支部長から大山~広沢寺温泉の山行記事と写真を頂きました。有難うございます。
第2506回 支部山行 「大山」1252m
大山ケーブルカーの車内から
丹沢大山のケーブルカーは2015年秋にリニューアルされました。
大山寺駅と言う中間の駅。相対式ホーム2面2線の地上駅。標高512m。当駅で列車の交換(行き違い)を行う。列車により発着番線が異なり、線路にケーブルがある方に上り列車が、ケーブルがない方に下り列車が発着する。行き違い箇所に設けられた中間駅は、日本に現存する鋼索線では唯一である。
阿夫利神社駅の出口
中間駅の大山寺駅から乗った歩荷(3人)は下社方面に歩いて行った。山頂の奥社や売店は平日の為、開いていなかったので阿夫利神社関係の荷物の運搬と思われる。
かごや道
下社から静かな「かごや道」に入る。台風の強風通過の影響か倒木や枯れ枝が登山道周辺に散乱していたが、雰囲気の良い登山道。
ホトトギスの花
新雪の富士山
昨日、NHKテレビのニュースにて富士山「初雪化粧」を報じていた。木々の間から7合目から山頂まで白い富士が見えた。その後、山頂周辺は雲に覆われ展望は無くなる。
リンドウ
12時前に1252mの「大山」に到着。お腹もすいたのでここで昼食にする。
秋の山野草の花の代表格の「リンドウ」。山頂直下の草藪の中に数輪がきれいに咲いていて感動。
ススキの奥に大山三峰山(下山路の途中の広場)
数年前、支部山行が行われた岩稜の尾根道が見える。「三峰山は鎖場・やせ尾根・岩登り・経験者向き、無理せず引き返す勇気が必要」と書かれた看板がある程。
唐沢峠への登山路
崩落・ヤセ尾根が続く尾根道をゆっくりと慎重に歩く。
紅葉のカエデ
朝の内は晴れ間もあったが山頂付近からは雲に覆われ暗い状態が続いた。ようやく雲の下まで降りて来た。紅葉が始まったカエデを見て「ほっと」する。
広沢寺までの下山の登山道
こちらの道も倒木と落ちた枯れ枝を避けて歩くのがシンドイ。神奈川県に委託されたと思われる作業員3名が先行して登山道の整備を行ってくれた。
仲間の中には「露払いでは無く枝を落として、そのまま行っている」と苦言も出るほど、登山道は荒れていた。
長い林道(車道)歩きも仲間とたわいも無い話しをしながら、広沢寺のバス亭まで歩く。
1時間に1本の時間にも間に合った。大山山頂は平日でもそこそこの登山者がいたが、入下山のコースは静かに歩けた。
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