大野山の桜は終わっていました(2020.4.12)

皆々さま

目下の新型コロナウイルスの影響により支部山行は実施できない状態になっています。4月は山行の実施は4月4日高麗山を除いて、他は全て中止となりました。

支部としての山行実施可否は係と参加者自信による判断としています。
各自支部山行で参加したい山行は係と相談して下さい。

本部からは
 1日も早く正常な状態に戻り、みなさまの笑顔と自然の緑の中での再会を祈っております。再開時に元気に歩けるようお宅の近所などで、少し負荷をかける散歩などトレーニングを続け足腰を萎えさせない努力をしてくださることをお勧めいたします。
    2020年4月10日     新ハイキングクラブ会長 鮫島員義

 4月12日の支部山行大野山を中止したことから、支部創立60周年で植樹した「大島さくら」の開花状況が知りたく、車で山頂まで一人で行き見てきました。結果は花が終わって葉桜になっていました。昨年4月13日には莟はあっても開花見られませんでした。植樹後4年目ですが未だ一度も満開の桜を見れていません。なかなか難しいものです。また来年ですね。
写真を添付します。

小澤 勝太郎



(参考)過去の大野山お花見山行など 

2016年 第2414 回 支部創立60 周年記念植樹祭 大野山(2016.12.10)➡Blog 

2017年 【個人山行】大野山記念植樹お花見山行(2017.4.17)➡Blog 

2018年 第2474回 大野山(723.1m)(2018.4.14) (Blog無し)
 ➡写真(2018年度のギャラリーへJump) 
  (時間かかります。 第2474回 の写真を見つけて下さい)

2019年 第2536回 大野山(723.1m)(2019.4.13) (Blog無し)
 ➡写真(2019年度のギャラリーへJump) 
  (時間かかります。 第2536回 の写真を見つけて下さい)

第2573 本部・支部合同山行「二十六夜山(971m)」

アオゲラキャンプ場

上野原からバスに乗り大ケヤキで知られている浜沢で下車。「アオゲラキャンプ場」でトイ レ休憩。

始めの急登の道

キャンプ場を抜けると道の両側に別荘地の建物が現れ通り過ぎる。見上げる様な登山道を 上る。その後この様な急な登りは何回もありました。
登山口から山頂までの標高差450mとは思えない程の道のり。

色づき始めた木々

紅葉には少し早い時期でしたが所々始まった色づきのモミジは眼の保養になります。

明るい広葉樹の尾根


先頭からは総勢19名のパーティなので中間から後ろの方の状況は判らない。

二十六夜山 標高971m

「二十六夜山」の山頂の標識には「山梨百名山」とも書かれていた。

二十六夜塔

二十六夜月の月待ちの信仰は陰暦 1 月と 7 月 26 日(多く 7 月をいう)の夜に、月の出るの を待って拝む。月光の中に阿弥陀・観音・勢至の三尊が現れると伝えられた。 人々はこれに米や餅、野菜などをお供えして災害から人を守ろうとした。
山行中での説明では夜での月見と思い込んでいましたが調べたら早朝だと知りました。 (二十六夜月や二十八夜月は滅多に観られません。早朝の晴天に限られるわけなので。)

崖崩れ箇所

沢筋に下ってくると途端に道がワイルドになった。豪雨で土砂が流されていた。

下尾崎の村落

下尾崎にあった二十六夜山の山名の由来の説明

軌跡 持参の GPS での記録

持参のGPSでの記録

今回歩いた軌跡。これからの山行記録は GPS の軌跡は欠かせません。 その昔5万分の1の地図に山行が終わった後、軌跡を赤鉛筆で書き込んで赤鉛筆の軌跡が 増えるのが楽しみのひとつでした。
又撮った写真のネガを写真屋に現像を出し、良さそうな写真をプリントして出来上がった 写真を見たりしていました。ずいぶん悠長な時間を過ごしていたと思います。その分登った 山に対しての思い入れも深かった ? 。
今回の二十六夜山の山域は新ハイの仲間以外誰にも会わなかった貸し切りの山旅でした。

鎌倉の台風被害報告(2019.10.21現在)

芹沢様より鎌倉の台風被害について報告がありましたので、皆様にお知らせいたします。


皆様

お早うございます。

 先日(10/21)、友人と散策がてら北鎌倉から浄智寺~葛原岡~源氏山コースを行ってみようとしたのですが、円覚寺の門前に大きくハイキングコース通行禁止の看板がありました。それでも浄智寺からの行けるところまで行ってみようとしたら、登り口のところに写真のような通行禁止の看板が立っておりました。ここまで来る道の周囲もかなりの倒木がありました。断念して寺巡りに変更しました。
 鎌倉の天園、葛原岡・大仏、祇園山コースが倒木、地滑りなどにより当分通行禁止だそうです。台風15号(9/9)の被害です。(自宅もやられました)
それにしてもコーンにお地蔵様を描いているのは鎌倉らしいなと思いました。

