に向かう。アクセス、アプロ
          ーチ、整備された山道とも変化に富んだ楽しい冬季の快適山行でした。

       
        御殿山から(左から 富山・津辺野山・鋸山)                    大日山頂上


   コース 京急久里浜6:58=久里浜港7:35--浜金谷駅8:228:50taxi=御殿山登山
   タイム  9:159:25--大黒様9:5510:05--御殿山10:3010:45--鷹取山11:1011:20
         --宝篋塔山11:5512:05--大日山12:1513:15--林道増間線入口13:5514:30
         =taxi=岩井駅14:5015:31=浜金谷駅15:43--金谷港17:001705

   参加者    23




  1666回報告 (本部合同)スケッチハイク〜能岳
              ・八重山

   実施日 211日(水祝) くもりのち晴           係・記録 飯島和子

   報 告  当日はスケッチ日和で、総勢20名の皆さんが熱心にそれぞれ展望の良い場所で楽
          しそうに描いていました。我支部のにわか画家さんも、どうして、どうして、個性豊かな絵
          を描いていました。私も皆さんにつられて1枚。
           お世話になりました。

   コース 上野原8:45=バス=新井…登山口…尾根上…能岳…あずま屋…分岐…八重山ハイ
   タイム  キングコース入口…大堀バス停15:00

   参加者   本部15名   横浜支部 5名  計20

1667回報告 関東ふれあいの道8番コース(鷹取山)

   実施日 215日(日) 晴           係 柴野善治  記録 竹尾亮三

   報 告  見頃の梅をいたる所に見ながら歩き始める。垣根越えに黄色い花を見つけ、住人に
          聞くと黄梅との事?。東の池で、実をつけた蓮の枯れ枝郡がある。蓮の花が見頃の7
          8月は見事でしょう。竹林を通過、落ち葉一杯の山道を登り、鷹取神社の鳥居から急登の
         丸太の階段を登るとスタジイやタブノキの常緑樹のある鷹取神社に到着。源頼朝の重臣、
         土屋一族の墓、土屋城址などを見た後、途中のたくさんのフキノトウを恨めしそうに見過
         ごし、二つの神社を経て南平橋に到着する。陽だまりの中、近くのあぜ道に腰を下ろし権
         現山や弘法山などを眺めながら、昼食をとる。早春の暖かさに恵まれた山行
      でした。

       


                   
            

   コース 二宮駅7:50=月京バス停8:00--東の池8:3035--厳島神社8:45--鷹取山9:25
   タイム 9:35--妙円寺10:55--土屋一族の墓11:20--大乗院--熊野神社11:30--南平橋バス停
        --あぜ道11:5012:45

   参加者     6





下記は1668かもしれない



1669回報告 草津スキーとスノーシューイング

   実施日 222日(日)〜24日帰り(火) 係 竹尾亮三 記録 竹尾亮三・岡野 達

   報 告
   22日 晴れ
     スキー組:午後から、麓〜中腹のゲレンデで慣らし滑走をした後、ロープ
     ウエイ山頂駅まで2度上り、雪質の良い振子沢コースと清水沢コースを滑る。
     ダケカンバ林や雪山に囲まれた草津温泉街が美しい。
     スノーシュー組:スキースクールのスノーシュー2時間コースに4人が参加し
     5人でガイドの自然観察の説明やお茶、お菓子のサービスを楽しむ。
   23曇り
     スキー組:ご婦人二人がスキースクールに午前中入学、生徒は二人でのみで、
     素敵な指導員のおかげで腕を上げる。前日、運休の最高峰へのリフトが稼動し
     て、標高2100mから、トドマツコース・清水沢コースを経てシャクナゲコース
     の約8kmのロングコースを無事滑り降りる。後半は皆さん、腕を上げ、少し
     緊張しながらも楽しんでいました。
     スノーシュー組:天狗山ネイチャーセンター内の自然公園財団草津支部のY
     さんのガイドで940分にセンターを出発、少し道路を歩いた後、スノーシ
     ューを付けて谷沢川沿いにゆるやかに上って行った。谷沢川を渡る橋の上に
     積もった雪の厚さから積雪量を推測すると1メートル位だろうか。
     途中で樺のこと、ヤシャブシのこと、空木のこと、熊棚のこと、浅間山と白
     根山のこと等Yさんの解説を聞きながら歩いて行った。
     1130分に常布の滝が見える展望台に到着。滝は上方遠くに見え、一条の水
     流が落ちていた。常布の滝は名瀑100選に選ばれているので、春〜秋は水量
     が多く素晴らしい滝なのだろう。雪の上で昼食後、下りにかかる。
     やがて時々雲が切れて青空が見えるようになり、木々の間から眼下に草津の市
     街と背後の山々が見えていた。いつの間にかこんなに登ってきたのかと思うほ
     ど下って、やっとネイチャーセンターに1320分に到着した。予定のコースが
     変更になり、時間も短かったが十分楽しめた。
   24曇り
     朝食後、温泉市街地へ出かけ、雪の中の湯畑、お茶付き温泉饅頭のサービス、
     美女の湯もみおどり見学、大露天風呂入浴、おおるりでの舞踊ショーなど、各
     人がお好みで楽しみました。お酒、カラオケも含め、激安で色々楽しんだ3
     間でした。

