第2388回 坪山(1103m)(2017.4.15)

竹尾様から坪山の写真とご報告を頂きました。


実施日  4月15日(土)晴一時曇   係・記録 竹尾

報 告 バスの車中から満開の桜を眺め下車。珍しく、警察官が登山届を求め、周回コースを薦めている。山道入口にはカタクリの花が迎えてくれる。急登に入るとイワウチワの可憐な淡ピンクの花が現れる。さらに登るヒカゲツツジの蕾が現れる。今年は花期が遅れている。さらに登ると見頃に咲いているイワウチワ、ヒカゲツツジが現れ歓声。直ぐに記念撮影。ロープが左右にある岩場の急登を、蕾のあるイワカガミを見ながら登りきると山頂である。狭い山頂で周囲の山々を見ながら昼食をとり、急坂のやせ尾根を慎重に下る。快適な雑木林越しに青空を見て、再び急坂を下るとびりゅう館に到着。山ウドなどを購入し予定時刻のバスに乗車。今年初めての1000m級の岩山山行を全員無事に終えたことに感謝し、八王子で美味しいそばで乾杯。

コースタイム  上野原駅8:15バス    =八ツ田9:05/9:25・・・坪山12:00/12:50 ・・・びりゅう館15:20/15:35・・・15:40/15:56=上野原駅16:45/16:52

 

第2382回 城山かたくりの里~榎窪山(420m)~草戸山(364m)(2017.2.23)

竹尾様から綺麗な花の写真と山行のご報告を頂きました。花の写真が綺麗でびっくりです。


実施日 3月23日(木) 晴  係・記録 竹尾

報 告 かたくりの里の入口で「花マップ」をもらい、散策路を上っていく。カタクリは少し遅れ気味で咲いているのは少ない。ミスミソウが白や淡紫色など花色が豊富で見頃である。白のキクザキイチゲ、淡紅紫のショウジョウバカマ、淡黄のミツマタなど早春の花々を1時間楽しむ。花見を終え、地元の人以外は歩かない快適な雑木林の中をSHC誌を慎重に読みながら進む。淡黄緑のシュンランが続く。町民の森の広場で昼食をとり、城山湖を囲む稜線の最高峰・榎窪山に向かう。山頂近くからは「しろやまこ」の文字を見下ろし、アップダウンを繰り返し草戸山に到着。
ダムの上を経て紅葉の名所の評議原のベンチで休憩。尾根道を下りバス停に到着。色とりどりの花と里の裏山の雑木林や湖一周の稜線の春のゆっくり山行を楽しみました。

コースタイム 橋本駅バス8:30=かたくりの里9:00/園内散策10:15・・・町民の森駐車場12:00/昼12:40 ・・・加藤武雄文学碑12:50/12:55・・・榎窪山13:20/13:05・・・草戸山13:55/14:10・・・城山湖(本沢ダム)・・・評議原14:50/15:00・・・かたくりの里バス停15:35/バス16:00=橋本駅16:20/16:30

花見山の近況(2017年4月)

花見山(福島)の最新の状況が竹尾さんから届きました。(WEBサイト管理人は昨年の支部山行で初めて花見山に行っきましたので懐かしいです)


花見山はソメイヨシノこそ蕾でしたが、その他の花木は80%見頃で、周辺の山も他の農家が協力して植えているという事で素晴らしい、感動の景色を堪能できました。花見山所有の花木生産農家の阿部家が無料で開放し、美しい景色作りに協力している周辺の山の花木生産者にも感謝です。「花見山公園ボランティアガイドふくしま花案内人」の方が1時間半もゆっくり案内してくれて感謝です。


(管理人追記)
花見山を無料で開放されている花木生産農家の阿部さんについては下記のURLで紹介されています。ぜひご覧ください。

●花見山公園公式HP
http://www.hanamiyamakoen.jp/

●花見山観光振興協議会HP
http://www.hanamiyama.net/?p=15

 

 

 

 

情報の活かし方(新しい「新ハイ横浜支部のホームページ」をリニューアルするに当たって)

新しい「新ハイ横浜支部のホームページ」をリニューアルするに当たって最近感じた事をお話します。情報を入手し活かす方法がまだまだ発展途上である事を気がつきさせられました。