 

*浄智寺の参道横付近。

*葛原岡への登り口

(追記)下記のサイトにも鎌倉のハイキングコースの状況が掲載されていますので、参考にして頂ければ良いと思います。(横浜渋太郎)
 ➡ 鎌倉のハイキングコースの状況

第2531回(横浜支部合同)景信山(505m)(2019.3.22)

小下沢梅林

高尾発小仏行きのバスは平日なのに乗れない乗客もいて大混雑だった。小下沢梅林まで歩く。梅園で自己紹介後ゆっくりと歩き始める。

 

キクザキイチゲ

小下沢沿いの林道を歩くと道ばたに「春」を想わせるキクザキイチゲの花が最初に見参した。

 

ヤマルリソウ

半日影を好むはずなのに日向で群生している。一輪草やタチツボスミレ、エイザンスミレ、ユリワサビなど

 

花猫の目草

ハナネコノメソウは今回の山行の目玉の「花」。この花は肉眼で見るより写真で見た方が断然ステキに見える。写真写りの良い珍しい花なのだ。沢筋の苔むした岩に咲いている。
小下沢が群生地と知ったのは11年前山好きのブログの記事を見て知った。一昨年もこの花を見に訪れた。

 

ツルネコノメソウ

この形態では「つる」を連想はしがたい。花が咲き終わった後に走出枝(つる)を出す事から名前がついたと言う。

 

大久保山の標識

小下沢の花々達と別れ尾根を目ざして登る。ひたすら登る。花の撮影に時間を取られお昼の時間になる。尾根がすぐ上に見えるとトラバースルートになりようやく砂利窪と呼ばれる所に出た。小休止で出発し影信山山頂到着。お昼にする。
午後は東尾根を下る。

 

小下沢梅林の広場

581mの大久保山を通過し478mを過ぎると中央高速道路が見えた。荒れた登山道を下ると広場に出た。

 

春蘭とカタクリ

日影バス時刻の時間調整でゆっくり休憩し、日影にむかう。人家の庭先にショウジョウバカマ、カタクリ、シュンランなどの春の花々の共演。楽しませて頂いた。この季節のこの場所(よその家の庭先)が目的のひとつになっている。
 

当日の歩行軌跡

第2517回 高柄山(733m)

支部長から高柄山の記事と写真を頂きました。有難うございます。


支部山行「高柄山」
火の見櫓

川合地区にあった昔ながらの火の見櫓。先日、支部の忘年山行の始点が保土ヶ谷駅で終点は中華街までのウオーキングだった。幼い頃、保土ケ谷で過ごした記憶のなかに消防署脇にあった火の見櫓を想い出した。

登山道途中からの大呼戸橋梁


この地点は撮鉄マニアの有名な撮影地、白い鉄橋は甲府方面の下り線。赤い鉄橋は高尾方面の上り線。上下線の電車が同時に行き違う瞬間が狙い目だそうだ。「点と線」の小説の様。

登山口から登り始めた地点

逆光の朝の陽が、落ち葉を照らしまぶしい。緩やかな登りの登山道が続く。
「御座敷の松」と言われる所で休憩。今回のコースで唯一富士山が見える場所からは青空いっぱいなのに、なぜかそこだけ(富士)白い雲が覆っていて見えない。
大丸を越え千足峠を過ぎ何回かの登りと下りを繰り返し、ようやく高柄山山頂へ到着。お昼とした。

新矢ノ根峠付近からの高柄山(標高733m)を望む

新矢ノ根峠には休憩所があって一休み。そこから谷まで下るので別の山(鶴島御前山)に登る感じ。

ハサミ岩(標高451m)  

地図上では谷(310m)から尾根までの標高差140m。この標高差以上に感じた登りに、誰ひとり納得しない。途中昨年の猛烈な台風の風で木が倒され無くなってしまった何箇所かの従来の登山道。迂回路の登りにもヘコタレル。ようやく尾根に出た。そこがハサミ岩と言われる展望台の所だった。そこからはなだらかな道となり山頂へ。

鶴島御前山山頂(標高484m)権現山方面の展望

  以下ウエブ上の記事(御前山の名前の由来)
『甲斐国志』では御前の名を有する山はすべて烽火台であろうと推測しているが、 御前山の中で遺構が発見されたものは栃穴御前山、四方津御前山、駒宮の御前平である。 桂川流域における御前山に共通した点は、集落に最も近接した位置にあり、集落に面した山頂または 山腹に石や木で作られた祠が祀られている点である。このことから、御前という名は集落の神が祀られる 山としての尊称に由来するものであり、したがって御前山すなわち烽火台が設けられる可能性が 高い山名と解する程度の方が良いように思われる。 〔室伏徹「研究ノート 甲斐・武蔵・相模国境の城砦」『日本城郭大系』8〕

