第2522回 吾妻山 (西吾妻山 2035m)(2018.10.8)

豊澤さんから山行記事と写真を頂きました。有難うございます。


西吾妻山山行記

10月8日、米沢駅集合、上杉神社参拝後、米沢ラーメンを食したのち、東光の酒蔵を見学というより、試飲会場で(ただ酒を)試飲。社員の勧めもあり、つまみ、酒、つまみ、酒といった具合でいい気分になったころ残りのメンバーと合流し、アルブ天元台へ向かう。ゴンドラからは盛りを少し過ぎた紅葉の山が見え、その中に秘湯新高湯温泉が見えた。

10月9日、登山リフトの始発が8時30分で、のんびりと出発。若干雲が多いものの晴れて薄日が差す程度だが、時折強い日差しが差し暑い。リフトを40分程度で3本乗り継ぎ北望台に着き、ストレッチをして登山開始。樹林帯の急登を一登りして、中大巓、人形岩に着く。雲は多いものの眺めは好い。人形岩はガスっていたらルート探索きつそうなところだ、もっとも見る限り吾妻連峰全体が台地上に谷が入り組むって感じで、過去に積雪期に遭難があったのもうなずける。ここからは池塘、草紅葉の中の木道を緩やかに下って、大凹(オオクボ)の水場につき、ここから梵天岩までは今回二度目の急登で、の分岐のここは岩の急登だ。梵天岩では岩を攀じったりして一休み。そしてすぐに天狗岩で昼食。昼食後、天狗岩からはすぐに下降、そしてなんとなく登っているうち、あっけなく吾妻連峰最高峰の西吾妻山(2,035m)だ。山頂は展望が利かないと聞いてはいたが、さらに狭く予想外な感じだ。後続する登山者の邪魔にもなるので、集合写真を撮ったのち、早々に西吾妻小屋方面に下山開始。帰りは天狗岩の吾妻神社により、中大巓の分岐までは折り返しルート。陽光の当たり方の違いで草紅葉、池塘がきれいだ。かもしか展望台への最後の一登りを過ぎれば、あとは北望台への岩と木の根の下り。途中、リフトの時間が気になり、足立リーダーが少し先行、そしてリーダーの鳴らす北望台、愛の鐘が聞こえたら、北望台だ。

下りのリフトはガスの中でひどく寒かったが、危ないこともなくアルブ天元台に到着、ロープウェイ、送迎バスを乗り継ぎ、米沢で解散となった。何人かが開店前の酒屋を無理に開けさせて、『反省会』をしていたことは言うまでもない。


第2501回 木曽駒ケ岳(2956m)~宝剣岳(2931)(2018.9.27~29)

竹尾さんから木曽駒ケ岳~宝剣岳の山行記事と写真を頂きました。有難うございます。


皆さん おはようございます。
お天気予報を信じて、27日に出発を延ばし、28日に期待して実施して良かったと思っています。28日はお天気に恵まれ、初めての濃ケ池から木曽駒ケ岳へのコース、予期しない急斜面の2回のハシゴ、水が流れている沢の徒渉3回、大小の石の歩きずらい山道、濃ケ池からカールのピークまでの急登と予想以上に大変なコースでしたが、展望、紅葉と素晴らしいビューポイントが随所にありました。お疲れさまでした。初日の駒ケ根高原の散策もそれなりに良かったです。大沼湖の水面に映った景色は写真を見てください。

最終日は霧雨が早朝から降っていたので宝剣岳は安全を優先し断念しました。千畳敷駅までは霧雨も大したことがなく展望もあり、幸いしました。宝剣岳は残念でしたが、こまくさの湯に時間を気にせずゆっくり温泉を楽しみ、名物のソースとんかつを美味しく食べました。前日、立ち寄った農産物直売所にも立ち寄り、格安のマツタケ、大きい栗などの買い物もできました。

中岳の巻き道を初めて通ったのですが、思いもよらない岩場の急斜面のトラバースと急登には皆さんを緊張させたと思い、反省です。3日間、初体験が毎日あり、私なりに楽しんだ山行でした。

