山行記録詳細(2013年度)

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 第2060回報告    あしがくぼ山の花道~丸山(960m)    

実施日 4月9日(火)  快晴           係・記録  竹尾亮三  

報 告

  芦ケ久保駅を出ると沢山の桜に迎えられる。あしがくぼ果樹園公園村を経由して山の花道のピークに向かう道沿いには、紅白の芝桜や、金色に輝くレンギョウ、ピンクの花桃、紫のミツバツツジ、プラムの白花などが見頃である。山の花道だけあって春爛漫である。青空に武甲山が独特な姿を現し、ピークに到着するが、期待のカタクリは見当たらない。代りに沢山の満開の枝垂桜が迎えてくれる。県民の森のベンチ・デスクは我々独占の昼食場所。丸山を経て、山道を下り始めると色々なスミレが続く。エイザンスミレが次々と現れ、大喜び。赤谷の集落から駅までの道路沿いも枝垂桜やお花で一杯。快晴の下、春のお花見山行を楽しみました。 

コースタイム
   芦ケ久保駅9:15 …あしがくぼ山の花道10:3545…丸山登山道入口11:00…県民の森 
   12:1555…丸山13:2035…大野峠14:05…赤谷集落15:2535…芦ヶ久保駅 
   16:0017==飯能==池袋==横浜18:57

参加者
     井上善夫、岩方、大溝、佐々木、依田、和久田、◎竹尾   計7名

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 第2061回報告    (本部集中山行)網代城山~高尾公園    

実施日 4月14日(日)~15日  晴れ         係・竹尾亮三  記録・和智邦久

報 告

  武蔵増戸駅に着いたら沢山の支部がここからのスタートでした。天候も良くよいハイキング日和。横浜支部は弁天山・網代城山コースを歩きました。弁天山山頂からの展望は よいが狭く次から次と登って来る。新ハイの会員でいっぱいになってしまうので、すぐに次の城山に向かった。急な登りをふうふういいながら城山に着いた。ここで一休みする。下に降り高尾公園へ。まだ到着が早いせいかあまり集合していないようだった。昼食後、各支部の紹介が始まる。横浜支部は2番目で、支部長の挨拶、S氏のエール後、ゴム風船を膨らまして一斉にいろいろな音を鳴らす。クイズ終了後散会となり武蔵五日市駅で解散した。

 

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横浜支部の参加者

 

コースタイム
   武蔵増戸駅9:50・・・弁天山10:3010:40・・・網代城山11:1525・・・高尾公園(昼食) 
   12:0013:00・・・開会14:0015:35・・・武蔵五日市駅16:17(解散) 

参加者
     ◎竹尾 熊谷 芹沢 小倉 岩方 服部 有山 今井 佐々木 金本
     大川 今泉 板垣 斉藤() 柴田 松本 緒方 ○和智 計18名 (参加総人数351名)

 

 第2062回報告     街道を歩く(その9)下徳次郎~大沢~今市      

実施日 4月20日(土) 曇りの雨            係・芹沢隆久  記録・和智邦久

報 告

   肌寒い中、下徳次郎のバス停より歩き始める。徳次郎は下・中・上(三宿)に分かれていた。 (1ケ月を三分して上10日を中徳次郎、中10日を上徳次郎、下10日を下徳次郎と人馬等の割り振りをしていた。徳次郎城跡は雑木林のなかにわずかに面影を残していた。中徳次郎・上徳次郎を過ぎると石那田一里塚跡(日本橋より30里)、途中リンゴ畑の木の傍で昼食。上小池一里塚跡は解らず大沢宿へ入る。水無一里塚跡は立派な両塚を残している。杉並木が続く中を歩く。来迎寺で休憩してしていると雨が降り出したがすぐに杉並木で傘をさす程度で歩くことができた。ここからは自動車道の脇に昔の面影を残す杉並木が今市宿の手前まで延々と続いていた。日本橋より歩き始めやっと今市宿に到着。残り僅かになり次回で鉢石(日光)にゴール。

コースタイム
  下徳次郎9:45・・・徳次郎城跡10:10・・・痔地蔵10:25・・・中徳次郎・・・石那田一里塚跡11:15・・・昼食12:0512:35・・・うらない地蔵12:45・・・上小池一里塚跡・・・大沢宿13:43・・・水無一里塚跡14:00・・・来迎寺・・・日光杉並木街道・・・七本桜一里塚跡15:20・・・追分地蔵尊15:40・・・今市駅15:50   

参加者
  ◎芹沢 ○青柳 岩方 足立 戸野部 和智  計6

2063回報告     興因寺 ・ 淡雪山    

実施日 4月20日(土)  曇り                係・記録  鈴木国行

報 告
 
  古湯坊(温泉)の少し手前の登山道から北山野道と呼ばれる遊歩道を歩く、途中から穴山峠の登山道に入る。やや急登のジグザグ道を峠まで。そこから尾根道を興因寺山へ。山頂は高圧線の鉄塔がデンと建っている、北側は帯名山が見える。夕方には雨との予報なので、早々に出発。少し下った尾根からは甲府の里山らしく 集落が左右に見下ろせる。淡雪山に近づくと今日初めての登山者とすれ違った淡雪山頂付近の花崗岩の所で昼食。これから向かう尾根の上にぼんやりと甲斐駒ケ岳の勇姿が見えた。金子峠、塚原峠、和田峠と通過し甲斐イワカガミの咲く千代田湖の山麓に到着。純白のイワカガミが道の両側に咲いていて感動。薄ピンクのイカリ草も見参。八王子山の頂からは甲府盆地のビル・建物が見える。最期のピーク湯村山までは岩とマルバアオダモの白い花が新緑の淡い緑に映える。湯村温泉入り口のバス停留所に着き間もなく待っていたかの様に雨が降り出した。

 

 イワカガミ

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 湯村山

 

 

コースタイム
   甲府9:30=タクシー=9:45古湯坊9:50…10:45穴山峠…11:00興因寺山11:10…11:40淡雪山12:10…13:15千代田湖13:20…13:50八王子山14:00…15:00湯村山15:10…-15:40湯村温泉16:10…16:25甲府

参加者
     鈴木、池田、今泉、宮本、大溝、鈴木早苗 計6名

 第2065回報告       鳥ノ胸山(1208m)      

実施日 4月27日(土) 快晴             係・記録  竹尾亮三

報 告

   道の駅に着くと咲残った八重桜に、ミツバツツジ、花壇には花々が咲き誇っている。道の駅と橋の位置を勘違いして、遠回りをして林道より登山道に入る。かわいい春リンドウが目を楽しませてくれ、 芽を出したばかりの木々の間から、日前に降った雪を被った富士山が姿を現す。急登が終わると山頂に到着。真白い、美しい富士山が迎えてくれる。ミツバツツジが所々にアクセントをつけている。陽だまりの中で昼食を済ませ、周遊コースに降る。スミレや木々の新芽の赤い幼葉が山道沿いで目に付く。下山口のキャンプ場には多くの家族連れ。道の駅で野菜の買物を楽しみ、迎えのTaxiに乗り込む。春の新緑、お花と展望を楽しんだ山行でした。

コースタイム
  都留市駅9:00 taxi==道の駅どうし9:3550…鳥ノ胸山登山口10:30…林道出会11:20鳥ノ胸山12:1513:05…雑木ノ頭13:3040…道志ノ森キャンプ場14:2545…道の駅どうし15:3516:05 taxi==都留市駅16:40   

参加者
  上田、岩方、佐々木、和久田、石部夫妻、◎竹尾   計7名

2067回報告 (本部合同)鶴寝山(1368m)~大マティ山(1409m)    

実施日 54日(土) 晴れにち曇り/小雨        係・支部  記録  和智邦久

報 告

   松姫峠よりニリン草のコースを行く。ニリン草は咲いていましたが以前のように群落で咲いていなかった。途中で地元の方が「鹿に喰われてしまい今はあまり残っていない」と言っていました。周りを網で囲まれていた理由がわかりました。鶴寝山からの展望はよかった。大マティ山に登り小菅の湯に下った。今回の本部合同山行の参加者は支部始まって以来の大人数で往復、バスを貸切ました。

 エイザンスミレ

 

ミツバツツジ

新緑の中を歩く


 

 

コースタイム


   上野原駅8:30=バス=松姫峠9:5910:20…鶴寝山11:2050…大マティ山分岐12:46…大マティ山12:46…大マティ山分岐12:55…棚倉13:08…モロクボ平13:55…小菅の湯15:0015:35…上野原駅16:50

参加者
   ○竹尾 ○井上(忠 ○青柳 ○佐藤 岩方 今泉 佐々木 石部夫妻 和久田 湯浅 板垣 上田 大川 柴田 野崎 ◎和智 本部27名 計44

2068回報告   栗木緑地~寺家ふるさと村ウォーキング)      

実施日 5月7日(火) 晴れ          係・記録  谷 眞理子

報 告

  黒川駅前より、青少年野外活動センターへと向かう。センターの裏道が栗木緑地へとつながっている。明るい丘陵地帯を抜け、階段を上るとすぐ左手に入口があり、そこから栗木緑地が始まる。尾根上で景色を楽しめる展望台地である。南東に向かって下ると風が、爽やかに通り抜けていく。林が切れて、細い車道を横切り鶴川台尾根緑地に入る。山際の道もすぐ終わり三叉路へ出る。タクシーを呼び、寺家ふるさと村の入口にある妙福寺まで乗る。ここより直進し農村風景の谷戸を通り山道を利用してふるさと村へ出た。一面が田んぼになっており、あぜ道を利用してふるさとの森へ入る。整備された山道を登り、丘の上でランチタイムとした。午後は山裾に下り、東へ向かい、あいにく休館日の四季の家を左手にみて、道路を直進し、20分程で鶴見川へ出る。橋を渡り、国道へ出て、右へ3分歩けば早野バス停に着く。すぐバスに乗ることが出来、柿生駅へ抜け解散とした。

コースタイム

  ウォーキングに付きコースタイム省略
  

参加者

  参加者 斎藤、岩方、今泉、小泉、◎谷 計5名 

2071回報告     荒神山(624m)・小丸山(1676m)    

実施日 514日(火)~15日(水) 快晴            係・記録  竹尾亮三

報 告

1日目: わたらせ渓谷鉄道の1両のジーゼルカーに乗車。モデルのような美人で、スマートな若い女性が乗車記念品を売りにきて、車内の雰囲気が明るい。水沼駅で下車。渡良瀬川の大橋から、正面にそびえる荒神山を見ながら歩き始める。カキドウシなどの山野草が咲く平地で、昼食を済ませ、ハイキング登山道に入る。展望台に着くと満開のヤマツツジが迎えてくれる。山頂に向かう途中ではチゴユリが所々に咲いている。途中の休憩の東屋近辺には濃い紫のスミレがたくさん迎えてくれる。ヤマツツジが咲く二等三角点の山頂に到着。往路を戻り水沼駅経由で桐生のホテルに到着。入浴後、駅レンタカーを調達。桐生駅前の日本海庄やで乾杯。

2日目: わたらせ渓谷沿いに、見頃のフジの花を随所に見ながら快適に走り、登山道入口の駐車スペースに到着。山道に入ると雑木林の新緑が美しい。視界が開け、小川が流れる沢を見下ろす笹原の道に出ると、アカヤシオが迎えてくれる。賽の河原に近づくと3種類の色の(薄、中間、濃)優雅なアカヤシオが青空と袈裟丸山並みを背景に素晴しい。高度を上げると、カラマツが新緑から芽生えの色に変化し、アカヤシオの同伴が山頂まで続く。山頂ではアカヤシオと冠雪の日光白根山、上州武尊山が迎えてくれる。景色を見ながら早い昼食をとり、往路を再び楽しみながら戻る。帰路は道の駅に寄り、山菜を調達。新緑とアカヤシオを満悦した山行でした。

 

       

アカヤシオ

           

小丸山から日光白根山と武尊山

           

小丸山山頂まで続くアカヤシオ

           

濃いピンクのアカヤシオ

 