鶴島御前山の下りの登山道

 標高の低い山でこの様に何十カ所もの補助ロープが連続する山は知らない

黄昏時 桂川橋からの鶴島御前山

正面の山が鶴島御前山で右側の尖っているピークが栃穴御前山。今日一日、高柄山頂で登山者と出会った。それ以外の登山道はまったく静かな雰囲気で気持ち良く歩けた。倒木箇所の何カ所かの通過が難儀だった事を除いて。

後日談(事前調査の時のもの)
川霧の桂川からの鶴島御前山   

今回の軌跡

第2510回 支部山行「笹子雁ケ原摺山」(1357.7m) (2018.11.17)

 

支部長から支部山行「笹子雁ケ原摺山」の写真と記事を頂いました。有難うございます。


 

甲斐大和駅から予約していたタクシーに乗り込む。駅にはあんなに大勢の登山客で溢れていたのに笹子峠に向かった登山者は我々の他に1パーティのみ。静かな山旅が楽しめそう。
笹子峠から初っ端の急登、クサリに掴まり慎重に!登る。

 

笹子雁ケ腹摺山頂からの富士
途中登山道は2つに別れ尾根沿いとトラバースルートに分かれる。尾根沿いを登る方は小さなピークを幾つか越える。天気予報が大きく外れ良い方になったおかげで素晴らしい富士が望めた。

 

米沢山からこれから目指すお坊山が見える
米沢山の直下はクサリがあり急な道が続く。遠くからお昼のチャイムが聞こえて間もなく山頂に到着。昼食タイム。

 

お坊山山頂からの八ケ岳方面の展望(山岳同定)
せっかく登った米沢山からかなり下りトクモリと言う名前のピークを越える。ようやく今日最後の登り。今まで何回も続いた登りも終わりとなりお坊山1430mについた。

 

お坊山山頂からの南アルプス北部方面の展望(山岳同定)
甲府盆地の霞んだ街の向こうに南アルプスの山々が並ぶ。間ノ岳の左には塩見・聖・荒川三山・赤石も見えた。

 

大鹿峠を過ぎ紅葉帯の尾根に出て、「ほーっと」したひとときの休憩
途中大鹿峠の広い尾根の所で登山道を見失うが手分けして「目印」を探せて正規の道に戻る。

 

午後の傾き始めた陽に輝くカエデ類

 

尖ったお坊山・・・
少し前まで滞在していた山頂があんなに遠くなっている。

 

氷川神社まで下りて来た。

 


景徳院の境内からバス停に向かう。

大菩薩からのバスに乗れて甲斐大和の駅まで楽ちんコースになった。この山域は何回か通っている所でしたが今回は最も展望が良かった山行になり大満足の一日の山旅になりました。

 

第2506回 大山(1252m)~広沢寺温泉(2018.10.16)

支部長から大山~広沢寺温泉の山行記事と写真を頂きました。有難うございます。


第2506回 支部山行 「大山」1252m

大山ケーブルカーの車内から

丹沢大山のケーブルカーは2015年秋にリニューアルされました。

大山寺駅と言う中間の駅。相対式ホーム2面2線の地上駅。標高512m。当駅で列車の交換(行き違い)を行う。列車により発着番線が異なり、線路にケーブルがある方に上り列車が、ケーブルがない方に下り列車が発着する。行き違い箇所に設けられた中間駅は、日本に現存する鋼索線では唯一である。

 

阿夫利神社駅の出口

中間駅の大山寺駅から乗った歩荷(3人)は下社方面に歩いて行った。山頂の奥社や売店は平日の為、開いていなかったので阿夫利神社関係の荷物の運搬と思われる。

 

かごや道

下社から静かな「かごや道」に入る。台風の強風通過の影響か倒木や枯れ枝が登山道周辺に散乱していたが、雰囲気の良い登山道。

 

ホトトギスの花

 

新雪の富士山

昨日、NHKテレビのニュースにて富士山「初雪化粧」を報じていた。木々の間から7合目から山頂まで白い富士が見えた。その後、山頂周辺は雲に覆われ展望は無くなる。

 

リンドウ

12時前に1252mの「大山」に到着。お腹もすいたのでここで昼食にする。

秋の山野草の花の代表格の「リンドウ」。山頂直下の草藪の中に数輪がきれいに咲いていて感動。

 

ススキの奥に大山三峰山(下山路の途中の広場)