NHK・BSTV百名山でガイドの竹尾雄宇さんが案内したコースにお付き合い頂きありがとうございました。

写真を撮った順に12枚をご笑見ください。連続してみたい方は横浜支部のホームページをご覧ください。

・・・竹尾亮三・・・

 

第2499回 大嵐山(583m) (2018.9.23)

支部長から大嵐山(583m)の山行記事を頂きました。有難うございます。


コースタイム
高尾駅9:42→夕焼け小焼け10:10/10:25→ 川野井10:45→ 屈曲点12:30/13:00→堂所山13:20→関場峠14:00/14:10→黒ドッケ15:25→夕焼け小焼け16:35/17:32→高尾駅18:08

このコースは松浦隆康著「バリエーションハイキング」にある便楼沢左尾根を登りに取り、下りは黒ドッケから夕焼け小焼けに下りるコース。

キバナアキギリ 

 

便楼沢左尾根を登る

便楼沢左尾根を登る神社裏からの登りの登山路はかなりの急坂が長く続く。

 

クサウラベニタケ

今回の山行は雨続きの直後だったので、「きのこ」ワンダーランドの世界を堪能する山歩きになった。登山後「きのこ」図鑑4冊と写真をにらめっこして調べたが、はっきり特定出来たのはホコリタケのみ。後は推測になった。いかに「きのこ」は類似の数があると知った。

 

キイボカサタケ 

可憐な「きのこ」で傘のてっぺんにエンピツの芯の様な突起がある。

 

ハナホウキタケ 

サンゴを思わせる形で花の様に美しいことが由来で付いた名前。色も黄色・白・ピンク。

 

カラカサタケ 

林の間に成長が異なる姿で見られた。幼稚園児・小学生(この写真が小学生のモデル)・中高生。

 

ホコリタケ 

メンバーの一人が指で「チョン」とたたくと小さな穴からホコリ(胞子)が出て来た。

 

ヒメホコリタケ 

まさに卵と見まがう姿に驚く。
「きのこ」の色とりどりの形と色と場所に変化があり楽しめた北高尾山域でした。

 

ツリフネソウ 

この9月の時期に見られる定番の花。

「やまぼうし」の実

6月に白色の花が咲き、9月に実になる。皆、この実をほおばって淡い甘みを楽しんだ。

 

ほとんど展望の少ない登山路でしたが、コウヤボウキ・オケラ・ツルリンドウ・アザミ・シモバシラ・萩・ツリバナ等の花々も見られた。
時々開けた登山道からは隣の尾根の要倉山・本宮山に続く尾根の展望もあった。

第2500回 大洞山(1384m)~鉄砲木ノ頭(1291m)

竹尾さんから大洞山(1384m)~鉄砲木ノ頭の写真と記事を頂きました。有難うございます。


皆さん こんばんは。
大洞山~鉄砲木ノ頭 4山の縦走 お疲れ様でした。
籠坂峠に向けてのバスの中から目前に見えた美しい富士山は、残念ながら鉄砲木の頭では雲の中でした。大洞山から先は、私としては初めてのコースでした。ブナ林の快適な稜線歩きは大変気に入りました。鉄砲木ノ頭(明神山)で初めて見た白色のフジアザミ、山頂からパノラマ台までの標高差191mの斜面がススキの大群落地で、背丈よりも高いススキをかき分け降る醍醐味を初めて味わいました。
富士山とススキが太陽に輝く景色を見ながら降る機会を持ちたいと思いました。
皆さんと色々楽しんだ初秋の山行でした。ありがとうございました。
サブリーダーのFさん、班長のMさん、Yさん ありがとうございました。
写真10枚を思い出してみてください。

 

【個人山行】芦別岳(1726m)・富良野岳(1912m)

小澤様から「【個人山行】芦別岳(1726m) 富良野岳(1912m)」の記事を頂きました。有難うございます。


日程:2018/9/10(月)~13日(木)  メンバー3

コースタイム

1日目:天気 曇り時々小雨  新千歳空港=レンタカー=山部・ふれあいの家(富良野市営キャンプ場)