  コース [22] 横浜駅西口7:30=バス=ホテルニュー紅葉11:5512:40=天狗山
  タイム     スキー場12:45スキー組とスノーシュー組は別行動〜16:00=ホテル
      [23] ホテル9:00=天狗山スキー場 9:05 スキー組〜16:30=ホテル
          スノーシュー組 天狗山スキー場〜15:05--ホテル
      [24] ホテル8:30--湯畑、西ノ河原大露天風呂など自由行動〜12:00
          横浜17:00

   参加者 スノーシュー 5
       スキー     8    計 13




1670回報告  伊豆の踊り子歩道

  実施日  31日(日) 雪のち晴れ     係り 金本勲   記録 服部八重子


  報 告  前日は雨の予報で気の早いメンバーが早めに今日に変更しましたが今日も曇天です。
        天城峠を越える時は、なんと雪でした。山あいの霧とまだ蕾の薄紅色の杉の花に、しんし
        んと雪の降る様も、なかなか風情がありました。(どんな時でもめげない・・・・)川端康成の
        レリーフを見て旧天城トンネルを、抜ける。踊り子コースに入るころには、雪も止み一気に
        晴れる。初景の滝の踊り子と青年の銅像の前では、大勢の方がカメラを向けていた。ルー
        プ橋を見上げて右折し、ミカン畑をのんびり歩く。栄華を惜しみながら咲いている桜を愛で
        ながらの露天風呂は、味わい深いものでした。

  コースタイム
       横浜6:13−三島7:57~8:05三島―8:46修善寺~9:13-=9:52水生地下・・・旧天城トンネル
       10:20・・・二階堂滝11:00・・・11:35宗太郎園地入り口・・・11:45~12:20(昼食)・・・12:40
       宗太郎園地・・・14:20慈眼院前バス停~14:41=踊り子会館14:50・・・15:20河津駅

  参加者  4



 1672回報告    六国見山〜天園

  実施日  31日(日) 雨       係り 春日井孝行  記録 小笠原利満


  報 告  冷めたい雨のそぼふる中を4名で出発。最初に常楽寺に立ち寄る。観光客は余り来そ
         うにない寺だが風情があって一見の価値あり。この後六国見山に入った。雨降りのせい
         か我々の他には誰もみかけなかったが、天園ハイキングコースはさすが若い男女が結
         構来ていた。コース内の獅子が谷では春日井氏の「去年はイチョウ等の黄色が加わって
         とてもきれいな紅葉だった」との言に一句、
               春浅き獅子が谷はセピア色
                    想いをめぐらす雨の中
          その後、全員すべることもなく鎌倉宮に着く。人力車が行き交い雨の古都に似合ってい
         た。鎌倉駅までの道すがら立ち寄った寺社の中で荏柄天神社の樹齢900年のイチョウに
         は一同驚いてしまった。境内のはじにあるだけでなく、余りに巨大過ぎて気付きにくかった
         が、それは見事なものであった。同じコースで紅葉の頃にまた訪れたいものである。

  コース 北鎌倉駅9:000:30)…常楽寺…(0:10)…多聞院(高野の切通し経由0:20
  タイム 高野台登山口…(0:20)…六国見山…(0:20)…天園分岐…(1:00)…天園…
       (獅子が谷・鎌倉宮・八幡宮経由1:20)…鎌倉駅