数年前、支部山行が行われた岩稜の尾根道が見える。「三峰山は鎖場・やせ尾根・岩登り・経験者向き、無理せず引き返す勇気が必要」と書かれた看板がある程。

 

唐沢峠への登山路

崩落・ヤセ尾根が続く尾根道をゆっくりと慎重に歩く。

 

紅葉のカエデ

朝の内は晴れ間もあったが山頂付近からは雲に覆われ暗い状態が続いた。ようやく雲の下まで降りて来た。紅葉が始まったカエデを見て「ほっと」する。

 

広沢寺までの下山の登山道

こちらの道も倒木と落ちた枯れ枝を避けて歩くのがシンドイ。神奈川県に委託されたと思われる作業員3名が先行して登山道の整備を行ってくれた。

仲間の中には「露払いでは無く枝を落として、そのまま行っている」と苦言も出るほど、登山道は荒れていた。

長い林道(車道)歩きも仲間とたわいも無い話しをしながら、広沢寺のバス亭まで歩く。

1時間に1本の時間にも間に合った。大山山頂は平日でもそこそこの登山者がいたが、入下山のコースは静かに歩けた。

第2499回 大嵐山(583m) (2018.9.23)

支部長から大嵐山(583m)の山行記事を頂きました。有難うございます。


コースタイム
高尾駅9:42→夕焼け小焼け10:10/10:25→ 川野井10:45→ 屈曲点12:30/13:00→堂所山13:20→関場峠14:00/14:10→黒ドッケ15:25→夕焼け小焼け16:35/17:32→高尾駅18:08

このコースは松浦隆康著「バリエーションハイキング」にある便楼沢左尾根を登りに取り、下りは黒ドッケから夕焼け小焼けに下りるコース。

キバナアキギリ 

 

便楼沢左尾根を登る

便楼沢左尾根を登る神社裏からの登りの登山路はかなりの急坂が長く続く。

 

クサウラベニタケ

今回の山行は雨続きの直後だったので、「きのこ」ワンダーランドの世界を堪能する山歩きになった。登山後「きのこ」図鑑4冊と写真をにらめっこして調べたが、はっきり特定出来たのはホコリタケのみ。後は推測になった。いかに「きのこ」は類似の数があると知った。

 

キイボカサタケ 

可憐な「きのこ」で傘のてっぺんにエンピツの芯の様な突起がある。

 

ハナホウキタケ 

サンゴを思わせる形で花の様に美しいことが由来で付いた名前。色も黄色・白・ピンク。

 

カラカサタケ 

林の間に成長が異なる姿で見られた。幼稚園児・小学生(この写真が小学生のモデル)・中高生。

 

ホコリタケ 

メンバーの一人が指で「チョン」とたたくと小さな穴からホコリ(胞子)が出て来た。

 

ヒメホコリタケ 

まさに卵と見まがう姿に驚く。
「きのこ」の色とりどりの形と色と場所に変化があり楽しめた北高尾山域でした。

 

ツリフネソウ 

この9月の時期に見られる定番の花。

「やまぼうし」の実

6月に白色の花が咲き、9月に実になる。皆、この実をほおばって淡い甘みを楽しんだ。

 

ほとんど展望の少ない登山路でしたが、コウヤボウキ・オケラ・ツルリンドウ・アザミ・シモバシラ・萩・ツリバナ等の花々も見られた。
時々開けた登山道からは隣の尾根の要倉山・本宮山に続く尾根の展望もあった。

平成30年度支部会費&来期の山岳保険証について(お願い)

・平成30年度支部会費納付のお願い ・・・・・会計係

平成30年度(平成 30 年 4 月 1 日~平成 31 年 3 月 31 日)の支部会費の金額と納付先は以 下の通り。納付はすべて下記の口座への振り込みでお願いします。

金 額 1人 3,300 円/年額
期 間 :平成 30 年 3 月末まで
(詳細は「会員専用」のページをご覧ください)

注)新ハイキングクラブの組織改編により横浜支部の支部会則が変更になりました。新ハイキングクラブ本部の団体会費・本部会員交付金などの金額・時期が決まっていません。そのため、3,300 円/1人の本年度の会費に不足分、余剰金が発生することがあります。その際は、来年度の会費で清算いたします。また、退会される方には、退会時に清算させていただきます。

・山岳保険証送付のお願い ・・・・・  保険係

来期の山岳保険の更新をお願いします。そして<平成30年度山岳遭難・捜索保険加入証>のコピーを保険係に提出をお願いいたします。加入者証そのものは本人が所持してください。
コピーを提出される際には以下の事をご確認ください。
①保険証の補償期間は平成31年4月1日であることをご確認ください。
②個人保険の会社の項目で、「山岳V」の保険は、個人賠償の保障がない保険です。
個人賠償がついていることを再度ご確認ください。