コースタイム
 1日目:わたらせ渓谷鉄道(水沼駅)11:20・・・途中昼食・・・荒神山入口12:10・・・展望台  13:0010・・・荒神山13:2535・・・水沼駅14:3051==桐生駅

 1日目:東横インレンタカー6:30==折場登山口7:558:10・・・賽の河原10:00・・・小丸山10:5011:35・・・折場登山口13:3550==桐生駅15:3015:53==小山==横浜

参加者
     平川 今井 岩方 依田 ◎竹尾  計5

2073回報告       青 笹 山(1550m)      

実施日 521日(火) 曇り            係・記録  竹尾亮三

報 告

  静岡快晴の予報で、新緑の山あいを阿部川に沿って快適に車を走らす。ワサビ発祥の地のワサビ棚や茶畑を見  ながら登山口に着くと、山は一変して曇。山道を登っていくと白いイワカガミが10株ほど咲いている。私を含め、初めて白いイワカガミの遭遇に歓声。地蔵峠で昼食をとり、仏谷山を経由して、ブナを初め大木が続く笹道を進むがツツジは見当たらない。オオカメノキの白い花びらが山道に目立つ。尾根道のピークが多く、なかなかきつい。青笹山山頂に着くとガスで何も見えない。往路を戻り、青空が見える景色を快適に走る。静岡駅で弁当などを購入して電車に乗り込む。地図と実際の登山口の違い、案内掲示板の正しさを感じた山行でした。

         

青笹山頂にて

           

ワチガイソウ

           

ギンリョウサオウ

           

イワカガミ

 

コースタイム
  静岡駅9:35==正木峠(登山口)11:0020・・・地蔵峠12:2050(昼食)・・・細島峠13:2030・・・青笹山14:5050・・・地蔵峠16:4050・・・登山口17:2035==静岡駅レンタカー19:0019:31==横浜

参加者
     緒方 今泉 柿沢 湯浅 依田 和久田 ◎竹尾

2075回報告   街道を歩く(日光街道その10)      

実施日 524日(金)~25日(土) 晴れ     係・芹沢隆久  記録・佐藤哲夫

報 告

 1日目 今回が最終回の日光街道歩きは 今市駅に参加者のうち9名が JR及び東武日光線を利用して集合。    前回の終了地点の追分よりスタート。ここは京都から続く例幣使街道との合流点であり変り杉と呼ばれている、大きな杉の木に寄生する石斛(せっこく)の白い花が咲いていた。次に小田原から出向して農業改革を行って地元に貢献した。二宮尊徳が祀られている報徳神社をお参りする。国道119号へ出て次の如来寺は家光により建立され堂々とした大きな屋根が目立っていた。速足で滝尾神社へそこには願い事を託した小さな風車がクルクルと色鮮やかに回っていた。自動車の行き交う国道に隣接して長い杉並木公園が建設されており日本や世界の多くの水車があり、暑さを和らげてくれた。杉並木はさらに続き戊辰戦争の宇都宮戦いでの砲弾が撃ち込まれた杉を仰ぎ見て明治天皇のお休み跡を通過して筋違橋を渡りようやく日光駅に。駅前の食堂にて昼食をとり新たに2名が加わり合計名となる。昼食後 西行が地元の若い人の短歌を見て身の歌道の未熟さを恥じ戻ってしまった戻り石のある竜蔵寺へ寄り最終地点 鉢石宿(日光宿)起源となった。鉢石にて集合写真をとり神橋へ。そこより来た道を戻って東武日光駅で宿のシャトルバスに乗車した。杉並木保存の多くの有志による活動には大いに感銘した。       

2日目 バスにて宿を出発して東照宮・二荒山神社・大猷院・輪王寺を参拝した組と、戦場ケ原を歩いた組に分かれた東武日光駅にて合流し帰路に着いた。次は宇都宮から白河まで奥州街道です。

 

 

砲弾撃ち込み杉

 (戊辰戦争の時、今市宿を巡り官幕両軍
 の激しい攻防戦が展開された。
 官軍の放った砲弾が杉並木を貫きとの痕
 が残っている杉)

今も昔の面影を残す杉並木

鉢石(はついし)

 神橋から鉢石付近にかけての地質は砂岩・粘板岩などの古生層からなっているが、その一部を石英斑岩・花崗岩が貫き鉢をふせたような形で地表に現れた
 もの。

神橋

  日光山内の入口、大谷川に架けられた木橋で、長さ26.6m、幅6m、水面から高さ10.6m朱漆が塗られている。かって勝道上人が、大谷川が急流のため渡ることができず、神仏に祈ると深沙大王が現れて赤青蛇で架けた。
  この伝説にちなんで「山菅橋」と呼ばれていた。東照宮の造営が終わった時、橋を架け替え神橋とあらためた。

日光街道 完歩

 

コースタイム
  JR今市駅9:55・・・追分の変わり杉10:10・・・報徳神社10:30・・・如来寺・・・瀬尾神社11:00・・・杉並木公園・・・砲弾射込杉11:45・・・明治天皇小休止所12:30・・・筋違橋・・・東武日光12:5013:40・・・竜蔵寺(西行戻り石)14:00・・・神橋14:50・・・東武日光駅15:30

参加者
  ◎芹沢 ○青柳 和智 岩方 足立 戸野部 大野 井上(忠・紀代子 佐藤(哲・圀子

 

2066回報告   丹沢長大縦走シリーズ (その7)      

実施日 526日(日)曇りのち一時晴れ       係・齋藤郁夫  記録・久保正文

報 告

   定刻前に全員が揃いバスでヤビツ峠へ向かう。バス停には長い行列ができていたが、何台かやり過ごし座って移動する。ヤビツ峠から大山へ向かうが途中および大山山頂も霧でほとんど視界が効かず残念であった。

   大山からはほぼ下りとなり、表参道は渋滞状態であったが、表参道を外れると一転してたまにトレイルランナーと会う程度の静かな山旅となる。浅間山の山頂は通過してしまい、少し先で昼食となる。昼食後は高取山への登りで一汗かいて高取山、念仏山を経て弘法山へ到着する。権現山を経て全員無事に秦野駅へ到着し解散となる。実歩行時間6時間以上の「長大縦走」だったが変化に富んだコースで飽きることもなく、心配された山ヒルの被害にも遭わずに無事完歩できたことにリーダの齋藤さん、サブリーダの和智さん、参加者の皆様に感謝致します。
 

    

 竹の花

コースタイム
  秦野駅7:55・・・ヤビツ峠8:41・・・大山10:15・・・浅間山11:50頃(通過)・・・高取山13:24…弘法山15:00・・・秦野駅16:30 

参加者
  ◎齋藤、○和智、今泉、古屋、桜井、清水、齋藤(美)、久保 計8

 

2088回報告   蛇も蚊もまつりとJR鶴見線      

実施日 62日(日) 晴れ                        係・記録 祖父川精治

報 告

    みなと横浜、旧東海道に沿った鶴見区生麦魚河岸通り、約30軒の鮮魚店が並んでいる。 昔から地域の疫病除けとして、蛇も蚊もまつりが2ケ所で賑やかに実施されている。道念稲荷では、朝からカヤやワラで編んだ20メートルの大蛇3匹を担いで町内も巡り回る。午後には原神明社で、2匹の大蛇が社前に並んでいる。NHKの「ドーモ君」がゲスト出演、テレビスタッフも参加。 全国各地では大人向きのお祭りが盛んというのに、ここでは百人規模の子供達が主役でお祭りへ参加するという賑やかさである。関東JR駅百選の海芝浦駅、防波堤上の海の駅からツバサ橋とベイブリッジが望まれる。キリンビール横浜工場内のレストランで、打ち上げをして解散する。

コースタイム

  行動時間は9時から15時まで、12000歩、8.5キロ

参加者

  ○井上忠秋(3)、石部(2)、有山、熊谷、足立、緒方、金本、今泉、池田、佐々木、湯浅、井上正、佐尾、◎祖父川 計17名 

2077回報告   塩原渓谷・八方ヶ原~剣ヶ峰      

実施日 62日(日)~4日(火) 晴れ            係・記録 竹尾亮三

報 告

 1日目:バス停から少し車道を戻り遊歩道に入る。ダムの上で、箒川の右岸に渡り、落葉のやわらかい山道を緩く登る。ヤシオコースであるが花は既に散っている。緑濃い木々の間から渓谷美を見ながら布滝展望台に到着。 遊歩道を進むとギンリョウソウが珍しく群生しているのを見つけて驚く。渓谷沿いに近づくと露天風呂に数 が入っている。不動の湯である吊橋を渡り車道に到着。予定より早く着いたので天狗岩を正面に見ながら一つ先のバス停まで歩く。予定のバスに乗込みホテルへ。温泉に浸かり、夕食の飲み放題で乾杯。

 2日目:登山道に入ると先ずハルゼミの声とヤマツツジが迎えてくれる。ダケカンバが多い雑木林 の新緑と混じり見頃な薄赤、真赤なヤマツツジが続き素晴しい。大間々台に近づくとレンゲツツジが現れる。満開なのは少なく蕾が多い。咲残ったトウゴクミツバツツジの赤紫とズミ の白花のコントラストも美しい。剣ヶ峰に向かうと次々に見頃のシロヤシオが現れる。山頂で昼食をとり、大入道に向かうと北西方向に冠雪の真白い山並みが美しい。尾根道の山道沿 いは大小のシロヤシオ並木である。下から見上げる白花は清純のさわやかさ。大入道から降ると再びヤマツツジが同伴。往路の山道にぶつかり山の駅に到着。迎えのtaxiに乗込む前にソフトクリームとビールで乾杯。夜はホテルのカラオケルームで大いに盛り上がる。

 3日目:朝食を済ませ温泉街へ。山菜を購入し、預けて、牡丹の名所の妙雲寺へ。咲残った牡丹はわずか。境内の小川の水芭蕉もまだ咲残っている。色々な店をのぞき、温泉饅頭を作っている店前のテーブルでお茶タイムとする。温泉饅頭を一個ずつ食べると、美味しいお茶と佃煮をサービスしてくれる。饅頭や佃煮をお土産に購入し地元に貢献。のんびりと快適な朝の散歩を楽しんでホテルに戻る。バスはドライブイン田吾作に寄り、お蕎麦の昼食をとり、高速道路を快適に走り横浜に予定より早く到着。色々な、たくさんのツツジの花を満悦し、色々楽しめた、激安の「おおるり」山行でした。

コースタイム

   1日目:塩原大網バス停13:15/25・・・渓谷遊歩道・・・布滝展望台13:50・・・不動の湯・・・福渡不動吊橋・・・七つ岩吊橋バス停15:3044==バス=バスターミナル15:50・・・ホテルニュー八汐16:00(泊)

   2日目:ホテル7:50 ==taxi==山の駅たかはら8:30/45・・・大間々台10:05・・・剣ヶ峰11:50~昼12:40・・・大入道(1402m三角点)13:45/50・・・山の駅たかはら15:10/30== taxi==ホテル16:05(泊)

  3日目:ホテル8:30・・・妙雲寺・・・温泉街散策・・・ホテル11:00/12:10==バス=途中田吾作で昼食==横浜16:05

参加者

   平川、今井、岩方、水鳥、依田、和久田、◎竹尾    計7

2082回報告     三 頭 山    

実施日  6月8日(日) 曇り時々晴れ             係・記録 宮本省治

報 告

   スタートから予定変更、奥多摩湖の水位が下がり過ぎ、浮橋が外されて渡れない。そこで登山口を三頭橋の方へ変えて、ムロクボ尾根を登ることとする。この尾根傾斜は急だが、大きくジグザグに道がつき、実に歩きやすい、しかしヌカザス尾根との合流手前では、両手で木の根をつかみながらの急登となり、しっかりと汗をかかされた。入小沢ノ峰で昼食、それから1時間弱で三頭山到着、しかしベンチが満席、空も暗くなり、雨の心配もあったので、休憩もせずに下山開始、予定より1時間前のバスに間に合うようにと、足を速める結果、30分前にバス停に着いてしまった。少人数で歩くと速い。