  参加者   4



1673回報告    街道を歩く(その5)

  実施日 228日(土)   晴           係 芹沢隆久  記録 和智邦久

  報 告  熊谷駅からスタートする。天候はれ。前日の」天気とうって変わって暖かい天
     気で歩くのに申し分ない天気。高城神社(大里郡の総鎮守で、熊谷直実は氏神で
     もあった。社殿は石田三成の忍城攻めの際に兵火で類焼、のち忍城主安部播磨
     守正能が寛文11年(1671)に再興したのが、今残る本殿である。)を参拝し出発。
      熊谷寺(ゆうこくじ)、竹井本陣跡(戦災で失われ今はないが、別邸だった
     星渓園(加藤清正の朝鮮土産と謂われている「大柱石・振袖石」がある)を見学。
     松岩寺参拝し、石原1丁目付近の公園で昼食。
      秩父路の分かれ路の道標(秩父道道標)をみて、植木の一里塚へ(樹齢300
     のケヤキが聳えている)。忍領石標(忍藩10万石の領界、安永9年(1780))が
     ある。明治天皇御小休止跡が、歩道の脇に、当時はのどかな風景が見渡せたので
     はと思う。
      御嶽神社、国済寺を過ぎると、見返りの松、当時は振りかえって見るような立
     派な松だったに違いなかった思うが、今は枯れてしまったので、2代目の小さな
     松が植えられている。
      今は廃線になった日本煉瓦の専用線の手前、右側に大きな常夜燈がポツンと立
     っている。深谷の宿は、ここから相生町の西はずれに残る同じ常夜燈までの間、
     約1.75Kmを指していた。いよいよ深谷の町に入ってきた。深谷城址公園は、石垣
     が昔の面影を留めているだけだ。いよいよ今回の終着、深谷駅に到着。
      渋沢栄一は深谷の人で(天保11年(1840)血洗島の農家に生まれ尊王攘夷活動
     に没頭、のち一橋家に仕え、慶応3年徳川慶喜の名代、徳川昭武に随行して渡欧明
     治元年に帰国)で、駅前には渋沢栄一の銅像があり、深谷駅はレンガ造りの立派
     な駅舎である。今日は1日暖かく、気持ちのよい街道歩きだった。
         (日本橋から深谷駅までの距離77.2km

 コース 熊谷駅9:50・・・・10:05高城神社・・・・高札場・・・・10:35星渓園(竹井本陣の別邸)
 タイム ・・・・熊谷寺(ユウコクジ)・・・・11:05松岩寺・・・・11:30石原1丁目付近(公園で昼食)
     ・・・・12:25秩父道志るべ・・・・ 12:46植木の1里塚・・・・12:56忍領石標・・・・
     13:55明治天皇御小休止跡・・・・14:45御嶽神社・・・・15:00国済寺・・・・15:15
     みかえりの松・・・・15:23常夜燈・・・・15:46熊谷城址・・・・16:05深谷駅

 参加者 18



 1677回報告   奥多摩高水三山

  実施日  315日(日) 晴れ       係り 金本勲  記録 足立忠彦

  報 告  軍畑駅は休日で好天のせいか大勢のハイカーで賑わっていた、平溝からの登り約1
         時間で常福院、お参りし高水山へ。岩茸石山山頂は、好天で展望が好く大岳、雪を頂
         いた雲取山、秩父の山々が見渡せた。昼食にリーダーが担いできた具沢山で美味なう
         どんを食べる、全員大感激。惣岳山を経て下山。沢井駅で解散後、澤乃井蔵元で疲れ
         をいやして帰路に着く。

  コース 軍畑駅9:30・・・高水山11:20・・・岩茸石山1155・・・1255惣岳山
  タイム 13:35・・・分岐14:30・・・沢井駅15:00(解散)