その事例1
デジタル写真サークルのメンバーの中の一人の話です。
展示しようとした写真が何処かに行ってしまった。予定の写真では無く別のものを出すとの話がありました。
撮った写真の管理はどのようにしているのかを訪ねたらSDカードに保存しているとの事。何枚ものSDカードを保管し、整理するのは確かに大変な手間がかかる。
インターネットで調べたら「おもいでばこ」と言う商品がまさにぴったりのもの。
しくみは
1.    デジタルカメラで撮ったSDカードをカメラから取り出す
2.    そのSDカードを「おもいでばこ」のSD挿入口に差し込む
3.    「おもいでばこ」が自動でSD内の写真データを読み込み保存
4.    日付順で整理される
5.    保存された写真を見るには「おもいでばこ」と「テレビ」をHDMIケーブルで接続
し「おもいでばこ」のメニューからスライドショー(バックミュージック付き)が見られる。
「おもいでばこ」付属のリモコンで操作
6.展示会等に展示予定の写真を取り出す手順は「おもいでばこ」の撮影日付に整理された中から選ぶ。SDカードを挿入しSDカードに保存 → 写真屋でプリント
パソコン無しで起承転結された仕組み。
「おもいでばこ」て何?・ HDMIケーブルをテレビに接続? 日付順?
パソコンを使わないのは良いけどそれでもまだ  ややっこしいな・・・・・
との感想だった。当分は現状でやられる様子。

その事例2
地形図・登山地図について(本部山行での行き違い)
先の横浜支部担当の本部山行は裏高尾の「要害山」を地図読み山行地として選んだ。この場所は昭文社の「山と高原地図」に記載無し、吉備人出版の「高尾」地図には破線で表記されているコース。参加者に渡す地図についての検討を開始。
まさか吉備人出版の「要倉山」部分をコピーして渡す事も出来ないので、購入済みの「カシミール3D」スーパー地形セット(有料で等高線の陰影をソフトで処理されていて尾根・谷筋が判り易いもの)を元に資料作りを始めた。
杉本智彦氏が作成した「カシミール3D」はフリー(無料)のソフトです。地図は地理院地図を使用していて山名の記入や磁北線の自動印刷、ログ(軌跡)挿入等国内で入手出来る唯一の多彩な機能を持つウインドウズ用ソフトです。多彩過ぎて操作が複雑と思われてもいます。
対象の地域の要倉山周辺は要倉山、和田峠程度の地名表記しか無く、地図読みの資料としては不適切なので、カシミール3Dにて以前2回ほど歩いた時のログ(軌跡)と山名・地名・寺・川の名前や急登・展望良好の場所、重要なポイント等詳細に書き込んだ。
縮尺は1/16,000にしA4サイズでコース全体を表現した。
出発前に参加者全員に作成した地図を配布し、一通り地図の整置(磁石の方向と地図を正しく合わせる)を説明した後出発。先頭で参加者をリ-ドして歩く人を交代制にして分岐(ポイント)で進路方向を磁石と地図で判断させた。
ある方がこちらで配った地図では無く自分でプリントアウトしてきた地図を見ている。「なぜ渡した資料を見ないの?」と聞くとカシミールで印刷した地図は見にくいからとの答え。
大分前にある新ハイの支部で地図印刷用の独自ソフトが評判になったが、今は地理院地図も磁北線も簡単に引けるし、印刷も簡単に出来る様になっている。もちろんカシミールソフトも「スーパー地形セット」の様な見やすい地図も入手出来る時代。
各自の個人的な考え方までも変えるつもりもないけど、持参の地図には何も書き込みされていない。コースの要所要所のポイント表示は勿論、山の名前も「要倉山」のみで、これで現在位置が判読出来るとは言いがたい状況の地図でした。

パソコンソフトは進化して使い勝手は良くなります。日本で販売されている地形図(登山地図)は国土地理院が発行している「地理院地図」を基本として登山情報や観光施設などの情報を入れ各社が独自に地図を脚色して販売しています。元は皆同じです。その方の情報は9年前の情報で今はどのソフト利用でも印刷は簡単に出来るようになりました。
地形図の地図印刷 ソフトを現時点で纏めてみました。
1.    地理院地図 磁北線記入可で印刷も簡単。
立体地図表記も可(但し下記 スーパー地形セット表記より見にくいが等高線は鮮明)
パソコン画面でルートの地形を確認なら有効。自在に画像の回転出来る。
2.    カシミール3D(無料版)磁北線・地名・山名記入可(元は地理院地図)
3.    カシミール3D(課金版)スーパー地形セット 磁北線・地名・山名記入可(原則、地理院地図、彩色処理で尾根と谷筋を表現)
有料で「山旅倶楽部 地図」と提携(元は地理院地図)
4.    山と渓谷社提供「ヤマタイム」 地域限定(コースタイム記載あり)
原則、地理院地図
5.    ヤマレコ ログ・磁北線表示印刷可能 元は地理院地図
6.    YAMAP 地域によりコースタイム記載あり(元は地理院地図)
会員登録必要(無料・プレミア有料叛)
7.    山と高原アプリ(スマホ・タブレット用)有料
紙の地図「山と高原地図」のスマホ版。地域限定。
番外編  上記の方の印刷ソフト下記(新ハイ・井の頭支部作成)
Hiking Map25  2008.7.1 で現在ウエブからは入手出来ない
代わりにTrekking Map Editor と呼ばれるソフトが操作が似ている。
地図は地理院地図
現在登山地図を持って登山をすると言う環境は整っています。但し全てインターネットを接続でパソコンとプリンターで印刷。
先の本部山行のスタート前にも参加者に言いましたが市販で買う地図は「山と高原地図」しか選ぶ方法が無くそれも地域限定でそれ以外の場所での地図入手はきわめて困難となっています。
パソコンをお持ちでインターネット接続環境がある方は是非書かれていない山名や尾根・川の名前、神社仏閣等書き込む手間を惜しまないで入力、印刷して情報豊かな地図を持参して安全登山を心がけましょう。
朝日新聞4月6日報道で日本版GPS衛星「みちびき」の打ち上げに関する記事が出ていました。現在は1基が稼働している。それが3基打ち上げの予定で4基そろいGPS受信が数センチの精度まで高まると言う。
近い将来「スマホ」でもかなり精度の良い「現在地確認」が実現できそうな報道だった。
その情報を生かし切るかどうかは各個人の対応が問われています。新たに情報の「格差」が拡大する気がしてきました。

