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高尾発小仏行きのバスは平日なのに乗れない乗客もいて大混雑だった。小下沢梅林まで歩く。梅園で自己紹介後ゆっくりと歩き始める。
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小下沢沿いの林道を歩くと道ばたに「春」を想わせるキクザキイチゲの花が最初に見参した。
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半日影を好むはずなのに日向で群生している。一輪草やタチツボスミレ、エイザンスミレ、ユリワサビなど
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ハナネコノメソウは今回の山行の目玉の「花」。この花は肉眼で見るより写真で見た方が断然ステキに見える。写真写りの良い珍しい花なのだ。沢筋の苔むした岩に咲いている。
小下沢が群生地と知ったのは11年前山好きのブログの記事を見て知った。一昨年もこの花を見に訪れた。
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この形態では「つる」を連想はしがたい。花が咲き終わった後に走出枝(つる)を出す事から名前がついたと言う。
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小下沢の花々達と別れ尾根を目ざして登る。ひたすら登る。花の撮影に時間を取られお昼の時間になる。尾根がすぐ上に見えるとトラバースルートになりようやく砂利窪と呼ばれる所に出た。小休止で出発し影信山山頂到着。お昼にする。
午後は東尾根を下る。
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581mの大久保山を通過し478mを過ぎると中央高速道路が見えた。荒れた登山道を下ると広場に出た。
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日影バス時刻の時間調整でゆっくり休憩し、日影にむかう。人家の庭先にショウジョウバカマ、カタクリ、シュンランなどの春の花々の共演。楽しませて頂いた。この季節のこの場所(よその家の庭先)が目的のひとつになっている。
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