コースタイム

  奥多摩駅8:35==バス==深山橋9:10・・・登山口9:30・・・休憩10:10/20・・・休憩11:00/05・・・入小沢ノ峰(昼食)11:4512:15・・・三頭山13:10・・・三頭大滝13:55/14:00・・・都民の森バス停14:25 14:46=バス=武蔵五日市駅

参加者

  ◎宮本 今泉  計2名 

2078回報告      菜畑山~朝日山      

実施日 617日(月) 曇り                係・記録 谷 眞理子

報 告

   駅到着後待たせておいたタクシーに乗り込み、菜畑山直下のTV中継塔が立つ小平地まで高度約1000mを稼ぐ。頂上まで約200m、の急登を頑張る。頂上には三等三角点標石があり撫でてもらいたそうに立っていた。目の前には、加入道山や大室山が大きく見えた。その後は北へ向かって、ひたすら急下降していく、アミハリより、ブドウ岩の頭へ着く頃には、皆空腹を覚える。ブドウ岩の頭は平地で休憩広場になっており、昼食を取るのに最適でした。ここから東へ向かう。本坂峠より岩戸ノ峰は気を緩めない直登だった。アップダウンばかりで朝日山が遠く感じられた。岩殿山から朝日山まで10分程で到着。

   記念撮影後、下山となる。5分程で秋山峠より南東へ岩交じりの急下降となり、ロープ付きで足元の危なさったら、スリル満点!入道丸は巻き道になっており、下りきり林道に出る。鹿避けの扉がデンと待ち構えていて、抜ければ、お墓の横に出た。国道を目指して歩くと、道志役場の看板が見えてきて駐車場に藤野のタクシーが待っていてくれたので皆ホットした。乗り込み藤野駅到着後解散とした。

コースタイム

  都留市駅9:00==タクシー(45)==TV中継塔9:4510:00・・・菜畑山10:20・・・ブドウ岩の頭11:5512:40・・・本坂峠12:48・・・岩戸ノ峰13:45・・・岩殿山14:10・・・ 朝日山14:1714:32・・・秋山峠14:37・・・入道丸15:43・・・林道16:05・・・道志村役場=タクシー=藤野駅 

参加者

  斎藤(郁)、○青柳、池田、和智、三浦(良)、佐々木、岩方、板垣、柿沢、今泉、水鳥、桜井、◎谷   計13名 

2083回報告   横手山・志賀山~裏志賀山~四十八池~大沼池      

実施日 630日(土)晴~30日 晴一時雨           係・記録 竹尾亮三

報 告

 1日目:渋峠からリフトに乗り横手山に到着。イワカガミ、ツガザクラ等が迎えてくれる。

   陽を浴びての2305mでの 昼食は快適である。山頂からオオシラビソの林の山道を下ると、アカモノ、クロユリ、ミヤマクワガタ、ミツバオーレン、ツマトリソウ等が続く。途中、開けたゲレンデに出、再び山道を下る。珍しいミドリユキザサの可憐な花やイチヨウランに出会う。斜面が緩くなるとネマガリタケ(チチマザサ)の竹の子がたくさん出ている。折って、皮を向いて食べると、くせも無く、やわらかく美味しい。女性群は一生懸命に採り、ザック一杯のお土産。ホテルに向かう山道沿いで、全員が始めてのノビネチドリを発見し歓声があがる。かけ流しのほたる温泉に浸かり大満足。

2日目:登山道入口からゲレンデを登る。晴天下でレンゲツツジが輝いて見える。登り切ると、ワタスゲが一面に咲き誇り、渋池の水面に映る空と森が美しい。笠ケ岳、横手山も望まれる。志賀山へ向かうとダケカンバの林が美しい。急登を花々が和らいでくれる。志賀山から予定外の裏志賀山に寄り、眼下の大沼池の景観を楽しむ。分岐に戻り四十八池に降る。1880m70の地塘が点在する見高層湿原の景観が広がる。コバイケイソウが咲き誇っている。昼食を済ませ最後の目的地の大沼池に向かう、途中も花々が続く。大沼池の手前で雨に遭うが、池に到着した時には止む。林道を進むと木々の間から強い酸性の湖水がエメラルドグリーンに輝いている。再び雨に遭うが予定時刻のバスに乗り込む。山と高層湿原の花々、温泉を楽しんだ山行でした。

コースタイム

  29日:渋峠バス停11:0010リフト=10・・・横手山山頂駅11:20~昼12:05・・・鉢山分岐14:3045・・・ほたる温泉・硯川ホテル16:00(泊)
  30日:ホテル7:45・・・前山・渋池8:10/8:15・・・志賀山登山道入口8:458:55・・・志賀山10:1025・・・ 四十八池11:55~昼12:30・・・大沼13:5014:05・・・分岐14:4555・・・大沼池入口バス停15:5016:10=バス=蓮池==長野17:5018:46==東京 

参加者

  ○金本、今井、岩方、柿沢、佐々木、服部、水鳥、依田、和久田、◎竹尾  計10名 

 

2076回報告    瑞牆山・金峰山      

実施日 713日(土)~14日(日)         係・小澤勝太郎 記録・板垣恵美子

報 告

   当初シャクナゲの満開の時期、6月中旬に予定していた山行ですが、都合で1か月遅れになりました。

   花の命は短くて・・・?とは言いますが、瑞牆山・金峰山共に頂上近くに、しっかりとシャクナゲの花が咲いていました。きっと私達の来るのを待っていてくれたのでしょう。花も頑張っているのですね。思わずシャッターを押しました。さすが人気の山で、若い女性の登山者が多く、この人たちも可愛い花をさかせてくれていました。準備段階では熱中症のことばかり考えていましたが、1日目2日目とも夏山にしては最高のお天気で、特に1日目の小雨には救われました。汗はかきましたが、気持よく登れた2日間でした。

コースタイム

  1日目 曇り時々小雨
     瑞牆山登山口9:50/10:00・・・休憩10:35/10:40・・・富士見小屋 10:52/11:00・・・天鳥川11:40/12:10・・・瑞牆山山頂13:35/14:00・・・富士見平16:15・・・瑞牆山登山口16:50/17:00==送迎バス==増冨温泉 元湯金泉閣17:20

  2日目 曇り時々晴れ
     元湯金泉閣5:10==送迎バス==瑞牆山登山口5:30/5:40・・・富士見小屋6:15/6:30・・・休憩7:05/7:10・・・大日小屋7:30/7:35・・・大日岩8:30/8:35・・・休憩・・・金峰山頂上10:55/11:15・・・大日岩12:25/12:30・・・大日小屋13:40/13:45・・・富士見小屋14:40/14:50・・・瑞牆山 登山口15:30=タクシ=韮崎駅16:10

参加者

  ◎小澤 ○小笠原 足立 石井 久保 大川 板垣   計7

 

2084回報告       焼岳~笠ケ岳     

実施日 725日(木)夜行バス~28日(日)               係・小澤勝太郎 記録・三浦良三

報 告

 1日目 (天気) 曇りのち晴れ  (行程) 中の湯~焼岳~中尾温泉()

    当初計画した「中の湯ルート」が封鎖されていた為、「新中の湯ルート」に変更して登る。頂上まで標高差200mのあたりからは、噴煙のたなびく焼岳の山頂を眺めながらの登頂となった。硫黄の臭い、岩峰、火口湖など北ア唯一と云われる活火山の風景が印象的だった。下りは中尾峠から旧道を下り、京大砂防観測所前で民宿からの送迎車を待つ。温泉民宿「つくしんぼ」で快浴、夕飯のメインは飛騨牛ステーキで大変美味でした。

 2日目 (天気) 曇り時々晴れ一時雨   (行程) 笠新道~笠ガ岳山荘()

    新穂高温泉ゲートから林道を50分ほど歩くと笠新道登山口に着く。穂高連峰の山並を背に振り返りながら、急登と岩の難路に耐え登ると4時間あまりで樹林帯が終わり、コバケイソウ等の高山植物が増え始めた。杓子平(標高2450m ) に到着して今が旬のお花畑の中で笠ヶ岳連峰を眺めながら昼食をとった。午後、笠が岳への稜線歩き中も含め時々小雨に見舞われたが問題なく山荘に到着。

 3日目 (天気) 曇り時々晴れ  (行程)  山荘~笠ヶ岳~クリヤ谷ルート下山

    山荘から13分で笠ヶ岳山頂に立つ。早朝はガスのため遠望も得られず、記念写真を撮って早々に下山開始。前半は岩道の急降下、後半は沢道と足元が不安定で気の休まる間が無かったが難路を無事下りきって全員満足。平湯温泉に2時間滞在し、汗を流して帰路についた。

コースタイム

    前夜発  夜行バス・新宿23:50発「上高地行き高速バス」 

  1日目 5:15中の湯バス停5:30・・・10:45焼岳(北峰)11:00・・・11:40中尾峠(昼食)12:20・・・14:30焼岳登山口…京大砂防観測所前 ==民宿「つくしんぼ」 

  2日目 民宿「つくしんぼ」5:00==新穂高温泉ゲート5:20・・・6:10笠新道登山口6:30・・・10:50 杓子平(昼食) 11:30・・・12:55抜戸岳分岐12:55・・・14:27笠ヶ岳山荘

  3日目 笠ヶ岳山荘4:57・・・5:10笠ヶ岳5:15・・・7:22雷鳥岩7:35・・・8:35水場8:35・・・11:45中尾温泉口バス停12:00==12:28平湯温泉14:30==新宿 

参加者

  ◎小澤、○石井()、板垣 、福島、三浦(良)     計5

 

2089回報告    湘南の風に吹かれて(ナイトウォーキング)      

実施日 724日(水)小雨のち曇り                      係・記録 谷 眞理子

報 告

  当日は小雨が降りしきる中、加山雄三通りを賑やかに、海に向かって通り抜ける。海岸にては地元のKさんが松林の中の遊歩道を教えてくれたので、下見時と一味違ったピリッとしたウォーキングになった。サイクリングロードでは一回の大休止のみで、セッセと江ノ島を目指す。江ノ島が見えているのに一向に近づかず遠くに感じた。女性陣のたわいないおしゃべりに比べ、何て男性陣のおとなしいことったら!上空にはトンビが円を描き、カラスは鳴いて暇そうな顔をしていた。18時丁度、木村磯料理店にやっとたどりつく。打ち上げが始まるとビール、煮魚、しらす丼、その他次々と運ばれてくる。お酒が効いたらしく皆幸せそうな顔付になっている。また来年の夏もウォーキングを計画しようかなと思った。雨も上がった20時前、店を出てバス停からの帰宅組と小田急線に別れて解散した。

参加者

  斎藤(郁)、青柳、小笠原、平川、岩方、川野、柿沢、佐尾、小泉、西川夫妻(未入会) ◎谷       計12名 

 

2086回報告       霞 沢 岳      

実施日  731日(水)~82日(金)               係・記録 和智邦久

報 告

 1日目:上高地より明神までは観光客の人々での賑わいの中を。徳本峠道に入ると山の静けさを取り戻す。小屋までの登りを歩く。

 2日目:激しい雨の音に夜中に目が覚める。今日の行動をどうするか。小屋に逗留 することにした。小屋でのミーティングは翌日のことを考え5時間ぐらいで切り上げました。始めての小屋での逗留はまたいいものだった。

 3日目:雨もやみ430分の出発予定でしたが、4時には皆んな出発の用意が出来ているので出発する。今日は予定歩行時間より4時間多い行動時間になる覚悟。ジャンクションピークの登りで明るくなり朝焼けのなか穂高の山脈が見え感激。K1ピークの手前の登りのきついこと、ふうふういいながら登る。K1ピークで前穂高・明神岳がすぐ前に1日待ったかいがありました。霞沢岳の山頂ではガスがかかっていて展望はきかなかった。帰りの道のりの長いこと小屋に着くなり荷物を整理しすぐに上高地に向かって下山する。明神に下ると、またそこは観光地下界に戻ったのだ。上高地に予定時間に到着する。今日の行動時間は12時間全員よく歩いてくれたと思いました。今回の山行で1日小屋に逗留し、長い時間を歩き思い出に残った山行だった。帰りの電車の中で長い反省会。