2日目:芦別岳登山 天気 晴れ 宿500・・・登山口525・・・うぐいす谷756/810・・・半面山900/910・・・雲峰山1000/1010・・・芦別岳1053/1140・・・半面山1250/1300・・・登山口1530/1600=レンタカー=十勝岳温泉カミホロ荘1700

3日目:富良野岳登山 天気 晴れ 宿800=登山口805/810・・・上ホロ分岐920・・・富良野岳分岐・・・1100/1110・・・富良野岳1145/1128・・・上ホロ分岐1433・・・登山口1545/1550カミホロ荘1600  

4日目:観光 天気晴れ 宿845=望岳台=ファーム富田=新千歳空港1620

概要

96日未明に発生した北海道胆振東部地震の震度7のニュースには、エーという驚きと戸惑いであった。

震源地から約80km離れた芦別岳宿泊予定先に状況を聞き、震度4程度で電気もOK問題ないとのことから、レンタカー利用でもあり決行した。幸い通行止めも無く予定通リの時間で、登山口の山部富良野市営キャンプ場の宿舎(ビジネスホテル)に到着できた。

2日目は芦別岳(2百名山)、熊が出没しそうな深閉とした雰囲気の中、熊鈴を鳴らしながら登山口から3時間後にようやく視界が開けると標高1000m付近の眼下一面に雲海、遠方の高峰だけが雲海の上に浮かんでいる幻想的な景色で、2時間後芦別岳山頂に着くと驚く事に雲海は全て消え去り、下界の麓の山部の宿舎まで確認することができた。遠く十勝岳、大雪山までがくっきりと展望できる素晴らしい眺めであった。往復とも他の登山者と出会うことが無かった。二百名山とはいえチョットハードな良い山でした。

 3日目は富良野岳、2016年支部山行大雪山縦走で十勝岳を登った際、横目でイチベツしながら登ってみたいと思った山である。登山ルートや山頂からは噴煙の上がる十勝岳、美瑛岳、トムラウシ山等が障害物無しで確認できて、北海道の広大さを感じながら山座同定を楽しんで下山した。温泉もいい湯でした。

 4日目は富良野市内を観光して新千歳空港に無事戻った。空港内はレストランやスパが閉鎖されており1週間経てもまだ復旧されない状況に震災の大きさを改めて感じた。

 

 

第2497回  鹿俣山(1637m)~玉原湿原(1200~1500m)(2018.8.18))

竹尾さんから鹿俣山~玉原湿原の山行記事を頂きました。有難うございます。


皆さん こんにちわ。
玉原高原~鹿俣山、ブナとトチノキの森、原生林の中を快適に歩け、さらに私の好きなスキーのゲレンデを見渡し、横切り、 月山、仙丈ケ岳に続く夏山最後の山行を、皆さんと楽しみました。ありがとうございます。
トチノキの大きな丸い実が、いたるところにたくさん落ちていたのは初体験でした。

初めての鹿俣山でしたが、再び、自然林の森の中を錦秋に訪れたいと感じました。
センターハウスが、営業をしてなかったのは、私の誤算でした。玉原湿原の木道の
整備工事が完了していないのが、その原因と推定します。お詫びします。

写真10枚を思い出して見てく下さい。サブブリーダーをお願いした健脚のWさんが、昼食場所から、ラベンダーの咲く花壇まで、ピストンして、登ってくるのが写っています。
都合で参加できなかった方にも、写真を見ていただきます。
サブリーダーのWさん、班長のYさん、Mさん ありがとうございました。

***横浜 竹尾亮三***


第2503回 越後駒ケ岳(2003m)・平ケ岳(2141m)(2018.8.18~20)