  参加者   8


1678回報告   真鶴ウオーキング

  実施日  31日(月) 晴れ       係り 谷 眞理子  記録 今泉美代子

  報 告  はっきりしない天気が続いていましたが今日はスカッ晴れで雲ひとつない好天に熟女
         4人は元気に真鶴駅前をスタートする。駅前の地下道を抜け真鶴役場を過ぎると左側に
         石工先祖の碑がある。江戸城造営の採石に当たった石工達の業績を称えてある。石段
         を昇ると銘石の小松石のベンチが置いてある。全国有数の石材の産地でもある。役場の
         前を道なりに進むと海が見え春の陽射しが眩しい。春の花木や草花を見つけながらゆっく
         り歩く。バス道路に出て港に沿って宿浜通りを進み漁港構内にある本日の食事処に着く。
         混み合う店なので早めに並びリーダーお奨めの金目鯛の煮付け定食を食する。評判通り
         のおいしさで大満足。宿浜通りを少し行くと貴船神社がある、7月27・28日の神輿の海上
         渡御は日本三大船祭りの1つとして名高い。約100段の石段を登ると大小5つの社と2台の
         神輿が飾られている。ここから堤防の道を進むと山下浜にでる。干潮の浜で休息(青のり、
         ひじきの収穫あり)山道を三ツ石方面へ進むと樹林帯にはいる。
          ケープ真鶴を過ぎ三ツ石に着くも風が強く早々に中川一政美術館に行きゆっくりとコーヒ
         ータイム、その後荒井城址公園に立ち寄りモクレンの大木(56本)の見事な花を観賞して
         駅に向かう。天気が良く海岸や樹林帯で遊び、変化に富んだ楽しいウォーキングでした

  コース 真鶴駅9:40・・・・石工先祖の碑・・・・10:40食事処(魚座)12:10−貴船神社・・・・
  タイム  琴ヶ浜13:05・・・・三ツ石13:40・・・・中川一政美術館14:2515:05荒井城址公園・・・・
        真鶴駅16:05
   
  参加者  4名 

 1682回報告   街道を歩く(その6)

  実施日  328(土) 晴れ         係  芹沢隆久  記録 和智邦久

  報 告 深谷宿――新町宿       (18.5km
        深谷駅から、天気は晴れ、3月末なのに風少し強く寒い中を歩きはじめる。
    今回は長丁場の18.5Kmもある。相生町の右手に飯島印刷所がある、ここが昔の
    飯島本陣跡。今は廃線になった日本煉瓦の専用鉄道線の手前、右側に大きな常
    夜灯がポツンと立っている。深谷の宿は、ここから相生町の西はずれに残る同
    じ常夜灯までの間、約1.75Kmを指している。
        平忠度(ただのり)の墓がある清心寺(一ノ谷の戦いで、岡部六弥太忠澄に討ち
    取られたが、忠澄がその死をいたんで首級を葬った)による。源勝院、普済寺
    を過ぎ同じ地名の普済寺から国道を離れ旧街道にはいる。馬頭観音があるY字路
    を左直進する。1本目を右折し坂を下ると、左に百庚申。(約60の庚申搭がある
    と書かれているが、数えたところ約130搭があるが?)八幡神社で昼食。
       歴史民族資料館による。安養院、金鑚神社、浅間山古墳、泪橋由来碑(参勤交
    代の通行のたびに馬を徴用される農民が嘆きのあまり泪を流したという)、金
    久保神社、陽雲院、それぞれ立ち寄る。一里塚跡を過ぎ、神流川に架かる神流川
    橋を渡り群馬県に入る。荒川を渡り埼玉県に入り、やっと神流川を渡り群馬県に
    入る。この間に、お寺15,神社15、に各々立ちより、10の宿場を通過した。中
    山道には沢山の神社仏閣が在るものだ。
        今回の長い道中全員元気で新町駅に到着した。
          (日本橋から新町駅までの距離95.7km

  コース 深谷駅8:40・・・8:50飯島本陣跡・・・8:57常夜灯・・・9:05清心寺・・・9:40源勝院
  タイム ・・・10:00普斉寺・・・10:43百庚申・・・11:15八幡神社(昼食)11:45・・・12:40歴史
     民族資料館・・・13:10安養院・・・13:23金鑚神社・・・14:00浅間山古墳・・・14:35
     久保神社・・・15:00陽雲院・・・15:16一里塚跡・・・15:35神流橋・・・15:37神流川古
     戦場跡碑・・・15:55新町駅

  参加者  17
       詳細