コースタイム

  1日目 松本駅10:25=バス=上高地12:05/30・・・明神13:20/30・・・徳本峠小屋15:40(宿泊)

  2日目 雨が強いため小屋で1日逗留 

  3日目 徳本峠小屋4:00・・・ジャンクションピーク5:40/6:05・・・K1ピーク8:40・・・霞沢岳9:00/20・・・K1ピーク9:50・・・ジャンクションピーク12:00・・・徳本峠小屋13:00/10・・・明神15:00・・・上高地・・・16:00/45==新島々駅17:50

参加者

     小笠原、青柳、服部、板垣、今泉、宮本、◎和智   計7名

 

2095回報告       根 子 岳      

実施日  914日(土)晴~15日(日)雨のち晴              係・記録 竹尾亮三

報 告

 1日目:前日の菅平高原のスポット天気予報で、根子岳を14日に登ることに変更する。宿に不要な荷物を置いて、宿の車で登山口へ。牛を放牧している牧場脇を、陽を浴びながら登山道に入るとアキノキリンソウ等の花々が迎えてくれる。咲残ったヤナギランに白い毛の付いた種が今にも飛出そうとしている。たくさんのマツムシソウが山道沿いに続く。途中の東屋で早い昼食。根子岳を見上げ、牛が草を食べている草原を見下

    ろす。夏の花、カワラナデシコが蕾も付けて美しく咲いている。ウメバチソウとエゾリンドウが山道沿いに続く。山頂からの景色を楽しみ、8月の大雨で、一部通行止めの周回コースを避け、往路を戻る。登山口の牧場で美味しい牛乳、ソフトクリーム、ビールを味わい、迎えの宿の車に乗込む。宿で早稲田大学の男女約70名の学生と風呂、食堂で一緒になり、元気をもらう。

 2日目: 起床すると小雨が降っている、宿の主と話をし、大雨予報の首都圏の交通機関の停止も心配し、軽ハイキングと散策を取止め、10:10のバスに乗車する。上田駅に着くと青空が覗いている。参加者の希望で、上田市郊外の、美術学校の戦没画学生の絵が常設されている美術館{無言館}を訪れる。戦地に散った、我子の絵を残した家族の思い等を感じながら鑑賞する。上田駅に戻り、陽を浴びながら少し歩き、蕎麦屋で遅い昼食をゆっくりと楽しみ、新幹線に乗込む。車窓からは青空の景色で、横浜16:30着で雨が降っていない。色々と体験、遭遇し、元気で歩けた、楽しい山行に感謝です。

コースタイム

     1日目:ホテル山喜荘10:30==菅平牧場登山口10:3540・・・根子岳13:4014:00・・・菅平牧場登山口16:1035=山喜荘16:40(泊)

    2日目:山喜荘9:50・・・ダボスバス停9:5710:10=上田駅11:0010= タクシー=無言館 11:4012:20==上田駅12:5014:24==東京15:52

参加者

   ○平川、井上(善)、有山、今井、岩方、服部、湯浅、依田、◎竹尾  計9

 

2096回報告   高尾山(日影沢~一丁平の秋の花を訪ねて)      

実施日  923日(金)曇り                 係・谷眞理子 記録・小笠原利満

報 告

   曇っていて風が無くとても暑い一日でしたが余り人の来ない静かな道を歩けて良かったです。蒸し暑かったので、一丁平の茶店で皆で食べた「かき氷」の美味しかった事。また歩き終わった後の、蕎麦屋でのビール (下戸の私でも)の美味かったこと。花よりダンゴ、食べたことばかりですが良い思い出になりました。

コースタイム

   高尾駅10:00=バス=日影沢10:20/40・・・小仏城山11:40/12:10・・・一丁平13:000・・・茶屋13:50/14:40・・・日影バス停15:50

参加者

   谷、○足立、大野、松本、水鳥、梶本、高橋、小笠原 計8名

 

2097回報告       雨 飾 山       

実施日  921日(土)~922日(日)           係・小澤勝太郎 記録・福田徳郎

報 告

  1日目:横浜から八王子経由6名揃って松本へ。3連休で混雑必至とリーダーの予測通り指定席は往復ともほぼ満席だった。大糸線南小谷から村営バスで暮れなずむ小谷温泉・熱泉荘に到着。宿は質朴ながら温泉は帰ったら夢に見そうな抜群の湯だった。

  2日目:早朝5時、宿の車で登山口まで送ってもらい山頂を目指す。木道からジクザクの急斜面が続く。ブナ林の混交林が色づき、案内板が400メートルごとに山頂まで11枚完備している。残雪が8月末まであった荒菅沢まで約2時間30分、2名の女性を含む全員がガレ場や木の根の急斜面を着実な足どりで高度を上げて行く。蒼空の遙か頭上に笹平が見える。この山を知ったのは江戸時代中期に山麓・糸魚川の僧、羅漢上人(玉瑞)が自ら刻んだ4体の石像を運び上げ糸魚川に向かって祭られたと聞き確かめたかった。深田久弥さんの百名山には双耳峰を「猫の耳のような小さなピークが睦まじげに寄り添って」と表現している。低いピークに大日、不動、薬師三尊と山の神が風雪に耐えるように鎮座していた。山頂の気候と展望は極上とあって、時間にやかましいリーダーから「特に30分延長します」と声が掛かる。下りは笹平の分岐点から雨飾温泉目指し、薬師尾根のごろ石の急斜面を3時間。登りでガクガクになったヒザがやがて笑い出して悲鳴を上げるが、6名のメンバーは修験者そこのけのスピードで1318分、山荘の透明な湯があふれる浴槽に飛び込んだ。地元の人らしい先客が「山から下ってきたのかい?早かったね」と、笑顔でねぎらってくれた。

コースタイム

1日目: 横浜10:24==松本13;46==南小谷16:07=バス=小谷温泉17:00

2日目: 小谷側登山口5:00・・・荒菅沢7:20・・・笹平8:48・・・雨飾山頂9:36/10:05・・・笹平梶山新道分岐点10:22・・・中の池11:08・・・雨飾山荘13:11/14:20=タクシー= JR根知駅14:45JR糸魚川15:20JR越後湯沢16:53東京駅18:40==横浜19:15分 

参加者

   小澤、○福島、井上(忠)、板垣、清水、福田     計6

 

2098回報告      街道を歩く(奥州街道 その1)       

実施日  928日(土)             係・芹沢隆久 記録・佐藤哲夫

報 告

   江戸から日光街道と道を共にした奥州街道は、宇都宮で別れて白河へと向かいます。東武宇都宮駅を出て、伝馬町の追分へ文字が消えた標識をようやく確認でき、支部旗を広げて記念写真を撮る。持参した手元の地図を見ながら東進。商店街を抜けて、下野国一ノ宮、二荒山(ふたらやま)神社へ、百数十段の急な石段を登り、道中の安全を祈願する。おしどり塚の碑を見て、更に国道を進んで、旧篠原家住宅へ、醤油醸造と肥料商を営み、1895年に建てられた母屋は、黒漆喰や大谷石の外壁、内部は一階から二階への太い通し柱や、廊下は継目や節のない長い板張りなどその豪華な造りを見学。ひたすら北を目指す、今泉八坂神社、長屋門を過ぎて、街道の並木の日陰で 昼食を取る。稚児ケ坂を上がって白澤宿へ入り、地蔵堂を経て、下りの薬研坂には、馬頭観音があり、本陣跡に到着。情緒ある町並みには、鬼怒川から引いた水路に水車があり、各家には昔日を思わす屋号の表札が掲げられている。さらに、薬師堂の辻口を経て西鬼怒川橋を渡ると、彼岸花が畔に並んで咲く広い水田地域へ出る。江戸から三十里との標識のある、今日の最終地点、白澤一里塚に到着。約23000歩、歩行時間、約5時間(休み含む)。

コースタイム

  東部宇都宮駅 9:30・・・伝馬町の追分・・・二荒山神社・・・おしどり塚・・・旧篠原家住宅・・・ 今泉八坂神社・・・
  長屋門・・・稚児ケ坂・・・白澤地蔵・・・馬頭観音・・・本陣跡・・・白澤の一里塚14:40

参加者

   岩方、大野、足立、〇青柳、◎芹沢、佐藤  計6名

 

2100回報告      足柄ウォ-キング     

実施日  102日(水)曇りのち晴           係・谷眞理子 記録・平川俊一

報 告

   大田区の自宅を出るときは雨降りであったが、東海道線を西の進むにしたがって天気が良くなる。

   10月とは思えない暑さの足柄駅を10名で出発する。林道、舗装道、登山道を歩き継いで小学生で大賑わいの足柄峠へ。草原状の見晴らしの良い足柄城址からは富士山、金時山、愛鷹の山々が素晴らしい。爽やかな風の通る草原でS氏のハーモニカ演奏のもと昼食とします。駿河小山駅への道も眺望の良い道です。ほぼ定刻時間に駅に着きました。帰りの御殿場線上大井駅付近からのクッキリと縁どられた箱根連山の上空の雲が黄金に輝き、神々しい気持ちになる。思いがけない好天と眺望と爽風とに恵ま れた一日でした。

コースタイム
   足柄駅9:35・・・銚子ヶ淵10:10/10:15・・・足柄古道分岐10:40/10:50・・・足柄城址11:45/12:30・・・誓いの丘13:15/13;3・・・遊女の滝14:20・・・駿河小山駅15:15

参加者

   ◎谷、小笠原、今泉、斉藤(博)、鈴木、小泉、平川、二川、佐藤、平田  計10

 

2101回報告     鶴ケ城・吾妻山(2,035m)      

実施日  105日(土)小雨/曇~6日(日)晴//霧雨/曇              係・記録 竹尾亮三

報 告

 1日目:会津若松駅のロッカーにザックを預け、レトロ調の街中周遊バス「ハイカラさん」に乗車し、鶴ヶ城へ。 街中は城下町の面影を残す建物が多く、至る所にNHKドラマの山本八重役の女優の写真が飾ってある。 石垣のお堀の木々は少し色づき、水面が鏡のように周囲を映している。小雨も止み、城内の各層で、 会津藩や城の説明文、映画と展示品で歴史の一端を知る。天守閣では眼下の景色と周りの山々が美しく 眺められる。城から出て、きれいに拭かれた木製のテーブルとベンチでお弁当を広げる。二本差の侍姿 の若者と一緒に、筆者は銃を持ち、全員で城をバックに記念撮影。

 2日目:山頂駅の掲示の今日の天気は晴一時曇、微風、視界良好。しかし紅葉を見ながらゲレンデを登るにつれ て、日差が消える。樹林帯に入り、最後の急登の後、西大嶺に到着。展望はガスでなし。吾妻連峰の最、 高峰西吾妻山に到着し、記念撮影。大きな岩が集まった梵天岩を経由し、湿原地帯の木道に入ると一面 の草葉の景色もガスで輝きがない。コバイケイソウの花の枯れた姿が目に付く。濡れた大きな岩道を慎

    重に下る。リフトから、美しい紅葉の景色などを見ながら3基のリフトとロープウェーを6名の借切りで乗車し、白布湯元駅に到着。予定のバスが10分前に出た後でした。最終バスまで、白布温泉に入浴し、帰路に着く。日帰り温泉もバスも我々の借切り。少しお天気が良くなかったですが、色々と体験できた、想い出に残る山行でした。

コースタイム
    1日目:会津若松駅11:30=バス=鶴ヶ城入口11:50・・・天守閣まで鶴ヶ城内見学+昼食)・・・三の丸口バス停14:07==会津若松駅14:3515:06=猪苗代15:3655バス=五色沼入口16:30・・・裏磐梯国民宿舎16:40()
   2日目:7:45宿の車==グランデコ山麓駅8:0030ゴンドラー山頂駅8:4555・・・西大嶺11:15~昼55・・・西吾妻山13:1025・・・梵天岩14:15・・・北望台16:0010リフト3基乗り継ぎ=天元台16:4045ロープウェー=白布湯元16:50・・・森の館17:00(温泉入浴)~18:25=米沢駅19:0920:08==東京 

