篭ノ登山(個人山行)(2017.08.27)

支部長から篭ノ登山(個人山行)の記事を頂きました。
個人山行の記事はギャラリーではなく「お知らせ&ブログ」に掲載しています。


個人山行  記録:鈴木国之  日時 2017.8.27
コースタイム
池の平8:20→東篭ノ登山9:10→西篭ノ登山9:35/9:50→東篭ノ登山→池ノ平10:45/10:55→雲上の丘11:30/12:05→見晴岳12:15→三方ケ峰→池ノ平13:25/13:35

篭ノ登山より

東篭ノ登山を登り樹林を抜けると北アルプスの山々が見えました。槍ケ岳からキレット・北穂高・奥穂高・前穂高のシルエットです。

岩茵陳(イワインチン)

変わった花の名前だが、インチン(茵陳)は カワラヨモギの漢名だそうだ。
嬬恋村では湯の丸山山頂付近に生息するイワインチン群生地の保護活動を行なっています。

クジャクチョウ

ヒヨドリバナ(アサギマダラの大好物)、アザミ類、などで吸蜜する。これはマツムシ草。成虫で越冬する。幼虫の食草はエゾイラクサ、イラクサ、ホソバイラクサなどだそうです。
以外に美しい羽根の裏側は黒っぽい地味な色でした。

天然のカラマツ

篭ノ登周辺に自生する天然カラマツ林は、全国的にも貴重な存在です。人工林のカラマツとは違って曲がりくねっています。冬、スノーシューでこのカラマツ林のラッセルは大変でした。

ウスバキトンボとワレモコウ(花) 

ウエブで調べました。南方系のトンボ。日本本土の冬は寒すぎてすべて死滅してしまいます。つまり、渡り鳥のように冬になったら南に戻るということはできないのです。ただ死ぬためだけに北へ北へと飛行を続ける不思議なトンボなのです。熱帯・亜熱帯に定着しているウスバキトンボがいるため、どんどん数を増やすことが出きるからです。

池ノ平・鏡池

鏡の様に背景が写っています。そよ風が吹いていて快く感じました。近くには週末の支部山行「湯ノ丸山」があり、湯ノ丸山を囲む様に「烏帽子岳」・「桟敷山」・「村上山」・「角間山」・「鍋蓋山」があります。
それぞれ登った時の思い出がよみがえり、静かなひとときを池ノ平湿原で過ごせました。