小澤様から越後駒ケ岳・平ケ岳の山行記事を頂きました。有難うございます。


当初の計画日程8/6から8日を、台風12号の影響から8/18から20日に変更しました。天気は2日とも快晴で以前の酷暑が少し和らぎ、風もあって気持ち良く歩きました。民宿とは思えない料理が出た奥只見山荘(温泉付き)に泊り、2座ともに宿からの往復送迎で避難小屋は利用しませんでした。2座とも朝4時には出発し、平ケ岳が合計で7時間、越後駒ケ岳は10時間と長時間でしたが全員快調で、花は少なかったですが景色を楽しんで歩いてきました。



第2495回 北沢峠(2030m)~仙丈ケ岳(3033m)(2018.8.10~12)

竹尾さんから北沢峠~仙丈ケ岳の山行記事と写真を頂きました。有難うございます。仙丈ケ岳は綺麗な山で南アルプスの女王と言われるそうですね。


皆さん こんばんわ。
3000mの山の厳しさもちょっぴり味わい、帰宅後少し筋肉痛を感じた方もいるかもしれませんね。よくがんばりました。お疲れ様でした。
私は2012-8月の北岳(3193m)以来の3000mを越える支部山行でしたが、皆さんにご一緒頂き、色々と楽しんだ山行でした。ありがとうございます。
山道沿いに続いた色々な高山植物、3日目、山頂からの展望はありませんでしたが、前日に山道から仙丈小屋、カール、仙丈ケ岳~小仙丈ケ岳の山頂、稜線も遠望できました。3日目は、仙丈ケ岳と小仙丈ケ岳の鞍部から、一時ガスが晴れ、両山とも山頂を見ることもできました。ホシガラスを何度も見ることができました。
台風で日程を1日延期した為に、仙丈小屋から馬ノ背ヒュッテに変更、軽装で馬ノ背のピークまで往復しましたが、ダケカンバの巨木と、風雪による大木の奇形には驚きました。
鳳凰三山で見たタカネビランジを馬ノ背で見られるとは思いもよりませんでした。
馬ノ背ヒュッテから見たご来光は、雲海の雲の一部の縁が金色に輝き感動しました。
下山して、初日に宿泊した、こもれび山荘での昼食「こもれびラーメン」は
非常に美味しかったです。予定時刻のバスに全員元気で乗車でき感謝です。
写真12枚を思い出して見てください。 都合で参加できなかった方にも写真を見てもらいます。
・・・横浜 竹尾亮三・・・

【個人山行】飯豊山(2105m)・大日岳(2128m)(2018.7.21~24)

小澤さんから飯豊山個人山行の記事を頂きました。有難うございます。飯豊山は私もまた行きたい山です。


2018/7/21(土)~24(火) 3泊4日  メンバー3名

コースタイム
・1日目 天気:晴れ
横浜9:15→郡山→会津若松→山都=登山バス=川入14:30 民宿 高見台(泊)
・2日目 天気:曇り
宿4:50=送迎車=小白布沢5:05/5:20・・・三国小屋8:50/9:05・・・切合小屋10:50/11:30・・・飯豊本山小屋13:40/14:15・・・飯豊山頂14:30/14:35・・・飯豊本山小屋14:50(泊)
・3日目 天気:強風・ガス後、曇り時々晴れ
本山小屋5:05・・・飯豊山頂5:20・・・御西小屋6:48/6:58・・・大日岳8:17/8:35・・・御西小屋9:50/10:00・・・本山小屋11:50/12:50・・・切合小屋14:35(泊)
・4日目 天気 晴れ
切合小屋5:20・・・三国小屋7:00/7:10・・・上十五里9:30・・・御沢キャンプ場10:50=タクシー=いいでの湯11:30/15:00=タクシー=山都駅15:10→横浜20:09
概要
「東北のアルプス」と呼ばれるだけある大山塊でした。渓谷は深く、尾根は急峻とのことでしたが、自炊が無くなり荷が軽くなったことと、天候にも恵まれて景色を楽しみながら意外と早く歩くことが出来ました。登山道は花がいっぱいに咲き、手入れが花を残して全コースにされていて気持ち良く歩きました。残念なことは最高峰の大日岳が3日間ともガスに隠れて、一度も山頂を見せてくれなかったことです。また登りたくなる良い山でした。