参加者

   西川夫妻、大川、佐々木、服部、◎竹尾  計6名

 

2099回報告      御 正 体 山     

実施日  1011日(金)晴              係・井上忠秋 記録・宮本省治

報 告

   朝の雨が急速に回復し、都留市の空はピーカン、タクシーを降りた、三輪神社から、高度差1000mの登山を開始する。林道を歩き、岩がゴロゴロの沢道、所々トラロープがある急坂を登り、峰宮跡に到着、ここで昼食とする。目の前の富士山が大きい。食後、ザックをデポし、御正体山をピストンする。

   戻った峰宮跡から池ノ平へと下山、急傾斜の道をひたすら下り、無事、池ノ平に到着、青雲の元、横線の爽やかな風を感じながら、充実した山行が実施できました。ただ、2名の方(プラス付添1名)が体調不良で早い時刻で下山されたのが、大変残念でした。

コースタイム
   三輪神社9:20・・・登山口10:10・・・林道10:55/11:00・・・休憩11:40/45・・・峰宮跡12:25/50・・・ 御正体山13:15/20・・・上人堂14:10/15・・・休憩14:35/40・・・池ノ平15:20

参加者

   ○青柳、谷、今泉、谷田部、小笠原、佐藤(哲)、宮本、◎井上(忠)  計8名 

 

2104回報告    谷川岳(1977m)~蓬峠~白毛門(1720m)

実施日  1012日(土)晴れ/雨~13日(日)晴れ/強風         係・小澤勝太郎 記録・足立忠彦

報 告

  1日目: ロープウェーに乗り天神平に着く、空は晴れており身支度をし歩き始める、紅葉はイマイチ、今年はあまり良くない模様。肩の小屋で昼食をとる、空模様が怪しくなりトマの耳・オキの耳に着いたときには視界がなく朝日岳、白毛門方面稜線が見えなく一同ガッカリ、小雨が降り出し一ノ倉岳に着くが一ノ倉沢の視界もゼロ、武能岳に向かう途中から雨が降り始め強風雨の中蓬ヒュッテに着く。

 2日目: 昨夜の強風が止まず、リーダーの判断で馬蹄形縦走はあきらめて一ノ倉沢経由で土合に下ることにした。途中昨日は視界ゼロの武能岳、青ザサと草紅葉が朝日に映えて素晴らしい眺めでした。一ノ倉沢の圧倒される岸壁を仰ぎみて、笠ヶ岳・白毛門を下から眺めながら土合に到着。時間に余裕があったので水上温泉で一浴して帰宅。

コースタイム
   1日目 天神平9:25・・・1135肩の小屋12:05・・・トマ・オキの耳12:40・・・一ノ倉岳14:00・・・茂倉岳14:20・・・武能岳16:00・・・蓬ヒュッテ17:00 2日目 蓬ヒュッテ5:00・・・一ノ倉沢10:15・・・土合12:10

参加者

   ◎小澤、○福島、板垣、清水、足立 計5名

 

2108回報告      箱根 駒ヶ岳・神山1437.9m)

実施日  1019日(土)曇り/晴れ/雨            係・井上忠秋 記録・湯浅克枝

報 告

   曇り空の中、少しの不安と期待を抱きながら、小田原からバスに乗り、箱根の山で最高峰の神山を目指す。箱根園で下車、ロープウェーで苦もなく、駒ヶ岳の頂上に到着する。歩き始めて間もなく、初冠雪の富士山が思いがけなく、雲間から姿を現した。一同幸運に歓喜する。湿った樹林帯の中の岩は滑り易い、足を一歩一歩踏み出す。紅葉には少し早かったが、冠雪の富士山に満足し、駒ヶ岳を往復して、大涌谷に下山し、バスで小田原に戻る。

コースタイム
   小田原駅8:40=バス=箱根園9:55=ロープウェー=駒ケ岳10:30・・・神山11:5512:20・・・ 冠ヶ岳12:36・・・大涌谷・・・13:40・・・国有林前14:04=小田原駅(15:00) 

参加者

   ◎井上(忠秋) 佐々木 今泉 柴田、大溝、湯浅   計6名 

 

2107回報告     街道を歩く(奥州街道その2)

実施日  1027日(日)~28日(月)          係・芹沢隆久 記録・福田徳郎

報 告

  1日目:JR宇都宮駅前からバスで前回通過した白澤宿場の外れ白澤河原バス停から再スタートとした。心配したアベック台風が去り北関東平野は極上の天気に恵まれた。北を望むと日光連山、鶏頂山から那須の山々まで望めるクリアな視界に足取りも上機嫌。鬼怒川の渡し場を見て阿久津大橋を越え、すすきやノコンギクが茂る河原で持参の弁当を広げた。食後、勝山城址と隣接のさくら市ミュージアムを見学した。明治の画家荒井寛方は地元のちょうちん屋の倅で、日本画を学びインドに渡りベンガルの詩人タゴールの知己を得た人で日本画の大作「鬼子母」は必見だ。地元の人々の拠金で買い戻したという由来がある。お伊勢の森、氏家宿場を歩いて、今夜の宿は市内に数カ所あるゴルフ場のクラブハウスで夕食は沖縄の山原料理だった。(18000歩 歩行時間約5時間(休み含む)

2日目:昨日に続き上天気が続く、クラブの送迎車で一旦JR氏家に戻り喜連川に向かう駅近くの光明寺には江戸時代に鋳造され、絵巻に描かれる高さ3.2㍍の不動明王がそびえ立ち、縁日の旗が町中になびいていた。旧家の滝澤家、一里塚、明治期の国土計測で野に立つ大黒さまに刻まれた水準点をみた。深い歴史を刻んだ氏家や喜連川の名前を行政は安易に「さくら市」で括ってしまうのだろうか。鮎が名物の荒川を越え、戦国時代末期に那須と宇都宮両氏が戦った弥五郎坂を登り詰めると右斜面に道幅2㍍ほどの古道が600㍍ほど続いている。バイパスで廃道になったが、実に味のある道だった。喜連川の宿場には14の寺社があってそれぞれに特徴がある。宿場の外れの専念寺の鉄製阿弥陀さまの前でゴール。お互いの健闘を讃えあった。   (約18000歩 歩行時間約4時間半(休みを含む)

コースタイム
    1日目:横浜7:34==10:000宇都宮10:27=バス=白澤河原11:10・・・鬼怒川渡し跡11:38・・・阿久津大橋12;00
      ・・・船玉神社12:40・・・そうめん地蔵13:40・・・勝山城址14:10・・・さくら市ミュージアム14:3015:00
      ・・・お伊勢の森15:15・・・氏家宿(本陣跡)15:25・・・氏家駅16:40==ホテルベルセルバ17:15(宿泊)

   2日目:ホテル8:10=バス=JR氏家駅8:30・・・薬王寺8:40・・・滝澤家住宅8:50・・・狭間田一里塚10:00・・・
      水準点(大黒天)10:15・・・弥五郎坂10:30・・・道標10:50・・・勝善神11:15・・・荒川河畔で(昼食)11:50
      ・・・喜連川宿場12:20・・・龍光寺(喜連川足利氏墓地)12:30・・・喜連川神社12:4・・・寺巡り
     (慈光寺、東漸寺、御霊宮など)・・・専念寺13:25(ゴー ル)・・・喜連川宿場本町(本陣跡まで)14:00
      =タクシー=氏家駅14:25氏家14:44==宇都宮15:00==宇都宮15:34(湘南新宿ライン)
      =横浜駅17:49

参加者

   ◎芹沢、○青柳、岩方、福田     計4

 

2106回報告     西 沢 渓 谷       

実施日  1028日(月)   

   係・記録 竹尾亮三

報 告

  山道沿いの雑木林は見頃の紅葉が続き、山肌の紅葉もすばらしい。笛吹川川面が紅葉を通して輝いている。つり橋を渡り、小さい滝を2つ通過し、三重の滝に到着。2日前の大雨で水量は迫力一杯である。少し進み、人面洞の川原で昼食。斜面を見上げると木々の紅葉が青空に映えている。竜神の滝の流れの直ぐ傍の岩面を注意深く通過し、二つの滝を見て、七ツ釜五段の滝に到着。自然が作り出した滝と釜(滝壺)、大水流と紅葉との姿は天然の芸術作品である。急登を経て、紅葉に囲まれた最上部のブルーの釜の景色も見事。急登の後、休憩所を経て旧森林軌道を下る。紅葉の山肌と雑木林が続き、展望台からは、とさか山、とくさ山などが、紅葉した山の背後にそびえている。予定のバスに乗込み帰路に着く。稀なる好条件が重なった、堪能した秋の山行ハイクに感謝です。

  

   

山道沿いの紅葉

               七ツ釜五段の滝

   

日向山の山肌

           青空と紅葉のコントラスト

   

とさか山と木賊山(とくさ)

コースタイム

  塩山駅バス9:05==西沢渓谷入口10:0515・・・三重の滝111005・・・人面洞川原11:30昼~12:05・・・
  竜神の滝12:15・・・七ツ釜五段の滝12:4555・・・旧森林軌道休憩所13:1025・・・ 展望台13:4050・・・
  西沢渓谷入口バス停15:0040バス=塩山16:4017:07=八王子 

参加者

   井上正、平川、三浦良三、宮本、◎竹尾   計5

 

2112回報告      表妙義・中間道430m850m)

実施日  119日(土) 快晴             係・記録 竹尾亮三

①第一見晴より白雲山報 告

  神社本殿横から山道に入る。第一見晴に着くと、妙義山が紅葉と共に目に飛び込んでくる。第二見晴を通過、山道沿いは真っ赤な葉も含めて見頃の紅葉が続く。東屋で早めの昼食を済ませ、大砲岩分岐に到着。大砲岩に立ちたい登山者が並んでいるのでパスして進む。奇岩の岩峰群を楽しみながら、岩壁の直下の岩道を通過し、第四石門に到着。振返ると石門を通して見える大砲岩の展望が素晴らしい。第二石門の岩場の鎖の登降は想いのほか厳しい。カニの横バイも含め慎重に通過する。休憩所を経由して、再び山道に入る。静かな紅葉の森を下り、迎えのtaxiに乗込む。高崎駅で駅弁、飲物を購入し、始発の電車の中で、紅葉、展望、奇岩、鎖場を思い出し、無事下山に乾杯。

 

   

第一見晴より白雲山

            マユミの実 越しに白雲山

   

岩壁の直下のMB

              第四石門から大砲岩

   

山道沿いの紅葉

               金洞山

コースタイム

   松井田駅8:30=タクシー=妙義神社入口8:4050・・・第一見晴9:1525・・・第二見晴9:50 10:00
   ・・・東屋11:00昼食~45・・・第四石門13:1530・・・第二石門14:05・・・桜の里休憩所14:3040・・・
   金鶏橋北詰15:25taxi=松井田駅15:4053→高崎16:1617:12湘南新宿ライン==横浜19:33

参加者

   岩方、大溝、梶本、佐々木、平川、◎竹尾   計6名

 

2113回報告      姥 子 山

実施日  119日(土) 曇り時々晴れ                係・鈴木国行  記録・鈴木早苗

報 告

   木々の色づき始めた金山鉱泉から林道を進み金山沢へと下って沢沿いのルートを何度か沢を渡り急登で沢をつめ、金山峠へと。暖かかった沢道から明るい尾根道となってあたりの紅葉が一層鮮やかに感じた。一旦林道に出て再び山道に入る。急登だが周囲のカラマツの黄葉にほっとする。再び林道に出てから姥子山西峰を至て、東峰山頂へと到着する。帰路は金山峠から尾根コースをとる。ブナの黄葉・カエデの紅葉をめでながら金山鉱泉へと戻る。「大月市秀麗富士1番」の山頂からの富士山は望めなかったが、秋を十分感じる一日だった。