新しいHPも「リアルタイム」な情報をと心がけています。パソコンでもスマホでも出来るだけ頻繁に閲覧下さい。期待に添うHPを目指しています。投稿もお願いします。

第2383回 要倉(562m)・高茶山(732m)(2017.3.25)

支部長から要倉・高茶山の写真とカシミールの地図の投稿が届きました。
新ハイキング本部と横浜支部合同の地図読み山行です。
次の支部長の投稿「情報の活かし方」で地図のお話があります。そちらも是非ご覧ください。

(注)上記写真の地図はカシミール3Dを使用したものです。
参考URL: http://www.kashmir3d.com/

●上記最初の地図(地図1)について
カシミール3D  無料版(限りなく地理院地図)
山名等の記載が少ない。本来は「地理院地図」をコピーでしたが、地理院
に申請が必要なことから今回はほぼ同じカシミール版を利用しています。

●地図2について
カシミール3D(課金版)
尾根・谷筋を彩色処理し判り易く表現。

GPSログの表示について(北国街道のデータ)

GPSロガーやスマホで取得したGPSログデータを用いると地図上に歩いた軌跡や標高差などを表示することができます。また時間や距離などもわかります。3月に行われた街道を歩く「北国街道(その1)」のデータを例にして地図表示してみました。

(1)北国街道(その1)3月17日
[sgpx gpx=”/wp-content/uploads/gpx/20170317GPS-1.gpx”]・マウスで地図や標高差のグラフを弄ってみて下さい。その地点の情報が表示されます。
地図の種類も変更できます(航空写真・道路写真など)。お試しください。

(2)北国街道(その2)3月18日
[sgpx gpx=”/wp-content/uploads/gpx/20170318GPS-2.gpx”]

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【追記】2017.4.16
●選択した地図によってはhttpsにならないというセキュリティの問題は未解決です。
●Google My Mapやヤマレコに登録したGPSログデータの表示もこのwebサイトで表示できます。この方法であればhttpsは保たれますがGPSログ自体をGoogleやヤマレコのサイトに登録して公開する必要があります。

<下記はヤマレコの例です>

大岡川沿いの桜と「市民酒場の会」

福田さんから大岡川沿いの桜の報告がありました。お近くの方はお花見にお出かけください。
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新ハイ横浜支部の有志数名の「市民酒場の会」がある
港町で昼夜の区別なく働く勤労者の憩いの「市民酒場」はかの大空襲の統制下にも残った。

老舗の一軒がミナトから離れた、やや内陸部の弘明寺にある。「三河屋」大正10年創業、店先で立ち飲みをさせる酒屋が…  ミナト町では「角打ち」と呼んで親しまれた。

近くを流れる派大岡川に桜がほころんで露天店もセットされた。
ハイキング仲間、歴史散歩仲間達など8名がそろって、愉快なひとときを過ごした。(福田 徳郎)

第2380回 街道を歩く(北国街道・その1)

福田様から写真と記事が届きましたのでのでここに掲載いたします。福田様有難うございました。

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「街道を歩く:北国街道 その①」

もと文学青年でロマンに充ちた芹沢隆久さん企画 「北国街道を歩く」が3月17日、信州・北軽井沢の 追分一里塚(標高987㍍)からゴールの越後・出雲崎へ向かって217㌔の旅をスタートさせた。

快晴、気温4度、参加者11名、浅間は蒼空にくっきり鮮やかに聳え、噴煙を上げ旅の首途を祝した。初日は小諸へ21㌔、32000歩、二日目は小諸から信濃国分寺まで18㌔20000歩と快調に足を運んだ。

中山道、日光街道など芹沢先達の街道班は旅慣れている。ゴールの出雲崎は来年の夏の予定だ。

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支部長より今回歩いた軌跡の画像が届きました。(芹沢さま収集のGPSログより)
(最初のクリッククでスライドショー表示→更にフルサイズボタンをクリックしてフルサイズ表示→ブラウザの表示拡大でもっと大きく表示可能)