コースタイム

   大月8:20=タクシー=8:35金山鉱泉8:40・・・9:55金山峠・・・10:00百軒干場10:10・・・11:25姥子山12:00・・・
   12:50百軒干場13:00・・・13:13金山峠・・・13:30分岐13:40・・・4:35金山鉱泉14:50=タクシー=15:05大月・・・
   大涌谷・・・13:40・・・国有林前14:04==小田原駅(15:00) 

参加者

   ◎鈴木国之、宮本、二川、鈴木早苗 計4名

2109回報告   八王子ウォ-キング(絹の道を訪ねて)

実施日  1111日(月) 曇り         係・記録  谷 眞理子

報 告

  肌寒くなった当日、7名が集う、ゆっくりウォーキングを心掛けて、道端の草花の名前等を当支部の花の達人に聞き教わるが、三歩でもう忘れた。御殿山は日本閣の敷地内にあり、本日は遠慮した。下見時に知らずに入っていったら、警備員にガミガミと怒鳴られてしまい、でもへこたれなかった。老人ホームのやりみずの里より絹の道に入った。雑木林の中を行けば、いつの間にか、木漏れ日山行になっていた。大塚山公園は貸切となり、日向ぼっこでランチタイムとなった。あいにく、絹の道資料館は月曜休館日でした。その後は南大沢の商店街へ抜け駅前にて解散とした。

コースタイム

   八王子みなみ野9:30・・・熊野神社9:45・・・工科大学正門10:08・・・御殿場交差点10:15やりみずの里10:30・・・
   道了山跡道橋10:48 ・・・大塚山公園11:0512:00・・・丸太小屋12:10・・・絹の道入口12:30・・・資料館12:35・・・
   御殿山12:50・・・市立神木小学校13:20・・・南大沢14:20

参加者

   ○和智、青柳、今泉、柿沢、佐尾、加藤、◎谷  計7名

 

2114回報告        矢 平 山

 実施日  1121日(木) 晴れ              係・記録  谷 眞理子

報 告

   すっきりとした青空を眺めながら、沢沿いのフイックスロープ付きの崩壊気味の急斜面を登り始め、寺下峠へ向かう。その先丸ツック山頂上で日だまりランチとした。食後の一運動で岩場のある急斜面で腹ごなしをして、矢平山へ到着。小休止し下りに入り急降下し、旧大地峠、その先新大地峠へと続く。大丸山頂で大休止し、北面を行く。更に西から北へと向きを変え、落葉の敷きつめた尾根沿いの山腹道をたどり、川合峠へ降り立つ。川合集落の中を抜け出て四方津駅へ着き、駅にて解散とした。足並みの揃った山行でした。

コースタイム

   梁川駅9:00・・・登山口9:25・・・寺下峠11:00・・・丸ツック山11:2512:00・・・矢平山12:3012:40・・・
   旧大地峠13:10・・・大丸山13:1513:25・・・川合峠14:4014:50・・・四方津駅15:10

参加者

   ○平川、今泉、古屋、大溝、◎谷   計5名

 第2116回報告     街道を歩く(奥州街道 その3)

実施日  1123日(土・祝)~24日  晴れ                 係・記録  芹沢隆久

報 告

  1日目:JR氏家駅前からタクシーで前回のゴール専念寺まで行く。ここでノッケから道を間違えてしまう。橋を渡る筈なのに川が遠くに見える。変だなと思ったら最初の地点に戻るのが「山の鉄則」。ここでもそれに従い、専念寺まで戻るともう一つ立派な道があった。金竜橋を渡り、緩やかな坂 (つるが坂)を登ると衣冠束帯の双体道祖神があった。下りで昼時になり、排ガスをさけ。田圃の畦道に入ると「キャーッ」と女性ならぬ男性の叫び声。大きな蛇が驚いて逃げていく所だった。色づいた柿の実や遠くの白くなった那須連峰を眺めながらの至福の時であった。午後は与一の里名木選のツツジや23夜灯、長宗寺の樹齢800年という「大ケヤキ」を見て、佐久山宿に入る。本陣跡を探すも中々見つからない。うろうろしていると民家から品の良い女性が出てきて、自分の家が本陣だったのですよと教えてくれ、現当主のご主人も出てきて、詳しく説明してくれる。明治時代に大火があり、町は殆どが焼け、古文書も僅かしか残ってないとのこと。それでも新築した家の中の当時の襖絵や庭の池を見せていただいた。おまけに柿までいただき、タクシーまで呼んでもらい、ホテルに向かう。 夕食は合流した佐藤さんも加わり、今年最後の「街道歩き」ということで反省会も兼ね、ミニ忘年会となった。

 2日目:ジャンボタクシーで現本陣当主お勧めの佐久山城址の御殿山公園に向かう。「紅葉まつり」が25日まで催されていた。江戸後期に植えられたという土佐楓の巨木、古木が何本もあった。名残の色彩を放っていた。岩井橋(箒川)からはサケの遡上が見られ、役目を終えてサケが何匹か横たわっていた。糸魚(イトヨ)の生息地は街道から0.6m入った所にあり、民家の小父さんが栃木弁で親切に説明してくれた。生け簀に入っていた糸魚はメダカぐらいの大きさで棘があり、食用にはしないとのこと。緑の水草が流れる清流だからこそ生息しているのだろう。賑やかな大田原の宿に入ると薬師堂、那須与一像、金(かな)燈籠と出てくる。今日のゴール大田原神社は人影もまばらだった。次いで歩道橋を渡ると道路を挟んで、今は竜城公園になっている大田原城址があった。しばし街並みや山並みを眺め、最後は慌ててバス停に向かい、西那須野行きのバスに乗り込んだ。

コースタイム

  1日目:JR氏家駅10:00=タクシー=専念寺10:30金竜橋10:50・・・双体道祖神11:05・・・馬頭尊11:25・・・
    昼食(畦道)12:0040・・・明治天皇御小休御膳水跡(夫婦道祖神)13:05・・・与一の里名木選
    (ツツジ)14:10・・・長宗寺(大ケヤキ)15:15・・・佐久山宿本陣跡15:4516:10=タクシー=
    ホテルセレクトイン西那須野駅前16:35(泊) 

  2日目:ホテル8:55=タクシー=佐久山城址9:0550・・・正浄寺10:10・・・岩井橋10:15・・・馬頭観音群10:25
    ・・・糸魚生息地10:40・・・聖徳太子碑111:15・・・赤松11:35・・・湯殿神社(昼食)11:501225・・・
    町初碑12:30・・・薬師堂13:50・・・那須与一像13:55・・・金燈籠14:00・・・大田原神社14:15・・・
    大田原城址14:1530・・・公園前14:48==西那須野駅15:1021==宇都宮16:0219
    (湘南新宿ライン)==横浜駅18:53

参加者

   岩方、大野、井上(紀)、佐藤、○青柳、◎芹沢     計6名

 

2117回報告    草戸山(364m)~評議原(290m)

実施日  1124日(日)  晴れ        係・記録  竹尾亮三

報 告

   橋を渡る筈なのに川が遠くに見える。変だなと思ったら最初の地点に戻るのが「山の鉄則」。 山道に入り、稜線まで登る。そこから色づいた雑木林の尾根道を進むと、春に咲くヤツツジがきれいに咲いている。ピークを10回位上下し、草戸峠に到着。高尾山薬王院が見える。草戸山の展望台に立ち、城山湖に向かうと、咲残っていた数株のリンドウに出会う。ダムの湖水に映る景色も美しい。金刀比羅宮(ことひらぐう)の急階段を下りると真っ赤に輝くカエデが出迎えてくれる。評議原に通じる山道を進むと、陽に輝くイロハカエデの紅葉が目に飛び込んでくる。素晴らしい彩りに囲まれ昼食。県道に向かっての山道を、少し遠回りしてしまうが、予定の時刻にバス停に到着する。体験山行のWさんも仲間と和気あいあいで、里山紅葉山行を楽しみました。横浜で嬉しい新入会員に乾杯です!!

コースタイム
   高尾山口駅8:40・・・草戸峠10:2030・・・草戸山10:4511:00・・・評議原11:50~~12:40・・・城山総合事務所
   入口バス停14:0015=橋本駅14:40

参加者
   今井、大川、佐々木、野崎、平川、三浦(良)、谷田部、渡邉(体験)、◎竹尾、  計9名

 

2118回報告 本部合同スケッチ山行 日連峰山(339m)~鉢岡山(460m)

実施日  1128日(木)  晴れ         係・飯島和子 記録・井上忠秋

報 告

   快晴の中、展望抜群の両山でどこを描こうかと迷うほどの重畳たる山なみから、2か所を選びスケッチした。さすが腕自慢の参加者は、短時間のうちに易々と見事に描き上げ、飯島講師の適切なアドバイスが際立っていた。記録者は2,3分で筆を投げ専らうたた寝と写生ならぬ写真でお茶を濁した。ごめんなさい。鉢岡山は武田信玄の烽火台跡地である。
     

コースタイム
   藤野駅847…登山口910…日連峰山950/1150(スケッチ)…鉢岡山1150/1400
   (昼食、スケッチ)…藤野駅1520

参加者
   ◎飯島、井上 (本部)海老沢、奥野、井谷、橋本、三森、岡澤、梶山、長、三宅、矢島、○関根 計13名

 

2120回報告    辺 室 山 ~ 物 見 峠

 実施日  122日(月)  晴れ          係・記録 谷眞理子

報 告

    晴天の空の下、整備された登山口より斜面の急登が始まる。徐々に高度をかせぎながら、紅葉見物になる。イロハモミジの赤色に太陽光線が眩しく映える。地面にはドングリの実が、敷き詰められ落葉とかくれんぼをしているようでした。辺室山で昼食にし、早目に出発し物見峠へ向かうが、一足違いで乗る予定のバスが目の前を走る。皆がっかりしながらも、1つ先の清川村役場で1時間後のバスを待つ組と、歩けるだけ先を行く元気とに分かれたが、結局は同じバスにて本厚木に抜け到着後解散とした。

コースタイム
   本厚木駅8:45発=バス=土山峠9:25・・・辺室山11:4511:40・・・・物見山12:20・・・・三峰分岐13:10・・・・
   寺家谷戸登山口・・・・清川村役場バス停15:05・・・・本厚木駅15:43

参加者
    ○斉藤、平川、三浦(良)、鈴木夫妻、今井、今泉、岩方、桜井、◎谷      計10名

2121回報告      九 鬼 山

実施日  128日(月)  晴れ時々曇り            係・記録 鈴木国之

報 告

    田之倉の駅から池ノ山を目指す。舗装された道を登山道入り口まで歩く。沢を渡ると山道になり勾配もきつくなる。尾根に出ると富士山とリニア実験線が見え一息つく。ビューポイントの天狗岩に立ち寄って、再び急登で富士見平。そこから九鬼山はすぐ。扇山から権現・滝子山・大菩薩小金沢の連峰が続く。お昼は落ち葉が一面敷き詰められていた「紺屋ノ休場」で陽差しを浴びながら休憩。午後は尾根沿いに歩き岩峰の御前山へ。

   追い越したはずの単独の女性が後から来たので訪ねてみると、御前山の手前にある岩尾根で行き詰まったとの事。また神楽山分岐で休んでいると、やはり先行した彼女が下りて来て再度理由を尋ねると神楽山山頂から踏み跡を降りて、変なので戻ったとの事。これだけ指道標があるのに?人ごとながら地図持参と事前のコースの下調べが必要と感じた。今回は富士山が一時だけ完全な形で見えたのと、初冬の尾根歩きを十分に過ごせた一日だった。
       

コースタイム
   田之倉8:43・・・9:00登山口・・・9:35池ノ山・・・9:50分岐10:00・・・10:50九鬼山11:00・・・11:25紺屋ノ休場
   12:00・・・13:00馬立山・・・13:45御前山13:55・・・神楽山14:05・・・15:05猿橋

参加者
    ◎鈴木国之、竹尾、平川、今泉、鈴木早苗     計5名

 

2124回報告   忘年山行・ 十国峠(日金山)~岩戸山

実施日  1214日(土)~15日(日)  晴れ               係・小笠原利満 記録・石井誠

報 告

 1日目: 1年締めくくりの忘年山行は、天気にも恵まれ楽しい山行になった。熱海駅よりバスで30分ほどで熱海 峠に到着。十国峠への道は反対側のバス停の裏から登り始める。今回は清掃登山も兼ねてみんなでゴミを拾いながら歩く。ゴミの多さにちょっとくびっくり。十国峠では360度の展望を楽しみました。しかし、富士山は山頂付近に黒い雲がかかり見ることがでませんでした。今年最大の話題の世界遺産登録の富士山を眺めることができず残念。でも、岩戸山への尾根から一瞬ですが山頂が顔を出しました。岩戸山から七尾峠への下りは急な下りもありストックを出し、峠からは舗装道路を夜の宴会に向け早足でホテルまでまっしぐらに下る1年を振り返りながらの宴会は大いに盛り上がる。最後はハーモニカ演奏をバックに全員で大合唱

2日目:朝食後解散

コースタイム
   熱海駅=熱海峠9:50・・・十国峠(日金山)10:35/50・・・岩戸山分岐(昼食)11:30/12:15・・・岩戸山12:40/12:50
    ・・・ゆずり葉団地14:15・・・ホテル四季彩15:30

参加者
   ◎小笠原、○小澤、井上忠、足立、芹沢、佐藤哲、斎藤郁、斉藤博、竹尾、平川、
    福田、三浦良、湯浅、板垣、大野、服部、今井、岩方、長谷川、水鳥、石井  計21

 

2125回報告      鳶 尾 山 ~ 八 菅 山

実施日  1217日(火)晴れ               係・記録 谷 眞理子

報 告

   この山はもう何回、支部及び個人山行として歩いたか思い出せない程山道を踏みしめている。季節柄、葉が落ちて木々が風邪を引きそうな程さっぱりしていた。一等三角点が頂上に戻っていた。中津中学校の校庭の隅に、相当長い年月を過ごしてからの実家帰り(?)と感じた。頂上から八菅山へ出て展望台で休憩を取り、竜腹寺へと向かう。山門の彫刻が見事である。この寺へは何度か来たが飽きの来ないのが不思議である。その後は一本松バス停へスタコラ歩く。バスに揺られて夢の中、気づけば本厚木に到着し解散とした。

コースタイム
   本厚木駅9:15=バス=鳶尾団地10:00・・・天覧台公園10:10・・鳶尾山11:2012:00・・・八菅山いこいの森12:28
   ・・・七尾山13:00・・・八菅神社13:15・・・竜腹寺14:00・・・一本松バス停14:45=バス= 本厚木15:30

参加者
   齋藤(郁)、井上(忠)、松本、佐々木、岩方、佐尾、◎谷 計7名

 

2127回報告     寄 ~ シ ダ ン ゴ 山

実施日  1223日(月)曇り            係・齋藤郁夫 記録・桜井素子
報 告

   竜王寺までタクシーを利用しその後20分程の歩行で「花じょろ道」東コース入り口に着く。この「花じょろ道」とは、その昔には牛の背に乗った花嫁も通ったことからこの名がついたと言われ、2010年に「松田町寄虫沢古道を守る会」によりハイキングコースとして整備された。大変歩き易い道を1時間程登るとヒネゴ沢乗越に着き、西ヶ尾方面に曲がる。途中早めの昼食をとっていると雪がちらほらと舞ってきたので早々に出発する。この後急登や100段以上の直行の階段が待っていたが全員快調にシダンゴ山を目指す。山頂では広大な裾  野の富士山が見えるはずであったが残念ながら姿を隠していた。山頂からは1時間に1本の寄からのバスに乗ろうとまさに飛ぶように下山した。心配した雨にも降られず1グループ以外の登山者にも会わずとても静かな山行でした。

コースタイム
   新松田駅815=タクシ=竜王寺840・・・花じょろ道入り口900・・・ヒネゴ沢乗越10:15・・・秦野峠分岐1210
   ・・・ダルマ沢の頭1230・・・シダンゴ山1315・・・寄バス停1420=寄バス1440=新松田駅1510

参加者
   ◎齋藤(郁)、○小澤、板垣、谷田部、久保、野崎、清水、桜井 計8名

 

2130回報告         矢 倉 岳

実施日  111日(土)晴れ             係・記録 鈴木国之

報 告

  地蔵堂のバス停から「足柄古道万葉うどん」の前を抜け矢倉沢に架かる橋を渡り、足柄峠に登って行く道に入る。矢倉岳の分岐から沢をめがけて下る。その沢を徒渉し人工林の暗い登山道を山伏平まで登って行く。昨夜の新雪が樹木に積もり朝の太陽に照らされて溶けたかたまりが落ちてくる。矢倉岳の直下は急登だが展望が開け富士山から三国山稜・菰釣に続く山々が望まれる。山頂に出ると一面積もった雪で眩しい。金時・明神・大涌谷の噴煙も見える。早めの昼食。帰りは山伏平までの急な下りは安全の為、アイゼンを装着。「21世紀の森」までの道は人工林の楽な所で誰も行き交う人も居ない。「21世紀の森」で2回目の昼食を取り、洒水の滝への登山道の入り口へ。入り口には「進入禁止」の紙が。やむなく自動車道に戻り下山。途中「森林館」により洒水の滝の登山道の張紙の件を訪ねると、「最近張った。一般観光客が入ると道が悪いので」との理由だった。森林館から内山へ下り山北駅まで長い車道を歩いた。

コースタイム
   8:54 地蔵堂 9:07・・・10:50 山伏平・・・11:17 矢倉岳 11:45・・・12:05 山伏平 12:10・・・13:1521世紀の森13:40
   ・・・14:50 森林館・・・16:06 山北駅
参加者
   ◎鈴木国之、小笠原、今井、岩方、小泉、柴田、佐々木、久保、大溝、鈴木早苗 計10

2131回報告        白 鳥 山(568m

実施日  119日(日)晴れ            係・記録 竹尾亮三
報 告

  新しくなった駅と案内板を後に、雲ひとつない青空にそびえる富士山、富士川の白鷺を見て、本成寺横の登山口に入る。白鳥山七面宮跡(富士見台)の桜の木越しに富士山が裾野まで素晴らしい。山道は乾いていて雪はなし。石柱の道標が適当な間隔で新たに整備されていた。山頂に着き、4年前に、見れなかった富士山や北岳などの南アルプスの山々の景色に感動。恋人の聖地・石碑のハート型の穴を通して富士山を撮影。ゆっくりと食事をして往路を戻る。市街地の富士川を渡る手前で、土手の枯れ草に座り、陽を背に浴び休憩、その後は地酒、野菜、果物をお土産に買い、駅に予定時刻に到着。インターネットで見つけた熱海駅前にある、地元の人に人気のお食事処に全員で立寄り、15品目の海鮮丼で乾杯。

     

 富士川のダイサギ

         白鳥山からの富士川・南アルプス

    

 ハートの向に!!!

コースタイム
   芝川駅8:40・・・本成寺10:3040・・・白鳥山七面宮跡(富士見台)11:1525・・・白鳥山
   12:3013:15・・・富士見台14:1540・・・市街地で買物・休憩・・・芝川駅16:0031=富士=熱海18:00

     
参加者
   井上正、小笠原、岩方、佐々木、依田、和久田、渡邉、◎竹尾   計8

2133回報告    おでん・焼鳥 山行 鷹取山

実施日  125日(土)晴れ        係・足立忠彦 記録・戸野部武彦

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  冬に屋外で食する“おでん”は格別です。それも山頂で、今回も鷹取山で。寒(今年は1月5日から立春の前日23日まで)のさなか暖かな晴天に恵まれて23名、京急田浦駅に10時集合、11時に山頂着。ハーモニカとウクレレを伴奏に(山男の歌)等を合唱しながら焼鳥と適量のアルコールを嗜み満喫のひととき。最後は支部旗を中心に全員集合パチリ。皆様のおかげで楽しい山行になりました。また来年も企画したいと思います。

コースタイム
   京急田浦駅1000・・・鷹取山1100(昼食)1400・・・追浜駅1500
参加者
    ◎足立、○戸野部、大川、祖父川、長谷川、岩方、依田、佐々木、和久田、小澤、竹尾、板垣、佐藤、
    佐藤圀、芹沢、井上、有山、小笠原、小笠原、西川、西川、水鳥、今井    計23

 

2137回報告     入 笠 山

実施日  26日(木)~7日(金)晴れ                 係・齋藤郁夫 記録・板垣恵美子

報 告

  1日目:ゴンドラの山麓駅で昼食をとり、ゴンドラ山頂駅でアイゼンをつけてマナスル山荘まで緩やかな林道を歩きました。明日の天気がわからないので山荘に荷物を預け、サブザックで入笠山山頂に登りました。山頂は日差しが弱く、風も強くとても寒かったが、まあまあの展望(北アルプスは雲の中)で、ここで記念撮影と風を避けて小休止。山荘まで戻りコタツに入って夕食まで歓談、室内の暖房は石油ストーブ、寝るときにはコタツに足を入れて寝るなど、昔のスキー民宿の雰囲気を楽しめました。

  2日目:昨日より素晴らしい天気で(外気温はマイナス14度)山頂への林間コースは太陽に照らされて輝いている真っ白なダイヤモンド、私はこの景色が大好きで、雪山がやめられない。頂上は正に360度の大展望、冬の澄んだ空気で眺めは絶好で、北アルプス、南アルプス、中央アルプス、八ケ岳、奥秩父連峰等、何時間眺めていても飽きが来ない展望。全てを忘れ、自然を満喫できた山でした。下山は別ルートで首切り清水に下り、雪に埋もれた林道経由で山荘に戻って、きな粉餅(手作りの野沢菜漬付き)を食べてから、ゴンドラにて下山し、水神の湯で一浴し、富士見駅にて解散しました。

コースタイム
   1日目:富士見駅10:50=タクシー=富士見高原スキー場 11:10・・・(昼食:11:30/12:00)=ゴンドラ山頂駅
      12:30・・・ マナスル山荘 13:25 ・・・13:50入笠山山頂往復 15:15
   2日目:マナスル山荘8:30・・・入笠山山頂9:15/9:45・・・ 11:00マナスル山荘11:30・・・ ゴンドラ山頂駅 
      12:10==ゴンドラ山麓駅12:20・・・水神の湯13:00=タクシー=15:00富士見駅 15:15

     
参加者
    ◎足立、○戸野部、大川、祖父川、長谷川、岩方、依田、佐々木、和久田、小澤、竹尾、板垣、佐藤、
    佐藤圀、芹沢、井上、有山、小笠原、小笠原、西川、西川、水鳥、今井    計23

 第2138回報告    大 磯 ウォ-キング

 実施日  217日(月)晴れ            係・記録・谷 眞理子
報 告

  数日前に降った大雪のため、軽アイゼンの持参を皆に呼びかけたが、陽の当たらない所も雪かきがしてあり、さほど心配せず歩くことができた。大海原を眺めながらのスタートをして、旧吉田茂地区、城山公園と歩き、神揃山での日だまりランチとした。ひたすら入り組んだ道を二宮へと向かい、吾妻山の坂道を登り詰めて頂上に着く。丹沢、箱根の山々は真白け! 足元には菜の花が可愛く咲いていた。晩ご飯のお浸しにしたいくらい! 充分に景色を楽しんだ後、下山は吾妻神社から浅間神社を横目に見て何百段かの長い階段を下り、二宮駅に抜け解散とした。

コースタイム
   大磯駅9:50・・・地福寺10:00・・・鴫立庵10:10・・・太平洋自転車道入口10:15・・・旧吉田邸11:03・・・城山公園11:23
   ・・・神揃山12:05/12:40・・・東海大学病院前12:38・・・東公園13:00・・・ 二宮郵便局前13:45・・・中里登り口14:15
   ・・・吾妻山頂上14:30・・・二宮駅14:55
   
参加者
    和智、岩方、今泉、柴田、◎谷    計5

2139回報告  塩原温泉・ハンターマウンテンスキー場

実施日  220日(木)~22日(土)晴れ       係・記録・竹尾亮三

報 告

 1日目:今年はバスの横浜出発が1時間遅れになった為に、初日のスキーが出来なくなり、ホテル到着後オプションのイチゴ狩りを楽しみました。この地区のビニールハウスは雪の被害に遭わなかったようです。しかし天候不順で、真っ赤になったイチゴの半分は甘さが足りませんでした。夕食後は部屋で上質のワインを開け、歓談。

 2日目:スキー初参加のFさんは自分のスキーで先行、3回リフトに乗り滑走、レンタルスキー組3名を待つ。全員で初心者コースを2回滑り、ゴンドラで山頂へ。日光白根山、男体山の上空は雲が多いが、それでも山頂を見せている。スキー場の上空は快晴、気温は-8℃。おかげで雪質は山麓まで申し分なし。ゲレンデはコブなく、平日で人も少ない。ゴンドラ、リフトを数回乗り、山麓のレストハウスでゆっくりと昼食。再び山頂に立つと、小学4年生くらいの子供達が最初からストックで加速をつけ、次々にスタートしていくのには驚く。山頂ゲレンデ下のコーヒーショップで最後の休憩。2人の女性スキーヤーは毎年スキーをしているので上達が目立つ。迎えのバスでホテルへ。夕食後はカラオケボックスでお酒と歌を楽しむ。

 3日目:朝風呂も入り、朝食後は、ゆけむり会館で人情芝居と歌謡・新舞踊ショーで時間をつぶす。高速道路の事故で、迎えのバスが1時間遅れ。昼食を塩原でゆっくりと済ませバスに乗込む。好天気と、良雪質でのスキー、温泉、イチゴ狩り、カラオケなど色々と楽しんだ3日間でした。

   

明朝山麓のリフトから山頂を望む

   

リフトで山頂ゲレンデ下へ

コースタイム
  1日目:横浜駅9:10=塩原温泉・ホテルニュー八汐13:1515:00=イチゴ狩り ビニールハウス15:2555
     =ホテル16:20(泊)
   2日目:ホテル8:30=スキー場8:5516:00=ホテル16:25(泊)
   3日目:ホテル9:30—ゆけむり会館9:3512:10=お食事処12:2013:20=横浜17:10

   
参加者
    福島、大川、山田、◎竹尾  計4

 

2140回報告      三浦アルプス・ウォ-キング

実施日  228日(金) 晴れ            係・記録 谷 眞理子

報 告

 当日は一日だけの春がやってきて薄着になり、柔らかい日差しの中を三浦アルプスの尾根歩きを楽しむ。白赤稲荷までの地面は、登山口から前日の雨でぬかるみ状態。歩きにくい山を抜けると田浦梅林への階段で、これまたきつかった。満開には程遠い紅白の梅が咲いていた。梅林内でのランチは上空の鳶を気にしつつ、カラスも近づいてきていつの間にか早喰いになってしまった。その後は敷地を抜け民家の間をすり抜けながら浦賀道へ出て、十三峠から塚山公園を経て横須賀への途中にて、京急組とJR組に分かれ解散とした。

コースタイム
  東逗子9:30・・・登山口9:45・・・二子山分岐10:30・・・馬頭観音10:45・・・中尾根分岐11:10・・・白赤稲荷11:07・・・
  青少年の家1150・・・田浦梅林12:00/12:45・・・浦賀道13:10・・・安針塚14:10・・・塚山公園14:15・・・横須賀駅15:00
参加者
   青柳、今井、柴田、水鳥、桜井、◎谷    計6名

 

2181回報告    武蔵丘陵森林公園・梅園~野草コース

実施日  37日(土) 曇りのち雨           係・記録 竹尾亮三

報 告

 休憩所で暖をとり、陽を浴びて梅林に向かう。白、濃い赤、ピンク、しだれ、八重など色々な梅が迎えてくれる。梅林は緩斜面で、満開、蕾もあるが、全体としては見頃である。人が少なく、ゆっくりと楽しみ、ぽんぽこ マウンテンに向かう、エアートランポリンの小山は我々の貸切である。靴を脱ぎ、童心にかえり、頂きに立ち、 ジャンプ。熟女の笑い一杯の動作に嬉しくなる。噴水の広場に到着し、幼稚園児の遠足記念写真のシャッターを 押してあげると、園児達が大きな声で、“ありがとうございます”。レストランで昼食をとり、野草コースに到着。 ミスミソウの赤、紫、白を見つける。野草コースを周回し、展望広場の展望台に登る。少し寒かったが、楽しい エアートランポリンや静かな観梅山行でした。

コースタイム
  森林公園駅9:05=滑川中学9:15・・・森林公園南口9:20/9:30・・・梅林9:50/10:35・・・ ポンポコマウンテン
  10:40/11:00・・・公園中央口11:20/11:40・・・中央レストラン 11:45/12:30・・・野草コース北入口12:40・・・
  野草コース南入口13:10・・・展望広場 13:20/13:45・・・森林公園南口14:00/14:30=森林公園駅14:40/14:54
  ==横浜16:50   
参加者
  ○和智、有山、井上正夫妻、今井、今泉、岩方、佐々木、柴田、湯浅、 依田、和久田、
  ◎竹尾  計13

 

2133回報告    おでん・焼鳥 山行 鷹取山

実施日  125日(土)晴れ          係・足立忠彦 記録・戸野部武彦
報 告
 冬に屋外で食する“おでん”は格別です。それも山頂で、今回も鷹取山で。寒(今年は1月5日から立春の前日23日まで)のさなか暖かな晴天に恵まれて23名、京急田浦駅に10時集合、11時に山頂着。ハーモニカとウクレレを伴奏に(山男の歌)等を合唱しながら焼鳥と適量のアルコールを嗜み満喫のひととき。最後は支部旗を中心に全員集合パチリ。皆様のおかげで楽しい山行になりました。また来年も企画したいと思います。

コースタイム
   京急田浦駅1000・・・鷹取山1100(昼食)1400・・・追浜駅1500     
参加者
    ◎足立、○戸野部、大川、祖父川、長谷川、岩方、依田、佐々木、和久田、小澤、竹尾、板垣、佐藤、
    佐藤圀、芹沢、井上、有山、小笠原、小笠原、西川、西川、水鳥、今井    計23

 

2141回報告       鐘 ケ 岳

実施日  228日(金) 晴れ                      係・井上忠秋 記録・渡邉静香

報 告

 残雪の冷気を感じつつ、浅い春の日差しを浴びながらAM10:30元気に出発。鐘ヶ嶽ハイキングコース入口石段から、128丁目まで石碑が続き、可愛い菩薩にもご挨拶。以前の降雪の影響で倒木、落ち葉、枝、根があり、足元に注意をしながら歩を進める。賑やかに登ってきた時、突如、眼前に浅間神社本殿に続く心臓破りの石段出 現。PM12:20登り切った境内で、素晴らしい眺望と石段踏破の達成感に包まれながらランチタイム。山頂から下 山途中、大釜弁財天へ。そばにある滝壺が釜の形に似ている事が名称の由来。清流に心癒されました。PM3:10玉 翠楼前で解散し、一派は名酒「盛升」利き酒へ、一派は帰路へ、一派は丸い月&富士山&夜景をバックに、ライ トアップされた見頃の河津桜観賞へ。心身共に満足な山行でした。

コースタイム
  本厚木駅9:40==10:10広沢寺温泉入口・・・10:55鐘ヶ嶽ハイキングコース入口・・・1220浅間神社本殿(昼食)
  12:2012:50・・・12:55鐘ヶ嶽山頂(記念写真)・・・13:40山の神隧道口・・・14:35大釜弁財天・・15:10玉翠楼前にて解散
    
参加者
   井上(忠)、○足立、青栁、今井、岩方、大川、大溝、小笠原、小泉、佐々木、柴田、谷、服部、水鳥、
    渡邉     計15

 

2144回報告      三毳山(青龍ケ岳 230m

 実施日  325日(火) 晴れ         係・記録 竹尾亮三

報 告

 公園入口から車道を何度かショートカットし斜面を登り、中岳を経由して、かたくりの園に下る。カタクリの花が陽を浴びて、赤紫の花びらを反って迎えてくれる。純白のアズマイチゲも現れる。再び山道を登り三毳山に到着。日差しを避けて昼食。気温が上がり遠方の日光連山は春かすみの中。尾根道のアップダウンを繰り返し、かたくりの里の群生地に下る。一面にカタクリとアズマイチゲの花の群生が再び現れる。こんな大群生を見るのは初めて。さらに初めて白いカタクリを見つけて感激。群生地を下って、野外音楽堂の出店で全員がレモンサイダーを飲み暑さに一服。ミズバショウ、シュンラン、ウグイスカズラなど早春の花にも恵まれ、アップダウンの山道も軽ハイキング以上の楽しい山行でした。

コースタイム
  佐野駅9:15=タクシー=9:30みかも山公園南口口9:40・・・10:30中岳10:40・・・9:50かたくりの園10:10・・・
  三毳山12:10/12:55・・・かたくりの里13:40/14:30・・・14:50かたくりの里入口15:00=シャトルバス=
  15:20佐野駅15:28==館林==久喜==横浜17:49   
参加者
   小笠原、菊川光由(体験山行)、今井、岩方、大野、斉藤 博、佐々木、西川、水鳥、依田、和久田、
   ◎竹尾    計12

 

2146回報告 街道を歩く(奥州街道その4)

実施日  328日(金)~29日(土) 晴れ               係・芹沢隆久  記録・和智邦久

報 告 1日目  大田原~鍋掛~越堀

  西那須野駅よりバスで公園前まで。蛇尾(さび)川を渡り大田原宿から出発する。最初の一里塚跡を過ぎ「与一の里おおたわら名木(樹齢400年、樹高17m)」、のどかな田園風景を見ながら麻疹地蔵堂の前で昼食。この道は「馬頭観音」碑が多い、畑は牧草を耕作しているところが多いので納得する。樋沢神社(陸奥平定に向かう源義家が戦勝祈願に馬で一気に丘を駆け上がったという、巨石に蹄の跡が)、鍋掛宿に入るが本陣跡の面影はみつからない。那珂川を渡ると越堀(こえぼり)宿に着く。(越堀宿の謂われ正保3年(1646)参勤交代で江戸に向かう伊達候が那珂川の川留めに遭いここに小屋を設けた事が宿の始まりという)本陣跡は民家となっている。浄泉寺で今回はここまでとし、タクシーで西那須野駅に向かい那須塩原から今日の宿塩原温泉へ。

  2日目  越堀~芦野

  昨日お酒を飲み過ぎたか、うつろな顔の方も何人か見受けられるが越堀宿より出発。いきなり峠道に差し掛かり、少しきついが黙って歩いている。寺子一里塚跡(42里目)、会三寺による。那珂川の支流余笹川の展望のよいところで昼食。この川は、平成10年に氾濫し水害をおこしたが、今はのどかな風景が眺められる。黒川を渡り夫婦石(昔盗賊に追われた男女が大きな石の裂け目に身を隠したところ、白蛇が二匹現れこの石を動かし賊を追い返してしまった。その後この石が夜になると互いに寄り添うという伝説がある)を過ぎ芦野宿に入る。本陣跡は今は酒屋になっている。ここで地酒を頂き店の中で反省会をする。2日間の街道歩きを終了した。

コースタイム
  1日目 大田原宿(公園前)10:00・・・蛇尾川・・・10:30中田原一里塚跡・・・10:42追分道標・・・11:15弘法大師碑・・・11:30/12:00麻疹地蔵堂・・・12:12道標樋沢神社・・・13:32鍋掛一里塚跡・・・鍋掛神社・・・14:00鍋掛宿・・・14:07越堀宿 
   2日目 越堀宿10:30・・・本陣跡・・・10:47伊勢大神宮謡拝碑・・・11:30寺子一里塚跡・・・12:00/12:30寺子橋・・・黒川橋・・・13:35夫婦神社・・・13:45一里塚跡・・・14:10石地蔵・・・14:25芦野宿・・・14:25本陣跡
   
参加者
   芹沢、○青柳、岩方、足立、大野、佐藤(2)、和智  計8